かーなーり遅ればせながらですが、印象のみ短めに参ります。
毎回辛めですが、今回も辛い感想になってしまいました、すみません。
良かったところ。
ジャンの頑張る姿は、純粋に本当によく頑張ったと思うし、自分が愛された存在なのだとわかって気持ちが晴れる姿はすばらしかったです。
私はいつもサメとジャンに泣かされてます。
メレに襲われてもネコを投げ出さなかったジャンは、えらかったと思います。
ですが…他がねえ、いただけない…。
ジャンの話す言葉は…私には大半が日本語として響いてきません。
こういう所では、ぜひとも日本語でしゃべって欲しい…と切実に思いました。
というよりは、あのエセ幼児言葉が、ジャンの人間としての成長を否定してませんか???
成長とともに言葉も普通にしゃべるようになって良かったと思いますが…。
ゲキレンジャーの他のメンバーたちは…今回本当に描かれ方がひどいんでは…?
特にランちゃん、根性じゃなくて考えようよ、曲がりなりにもキャプテンなんだし…。
ゴウのなぜかジャンを信じる発言…どう考えても「ゴウがジャンをよく知っているから」と言うよりは、「ダンの息子だから」信じる気になったように見えてしまう…。
ひょうたんに閉じこめられて、結局ジャンに助けられるまでそのまま…。
もう少し協力し合ったり頑張ってるところがあってもよかったと思うのですが…。
そして、理央がジャンにこだわりすぎることを非難するロン、これは正論です。
でも、理央は「ダンの血を引くから」ジャンが自分の宿命の相手だと思いこんでいるのが…何というかずいぶん子供っぽいわがままに見えてしまいますよ…。
それにいらだつメレの嫉妬と、立ち直ったジャンを見て複雑な表情に、ここのドラマが一番深い…と思いました。
一方、ジャンについては時間をかけた割に、都合良く見つかったロケット一つ、写真一つで納得するというのは…物語の構成としては弱いと思いました。
苦労の末に真実を手に入れるというのは良いけれど、本当にこれだけなの…???
しかも…シャーフーの解説では、ダンが息子に無理矢理宿命を負わせたことを父の「願い」だと言っていましたが、息子が逆恨みのとばっちりを受けるようにし向けるのは、やはり父親失格ではないでしょうか。
母親は写真と名前だけ…。
村全滅の大災害から、ジャンだけが生き残って森へ…ということですが、自力で生きられるってことは年齢的には記憶があっても不思議じゃないし、むしろあってしかるべきですよね。
でも、ジャンには家族についても村についても、そしてたった一人生き残ったはずの大災害についての記憶もないようです。
なのに、自分の名前だけはちゃんと憶えてる…。
漢堂はダンの姓ではないらしいけど、このあたりはどうなんでしょう?
えーと、シャーフーは自分の弟子がこの村で暮らしていたと知っていたようです。
妻子がいることは全く知らなかったようですが…。
それなら、村に住むダンに理央が戦いを挑んだとして…理央がダンの家族を目撃する可能性も大いにありますよね。
ここは、いっそのことダンを倒した理央は、幼いジャンを目撃したけれどダンの息子とは思わなかったことにする方がよかったんじゃないでしょうか。
幼いながらもジャンは父ダンの教えを受けて激獣拳の素養があり、まだ息のあった父ダンは最期にむしろ息子に復讐を禁じた、あるいは父の意志を継いだジャンは父の目指した獣拳の高みを目指して修行するという方が納得いった気がします。
後に出会った二人のうち、理央はジャンにかつて倒したはずのダンの幻を見、ジャンは復讐を越えて獣拳の高みを目指し、理央の獣拳を否定する存在に成長するとかにすれば、もっと正義と悪の対照も見せられたかも…。
ゲキレンジャーには、どうも辛めになってしまいます。
もっとやりようはないのかと、ついつい思ってしまうだけに…。
もう少し頑張って欲しいのですが…。
風水![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
毎回辛めですが、今回も辛い感想になってしまいました、すみません。
良かったところ。
ジャンの頑張る姿は、純粋に本当によく頑張ったと思うし、自分が愛された存在なのだとわかって気持ちが晴れる姿はすばらしかったです。
私はいつもサメとジャンに泣かされてます。
メレに襲われてもネコを投げ出さなかったジャンは、えらかったと思います。
ですが…他がねえ、いただけない…。
ジャンの話す言葉は…私には大半が日本語として響いてきません。
こういう所では、ぜひとも日本語でしゃべって欲しい…と切実に思いました。
というよりは、あのエセ幼児言葉が、ジャンの人間としての成長を否定してませんか???
成長とともに言葉も普通にしゃべるようになって良かったと思いますが…。
ゲキレンジャーの他のメンバーたちは…今回本当に描かれ方がひどいんでは…?
特にランちゃん、根性じゃなくて考えようよ、曲がりなりにもキャプテンなんだし…。
ゴウのなぜかジャンを信じる発言…どう考えても「ゴウがジャンをよく知っているから」と言うよりは、「ダンの息子だから」信じる気になったように見えてしまう…。
ひょうたんに閉じこめられて、結局ジャンに助けられるまでそのまま…。
もう少し協力し合ったり頑張ってるところがあってもよかったと思うのですが…。
そして、理央がジャンにこだわりすぎることを非難するロン、これは正論です。
でも、理央は「ダンの血を引くから」ジャンが自分の宿命の相手だと思いこんでいるのが…何というかずいぶん子供っぽいわがままに見えてしまいますよ…。
それにいらだつメレの嫉妬と、立ち直ったジャンを見て複雑な表情に、ここのドラマが一番深い…と思いました。
一方、ジャンについては時間をかけた割に、都合良く見つかったロケット一つ、写真一つで納得するというのは…物語の構成としては弱いと思いました。
苦労の末に真実を手に入れるというのは良いけれど、本当にこれだけなの…???
しかも…シャーフーの解説では、ダンが息子に無理矢理宿命を負わせたことを父の「願い」だと言っていましたが、息子が逆恨みのとばっちりを受けるようにし向けるのは、やはり父親失格ではないでしょうか。
母親は写真と名前だけ…。
村全滅の大災害から、ジャンだけが生き残って森へ…ということですが、自力で生きられるってことは年齢的には記憶があっても不思議じゃないし、むしろあってしかるべきですよね。
でも、ジャンには家族についても村についても、そしてたった一人生き残ったはずの大災害についての記憶もないようです。
なのに、自分の名前だけはちゃんと憶えてる…。
漢堂はダンの姓ではないらしいけど、このあたりはどうなんでしょう?
えーと、シャーフーは自分の弟子がこの村で暮らしていたと知っていたようです。
妻子がいることは全く知らなかったようですが…。
それなら、村に住むダンに理央が戦いを挑んだとして…理央がダンの家族を目撃する可能性も大いにありますよね。
ここは、いっそのことダンを倒した理央は、幼いジャンを目撃したけれどダンの息子とは思わなかったことにする方がよかったんじゃないでしょうか。
幼いながらもジャンは父ダンの教えを受けて激獣拳の素養があり、まだ息のあった父ダンは最期にむしろ息子に復讐を禁じた、あるいは父の意志を継いだジャンは父の目指した獣拳の高みを目指して修行するという方が納得いった気がします。
後に出会った二人のうち、理央はジャンにかつて倒したはずのダンの幻を見、ジャンは復讐を越えて獣拳の高みを目指し、理央の獣拳を否定する存在に成長するとかにすれば、もっと正義と悪の対照も見せられたかも…。
ゲキレンジャーには、どうも辛めになってしまいます。
もっとやりようはないのかと、ついつい思ってしまうだけに…。
もう少し頑張って欲しいのですが…。
風水
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
ああ、やはり風水さんも、私と同じような所で気になっていましたね。
本当にジャン語はね、困りものですよね。
ロケットを見つけたシーンは、普通に話した方がどれだけ自然で、感動度もアップするのにと思うと、もったいなく思えたシーンでした。
そして、私もゴウがジャンのことを信じたのは、本人よりもダンを重ねているんじゃないかと思って、気に入らなかったです。そして、理央も同じなのですよね。ダンの息子でなかったら、ジャンは宿敵にはならなかったのですよね。それって、おかしな話じゃないですかね。
>都合良く見つかったロケット一つ、写真一つで納得するというのは…物語の構成としては弱いと思いました。
ここが今回の最大の不満でした。なんで、写真一つでジャンが納得できるのかと思いました。それとそうなのです、母の意味がまるでないのですよね。でも、それって当然だと思います。自分のお腹を痛めた子を、わざわざ死の危険があるような道に勧めるようなことは、普通の母はしないですからね。
ここら辺の構成が弱いのは、この部分を強く出せないという現実の裏返しでしょうね。
なので、「宿命」や「宿敵」というものは、ヒーロー番組として成り足せるのは、かなりの無理があると私は思っています。
私も同感ですね。
突然でてきた「ダン」というキャラが、ジャンが記憶になりくらいしか接触していなかったにも関わらず、その血だけで「宿命」と騒がれたり、そのせいで妙に信用されたり、っていうのが不思議です。
ジャンという人間はどうでもいいのかなあ、などと思ってみたり。
そういうものに流されて、戦うハメになる主人公っていうのは、ちょっといやですね。
大体、「宿命」だから戦うの~?と思ってしまいます。
「守りたい」から戦って欲しいのですよね。
まあ、でもロケットのくだりは、そこそこわかりやすくていいんじゃない?とは思いましたけど(笑)。
ゲキレンジャーらしいというか…普通のドラマだったらなんだ、そりゃ!となりそうですが…なんだかあのノリに慣れたのでしょうか(笑)。
ジャンには父の記憶や激獣拳を父から習ったなどの記憶があった方が、すっきりしそうですね。
風水さんの書かれたものの方が、ドラマとしてよくできているような。
ジャンというキャラに何だか深みがなくなってしまったような気がしますよねえ。
鈴木くんはうまいのですがね^^;
風水さんのゲキの感想が今週も読めてよかったです!
お忙しい中、更新ありがとうございます!
やっぱりそうですよね、ジャン語はダメですよね。
りょうさんのところにコメントを…と思いながら、まだできていませんが、拝読しております。
だめ出しポイントが近い!と納得したりして。
ダンが勝手にまだ幼いジャンが自分の後を継いで云々と言ったことそのものに問題があると思うだけに…宿命関係はまとめてポイントが下がりますよね。
宿命という設定そのものの無理が見えるあたりが辛いところです。
もう少し何とかならなかったかなあ…。
そして…お母さんが出てこない理由はなるほどです。
確かに、ダンの発言に最初にだめ出しするのは間違いなくお母さんでしょうしねえ。
こちらにもありがとうございます。
なんかねえ、理央もゴウも、ダンを見ているけどジャンは「ダンの子」としてしか見てない気がしますよね。
親子だろうが兄弟だろうが、別の人格で別の人生を歩んでいるのに、あんまりですよね。
>大体、「宿命」だから戦うの~?と思ってしまいます。
>「守りたい」から戦って欲しいのですよね。
そうなんですよ、結局ジャンの戦う理由がイマイチなんですよ。
せっかく役者さんが頑張ってるのに、ここがねえ…。
文句ばかり書くのはどうかとも思ったのですが、ついつい(苦笑)。
そして、なんだかんだいいながら、結局ゲキレンジャーの感想を書き続けてるんですよね。
こんな感想をお待ちいただいて恐縮ですが、嬉しいです。