日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

最近買ったCDのこと。

2013年09月01日 | 本や音楽や映画のこと
ここの所しばらく買ってなかった音楽CD…。

アマ○ンの「ウィッシュリスト」にしばらく入れっぱなしだった品を購入しました。

○メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 SACD。
オーマンディー指揮、フィラデルフィア管弦楽団。
ヴァイオリンはアイザック・スターン。1958年の録音を SACD で。
SACDですが、さすがに音源の古さは隠せません。(当たり前か)
同じリマスタリングでもCDとはまた違うのでしょう。
しかしCD版を持っていないので、比較することはできません。
演奏は…アイザック爺さんの表現が若いなぁ…走る走る!
(特にチャイコフスキー)
どこかウキウキ感さえ感じさせます。しかし…
う~ん、同じチャイコフスキーでも私個人の好みとしては、
落ち着いたテンポで聴き慣れた、
マゼール指揮ベルリン・フィル&ギドン・クレーメルの方が好みでした…。

○チャイコフスキーの後期交響曲3曲 Hibrid SACD
カラヤン指揮、ベルリン・フィル。
EMIが所有する複数のオリジナル音源から DSD 化。リマスタリングして Hibrid SACD に。

後期交響曲4,5,6番の内、私がCDで持っている EMI 版は6番「悲愴」のみです。
SACDとCDを聴き比べてみました。
一番の違いは、分離の良さでした。
当然ながらリマスタリング版(SACD)の方がよく分離しています。
当時のEMI録音の傾向なのか、コントラバスが多めの残響を伴って
「ゴォウゥン」と響いてくるのですが、SACDの方がすっきりしています。
金管楽器の音が割れぎみだったのですが、これも少し抑えられています。
リマスタリングは「成功」と言っていいのではないでしょうか?
演奏は…私にとって初めての「悲愴」はこの「CD」でした。
一楽章で既に目の幅で涙流しつつ聴いた記憶があります。
そりゃあ音質はSACDの勝ちだけど、大元の演奏は同じですから。
…で…結局…今回も…目の幅で涙流して聴きました
カラヤンのチャイコ6番はこれに限ると私は思います

4番、5番は、マスターテープの状態が悪かったのか、
金管楽器の音の割れ具合が少し強いように聞こえました。
特に4番は、1985年にグラモフォンへ録音した、
華やかな音色のウィーン・フィルとの録音の方が個人的に好みでした。
5番は1975年にグラモフォンへの録音で同じくベルリン・フィルとの比較でしたが、
…う~ん、これは甲乙つけがたし…。

私にとっては「悲愴」だけでも買った価値ありでした

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