空美風~私らしい言葉で~

二胡と歌の親子ユニット空美風のボーカル担当ひとみが綴るブログです。

男の勲章

2011-01-27 21:44:58 | ポエム

いいか 男には

貫くものがなきゃいかん

ひるんだら負けだ

とことん 突き進め

俺の額には

刻まれた深いしわ

苦労を知る者が

つかむ勲章

人生は波乱万丈

何もなきゃ つまらんものさ・・

酌み交わす酒の

勢いで語る親父の生き様が

深く俺のしわになる


いいか 女には

一切のかじ取りを任せ

男の出番は

肝心な時のみ

四人の子供と

俺を育てた人

今でも惚れてる 母さんに

三歩下がって俺を立て

一歩前出て たづなを引く

しわがれた声で 

酔い潰れた親父の

傍に寄り添う 小さなお袋


これからは順風満帆

そうあれと 祈るよ

寝息を立てて眠る

親父の額のしわが

少しだけ緩んで見えた






男性の額に刻まれた深いしわ

それは、生き様を表わす男の勲章・・


風香・・



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風香さんへ (独人)
2011-01-27 23:44:35
良いですねぇ
こんな昭和な男の人、大好きです。
男らしいようで意外と奥さんの手のひらで
転がされていたりして…
決して重箱の隅はつつかない、器の大きい人
…素敵です。
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独人さんへ・・☆ (風香・・)
2011-01-28 00:48:47
こんばんは

何で、急にこんな詩が浮かんできたのか・・
自分でも不思議でなりません

こんなお父さん、本当に素敵ですよね
今の若い方達の生き方も素敵ですが、
昭和の香りがする男性の色気は、強さの中に、弱さを持ったところだと感じています。
だから、自然とたづなを引きたくなるんですよね・・
でも、一歩外に出たら、男らしい強さを持つ昭和の男性。
私も大好きです

「決して重箱の隅はつつかない、器の大きい人」
独人さんの、この表現が素敵です

いつも、ありがとうございます


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異色な詩 (kan)
2011-01-28 22:20:02
風香さん こんばんわ
今回は異色な詩だね、昔のCMで「男は黙ってサッポロビール」てのがありました。
男は度胸、女は愛嬌といいますが、本性が反対だから云うのですよ、現代はその本性がむき出
しになってしまいました。
女性の方が度胸あるもんな~(笑)
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kanさんへ・・☆ (風香・・)
2011-01-28 23:34:46
こんばんは

以前から、男性の気持ちになって詩を綴ることも多いんですが、
今回は、自分でも異色かな・・って思います

最近、言葉を綴る楽しみが、もっともっと増しきて来たように思います。
自分よがりの世界ですが、
いろんな自分を、詩の中で見つけることが楽しくて

愛橋の裏に強さを秘めているのは、西日本の女性の特徴なのでしょうか・・
私の周りには、そんな方が多いです

女は愛橋・・
この歳になっても、いつまでも、可愛い女でいたいです
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Unknown (春水)
2011-01-29 10:56:50
タイトル読んだとき、嶋 大輔さんの歌かと思いました^^;

でも、詩の内容は、河島 英五さんっぽい感じの不器用な親父像を感じました♪

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春水さんへ・・☆ (風香・・)
2011-01-29 16:55:30
こんにちは

嶋大輔さんの男の勲章

きっと、それを覚えていたのかな・・

でも、内容は、河島英吾さんなのですね

うふっ

何だか、ワクワクしてきました

これから、Youtubeで観てきます



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九州男児 (夕美)
2011-02-06 10:08:08
風香さんのお父様が、主人公のモデルとなられ

ているのでしょうか・・・。

九州男児の強さを秘めた言葉には、惚れ惚れし

てしまいます

男性に刻まれた皺・・・

私個人的には、男性の背中に魅かれてしまい

ます。

女性にはない、男性の浪漫を感じていました
返信する
夕美さんへ・・☆ (風香・・)
2011-02-06 11:08:06
はい 実は、父がモデルです
実は、その影響で、私の好きになる人は、頑固な人が多いのです
姿、形にとらわれない私の感性に、友達は驚きを隠しません
なにしろ、理想は、寅さんですから

以前、占いか何かで、男性の額に、横に長く刻まれたしわは大成するしわ・・と書かれてあったので、
それを基に、綴って行きました

私は、男性の首筋に色気を感じます
あっ! 何てことを・・
いやん・・

夕美さん
ありがとうございました
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