歯医者で名曲！？

先日の事…

朝に帰宅して食事をとり、歯をみがいていると…左上の奥歯（親知らず）に痛みが…
口をゆすぐとさらに痛みが…こりゃあ間違いなく虫歯でしょ。
営業開始直後の歯科医に電話をかけ、当日夕方の予約を取りました。
それまで一眠り…

さて、歯科医に行くと…この日は日曜日…子供連れの家族でいっぱい…
ようやくみてもらえるようになったのは、予約を入れた時間から1時間半ほどたってからでした…
ま、しょうがないよね。

早速件の歯をみてもらうと、一見してすぐに「うん、まずはレントゲン撮って状況をみましょう」
…で、レントゲン室へ…そう、ここで名曲登場…
指定の場所に顎を乗せ、私の頭は動かさなくてもそのまわりを機械がぐるっと回ることで、
口まわりのレントゲン写真を撮ることができるようです。
名曲は機械作動時に電子音で流れて来ました（いわゆるピコピコ音）。
ベートーベンの「エリーゼのために」。
和音は再現できないらしく、当然のごとく無伴奏。電話の保留音みたいでした。
でもこの曲と機械のデザインと安っぽいピコピコ音との釣り合いが全く撮れておらず、
私の頭からは「？」がたくさん出ていたことでしょう。
これだったらセルフ証明写真の機械の様に「そのまま動かないでください」とか「はい、撮ります」とか、
音声案内の方がマシだな…と思いました。

…タイトルに関してはもう話題としてクリアしてしまったのですが…以降の成り行きを…
レントゲンの画像見てから、再度件の歯を見ると歯科医は即答。
「これはだいぶ虫歯が進んでいますので、抜歯しましょう」。
あれよあれよと麻酔をかけられ、ギコギコと抜歯。案外あっさり抜き取られてしまいました。
麻酔のおかげで痛みはほとんどなし。出血もすぐに止まってくれました。
舌先で抜歯された所をチョイチョイ触ってみると…当たり前ですがしっかり穴が開いています。
抜き取った歯をしげしげと眺めていると、「持ってかえっていいですよ、今小袋に入れてあげるから」。
抜歯後の状況を確認するため次回来院の予約を取り、会計を済ませました。
紙と透明フィルムでできた小袋に入れてもらった歯をよく見てみると…
なるほど、上半分が崩れていて黒くなっていました。しかしこうなるまでほとんど痛みがなかった。
「親知らずを抜くのは大変で、痛い」っていうイメージは払拭されました。
担当してくれた歯科医の腕が良かったのかもしれません。
お世話になりました。有難うございました。今まで身勝手に使って虫歯にしちゃった歯にも感謝。ってか合掌！？