南部鉄器のつもりが…

叔父のパソコンをいぢった後…

以前のドライブで立ち寄った江刺市の南部鉄器の展示＆即売所へ行こうと思っていました。
行く時だけ高速道路を使えば閉店まで間に合う時間です。
お目当てはスマホで撮影したとある急須…。
記憶では確か、お値打ち品と思えていたのです。

大和ICに向かって走っていたのですが、
燃料が少なくなっているのに気づいて、富谷のGSに寄りました。
給油して、念の為もう一度その撮影した画像を確認してみると…
なんと！それは私の思い違いで、お値打ち価格だと思っていた値札は、
その急須の下にある小型の鍋敷きの値段だったのです。
…で、急須の値段はってぇと…うん、私には十分に高価だ。
がっかりしたような安心したような…。

江刺行きは断念したのですが…折角出かけてきたので、目的地を変更しました。
思い出したのは、加美町宮崎にある「切込記念館」。
10年程前に、1度だけここの陶芸教室に行って、湯のみを１つ作りました。
その器は壊してしまったのですが…それ以来です。

もう少し季節が過ぎると雪に変わるな～と思わせる小雨降る中、
例によってのんびりペースで走行。到着は午後4時少し前でした。
「切込記念館」は4時30分で閉館との事だったので、
すこし慌ただしく見て歩きました。
施設の方にお伺いすると、震災の影響は殆どなく、
木造の建物も、展示物もほぼ以前のままだそうです。
また機会を作って見に来ようと思いました。

売店で茶海か皿を物色し、よければ１つ買おうと思っていたのですが、
土日祝日のみの営業とのこと。（その日は水曜日）しかし…
折角来てくれたのだから…と、見せていただくことになりました。
つらつらと物色していると…1枚の角皿が目に止まりました。
南部鉄器の鍋敷きよりは高いけど、急須よりは安い…。
その皿を手にしたまま更に他を物色したのですが、
どうやらコレが一番私の感性に触れる品だったので、
ちょっと奮発して購入しました。「三浦早苗さん」という方の作品でした。

わざわざ売店を開けてくれた施設の方に礼を行ってその場を後にしました。
～つづく～