1+2=パラダイス
作者:上村純子
今回のマラソンのラストはこれ。
ボスが序盤にレジェンド作家をもってきたので、こちらも対抗しました。
昔は児童誌や少年誌でもエロに関する縛りが今よりもかなりゆるかった時代。
少年期のお子様が親の目を盗むことなく堂々と買うことの出来た雑誌です。
直接的な性行為描写はないものの、裸、下着の「チラ」を通り越して「モロ」にまできている漫画が少年誌にはひとつのジャンルとして確立されていました。今の規制で行くと確実にアウトがとれます。
その中でも一際存在感があり、後世に語り継がれているのが月刊のマガジンとジャンプです。
ジャンプには「やるっきゃ騎士」「瞳ダイアリー」などがあり、
マガジンには「Oh! 透明人間」「いけない!ルナ先生」「ハートキャッチいずみちゃん」などがありましたね。
この手の話をすると年代の差がよくでるのですが、とくに80年代から90年代の作品がひどい盛んだったように思います。この頃には川原正敏もエロ漫画をかいてたんですよ。しかもデビュー作で。
そんな時代背景はさておき、こいつです。
ルナ先生が有害図書指定をうけて打ち切りという目にあった作者、上村純子が次に世に送り出した作品がこれです。
医者の息子である主人公は昔幼馴染の双子にえらいなめにあったことが原因で女性恐怖症だった。
しかしその例の双子が戻ってきた挙句、主人公の家に看護婦見習いとして居候することになる。片方は玉の輿にのるため、片方は幸せな家庭をもつために主人公にせまり(性的な意味で)エロい生活が展開されていくってなもんです。
はい。ルナ先生と方向性はまったく変わっておりません。
この双子も裸になるという共通点こそありますが、おとなしめで裸になることに抵抗のある(でも裸になる)姉と積極的ですぐ裸になる妹という正反対のキャラクター付けがされてますが、これは今の双子キャラの性格のテンプレートでしょう。
エロスは2倍となるものの、ルナ先生に比べて作品にこれといった特徴的部分がないのがおしいところです。
なんだかんだいってルナ先生の「わたるくんが死んじゃうチャート」は必要ということです。
そしてこの作品も有害図書指定を受けてしまい、エロ部分をだんだんと抑えながら終了していきました。打ち切りでないのが救いです。ただし、当時の単行本は4巻で終了し最終巻が出るのはその後になるのでした。
その後、この作品とルナ先生は成年指定マークがついて別の出版社から発売されて、その際に最終巻として5巻も発売されました。今は絶版のようです。
あの時八女の漫画倉庫で見つけた際に買っていればよかったなと思ったり思わなかったり。
最後にこのスレを紹介して締めとします。
これにてエロ本晒し並走終了。
作者:上村純子
今回のマラソンのラストはこれ。
ボスが序盤にレジェンド作家をもってきたので、こちらも対抗しました。
昔は児童誌や少年誌でもエロに関する縛りが今よりもかなりゆるかった時代。
少年期のお子様が親の目を盗むことなく堂々と買うことの出来た雑誌です。
直接的な性行為描写はないものの、裸、下着の「チラ」を通り越して「モロ」にまできている漫画が少年誌にはひとつのジャンルとして確立されていました。今の規制で行くと確実にアウトがとれます。
その中でも一際存在感があり、後世に語り継がれているのが月刊のマガジンとジャンプです。
ジャンプには「やるっきゃ騎士」「瞳ダイアリー」などがあり、
マガジンには「Oh! 透明人間」「いけない!ルナ先生」「ハートキャッチいずみちゃん」などがありましたね。
この手の話をすると年代の差がよくでるのですが、とくに80年代から90年代の作品が
そんな時代背景はさておき、こいつです。
ルナ先生が有害図書指定をうけて打ち切りという目にあった作者、上村純子が次に世に送り出した作品がこれです。
医者の息子である主人公は昔幼馴染の双子にえらいなめにあったことが原因で女性恐怖症だった。
しかしその例の双子が戻ってきた挙句、主人公の家に看護婦見習いとして居候することになる。片方は玉の輿にのるため、片方は幸せな家庭をもつために主人公にせまり(性的な意味で)エロい生活が展開されていくってなもんです。
はい。ルナ先生と方向性はまったく変わっておりません。
この双子も裸になるという共通点こそありますが、おとなしめで裸になることに抵抗のある(でも裸になる)姉と積極的ですぐ裸になる妹という正反対のキャラクター付けがされてますが、これは今の双子キャラの性格のテンプレートでしょう。
エロスは2倍となるものの、ルナ先生に比べて作品にこれといった特徴的部分がないのがおしいところです。
なんだかんだいってルナ先生の「わたるくんが死んじゃうチャート」は必要ということです。
そしてこの作品も有害図書指定を受けてしまい、エロ部分をだんだんと抑えながら終了していきました。打ち切りでないのが救いです。ただし、当時の単行本は4巻で終了し最終巻が出るのはその後になるのでした。
その後、この作品とルナ先生は成年指定マークがついて別の出版社から発売されて、その際に最終巻として5巻も発売されました。今は絶版のようです。
あの時八女の漫画倉庫で見つけた際に買っていればよかったなと思ったり思わなかったり。
最後にこのスレを紹介して締めとします。
これにてエロ本晒し並走終了。