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~なべて世はこともなし~
日曜朝の英雄時間感想
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電王 第35話印象

2007-09-30 22:15:44 | 特撮雑感:電王
冒頭の良太郎と侑斗(小)のシーン、夕日を浴びながらピアノマンを取りこぼしてしまったことを悔やむ良太郎のもとを訪れた侑斗(小)は、良太郎にこの先も戦っていけるのか、一人でやれるのかと念を押します。
自分が変身できなくなったから、良太郎は一人で戦うしかない…侑斗(小)の言葉に、良太郎はもっと強くなると決意します。

で、なぜそこでいきなり滝に打たれるかな!?
しかも滝に打たれながら寝るのねキンちゃん(苦笑)。
わかっていてもお約束通りの展開に笑っちゃいますね。
もちろん寝ているキンタロスをたたき起こすのはコハナちゃん。
サッカーボールを蹴る姿がかっこいいですね~。
さて、強くなる修行においてそれまでにすでにモモとウラは不合格の烙印を押されてしまっている模様。
いきなり街のちんぴらにケンカを売ってコハナちゃんのハリセンを食らうM良太郎!
今日の出番はこれでおしまい…!?
「必要なのは常に冷静な心」
と指導するウラ、なぜそこで華道なのか?
「そして、釣りは徹底的に楽しむこと」
なぜかたくさんいる生徒の女性たち全員を釣るウラ(笑)。
これに網を打って止めるコハナちゃん、ステキすぎです。
釣り竿に勝つのは底引き網なのか!??
「あんたもう、女の子見るだけで犯罪だわ」とコハナちゃんに認められてるウラ…。
「釣られるのはあんまり好きじゃないんだけど」といいつつ引きずられるU良太郎、冷静です。
デンライナーの中で首から「ケンカしません」と「ナンパしません」の札をさげて正座させられているモモとウラが可愛い~。
さて、キンがいきなりやってきたのは…かつて本条さんに憑いたキンタロスが道場破りをしたという空手道場。
コハナちゃんがものすごく心配するのも無理はありません。
キンちゃん、どう見てもケンカ売ってるよ…と思ったら、案の定でした(苦笑)。
いきなり道場主に投げ飛ばされて気絶する良太郎…。
怒って立ち上がったモモ&ウラ、足がしびれて動けません!
いや、お約束通りだけど良いですね~。
そして、こんな場合にも自分のしびれてるのもそっちのけでモモをつつきに行くウラがおかしい~。
リュウタとナオミさんはあやとり中。
倒そうと思えば倒せるんだから別に強くなる必要ないというリュウタ、確かにまあ…。
リュウちゃんとは違うの!とリュウタをたしなめるナオミさんがいいかも。
ナオミさんはある意味誰に対しても平等ですよね。

そのころ、ゼロライナーでは食事中の侑斗(小)が新しい路線についてデネブと話しています。
新しい路線についてはデネブにはさっぱりわからないようです。
が、つくねに椎茸が入っていることに怒る侑斗(小)。
椎茸が苦手なのか侑斗(小)、なんか可愛いかも。
もちろんここはデネブにアタックですが、かわされて気絶してしまいます。
その後、ほっかむりしていそいそハタキがけするデネブ、そして枕を取られて怒る侑斗(小)が可愛いぞ。

道場からなんとか逃げ出したK良太郎、コハナちゃんを背負って走る姿がキュートです。
そして、キンタロスは良太郎になぜ強くなりたいのかと問いかけます。
何度も言ってるでしょう、強くなりたいんだって、と言いつのるコハナちゃん。
しかし、キンタロスは良太郎は十分に強いと力強く太鼓判を押します。
消えかけたキンタロスを自分のところに入れてくれた、普通なら恐くてそんなことは出来ない。
そして強くなければモモの字たちもついてこないと。
水に映る影が良太郎で、実体はK良太郎という演出は、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムを彷彿とさせますね~。
まだ足がしびれているモモ&ウラをつつくナオミちゃんとリュウタがステキ。

そのころ、ゼロライナーには桜井さん(大)が乗り込んできています。
驚くデネブ、そして侑斗(小)。
デネブの呼びかけは大=桜井、小=侑斗なんですね。
桜井さん(大)は侑斗(小)の前に新たなカードを…。
またゼロノスに変身しろというのか…!と愕然とするデネブ…。

自分のことを強いといってくれたキンタロスに、礼を言いつつもやはり自分は強くならなければという良太郎。
時の運行を守ることは人助けとは違うと侑斗(小)にいわれたことも、今ならわかる…と。
侑斗(小)は自分に関する記憶を消費しながら戦っている…だからこそ、もっと強くなりたいというのが良太郎の思いなのです。
そこにモモからイマジンが現れたと声がかかります。
さっきまでいた空手道場だ、何で気付かなかったんだバカ熊!と悪態をつくモモ!
やっぱりイマジンセンサーがもっとも優秀なのはモモですね。
急ぎ道場に向かったK良太郎、そこではイマジンがすでに契約者の過去へと跳んでいます。
跳んだ過去は岡本道場に敗れた日…しかも、のど自慢大会で!??
「またずいぶん軽い理由で跳んだな」
拍子抜けしたようなK良太郎の声は視聴者の声でもありますね。
過去では本当にのど自慢大会か!
で、どうして空手道場がのど自慢大会で優勝???
いや、楽しいけど(苦笑)。
そこに現れるイマジン、「逃げた方が良いよ」って警告付きですか!
もちろんすぐにデンライナーがやってきます。
「待ってたよ、ゼロノスの片割れとか来ないうちに」
といって、K電王の前に現れたイマジンは3体!?
イマジンは初めから電王が目的だったのです!

侑斗(小)が戦うしかないことを承知しても、デネブは承知できません。
目の前で自分のことが忘れられていくのを何度も見てきた侑斗(小)の気持ちを思うと、デネブはこれ以上侑斗(小)を戦わせたくないのです。
どんどんひとりぼっちになる侑斗(小)を見ていられないというデネブ。
デネブは契約は必ず自分が果たすからかえってくれと桜井(大)をゼロライナーから押し出しますが…。

侑斗(小)は、自分は何のために戦うのかと自問つつ街をさまよいます。
その侑斗(小)が行き着いたのは、ミルクディッパーでした。
扉を開けると愛理さんがカウンターで眠っています。
鍵もかかってないのに愛理さん、無防備すぎです!!
そっと近づいた侑斗(小)が目にしたのは愛理さんが広げたノート…そこには、侑斗(小)のためのオリジナルブレンドのアイデアが…。

過去で戦うK電王ですが、どうも調子が良くありません。
心配する良太郎に、いつもより動きづらいと言うキンタロス。
何があったのかはわかりませんが、そうでなくても3体相手に苦戦中です。
そこにゼロライナーが駆けつけます。
ゼロライナーから降り立った侑斗(小)の前に現れたのは、桜井さん(大)…!
「駄目だ侑斗、もう
驚くデネブ、しかし、侑斗(小)はデネブにイマジンをほっとけば未来は消える、イマジンと戦うしかないと言ったのはおまえだったと告げます。
「それがおまえと、未来のオレとの契約だ」
そう言いはなった侑斗(小)は桜井さん(大)からカードを奪うように受け取ると、デネブの制止を振り切って変身します。
それを見届けた桜井さん(大)の姿はかき消すように消えてしまいます。
アルタイルフォームに変身し、いつもの決めぜりふですが、それでもやっぱりこのセリフが切ない。
結局不調のK電王にかわってイマジン…モグラなんですねこのイマジン…を倒すことに成功します。
カードが1枚消えるたびに桜井さん(大)の記憶が消える…。
侑斗(小)に駆け寄った良太郎が尋ねても、侑斗(小)は答えません。
侑斗(小)が戦う理由、それは、きっと桜井さん(大)と同じ…。

来週の電王では、さらに謎解きが…。
やはり全てを決めたのは桜井さん(大)なんですね。
そして、モモたちの未来と良太郎たちの未来が違うってことは…やはりイマジンとは別の未来を手に入れるために過去を壊しに来た未来人と言うことでしょうか???
いや、そんな予想話を同僚氏としてはいたのですが、やっぱりそうだったのか…。
でも、それが本当だったら最終回はどんな切ない話に…考えたくない現実にちょっとくらくらしました。

今週気になったこと…桜井さん(大)って、帽子の下にさらにキャップをかぶってませんか?
しかもツバが赤かった気がするのですが…気のせい?
モモの出番が少なかったのは残念でしたが、侑斗(小)&桜井さん(大)の謎が解けてきてドキドキしました。
龍騎では神崎兄は妹の存在を守るために他人を犠牲にしようとしたけれど、桜井さん(大)はたぶん愛理さんのために時の運行を守ろうと自分を削るようなことをしているんですね。
桜井さん(大)は、過去の自分である侑斗(小)が愛理さんのためには自分を犠牲にすることをいとわないとわかっているからこそ、デネブと契約したんですね。
侑斗(小)が未来の自分を「あいつ」呼ばわりした理由も頷けます。
侑斗(小)には、悔しくてもやはりこの選択肢しか選び取れないことが…切ない。
愛理さんと侑斗(小)&桜井さん(大)が幸せになれるように、それだけを願ってます。

風水


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16 コメント

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Unknown (koma)
2007-09-30 23:28:47
こんばんは、風水さん。

今回は冒頭の良太郎と侑斗とシーンといい、切ないシーンがいっぱいでしたね。
そして、私も「モモたちの未来と良太郎たちの未来が違う」と言うことで、切なくなるであろうラストが怖くなってきました。
でも、やっぱりミルクディッパーって素晴しいなあと。
侑斗がなんとしても守りたいのがわかりますね。

ところで、風水さんは全然ふれてないように、ちょっと契約者の扱いがヒドイかと...^^;
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契約者さん印象薄かったです (風水)
2007-10-01 00:03:23
komaさま

コメントありがとうございます!
今回は楽しかったけど切なかったです。
そして、色々心配なことが出てきました。
最終回をどうやって迎えたらいいのか、それを考えるだけで頭を抱えそうです。

えーと契約者さん、実は私ほとんど印象がないというか…なんでのど自慢なの!?というのが最大の印象です(苦笑)。
komaさんのところで初めて知ったのですが、ティガに出ておられた方なんですね。
すみません、見てなくて知りませんでした。
今回は前2話と違って契約者は完全に利用されただけで終わっちゃいましたね。
でも、どうしてのど自慢もリベンジも道着だったんでしょうか?
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道場主はね! (sorcerer)
2007-10-01 01:30:56
風水さんこんばんは!

電王はいつも面白いよねぇ!
ホントにー

今日の道場主さんは、キンタロスのスタントさんの
岡元次郎さんでした!
また、キンタロスvsキンタロスの対決が見られたワケですー

侑斗の物語が悲しいです。
どうか、ラストは幸せになって欲しいのですが。
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風水さん、こっちもこんにちは (honey)
2007-10-01 09:05:33
電王は最初から最後までおもしろかったです。
シリアスな話メインなのにモモとウラで
サービスもあって、出番の少なかったキンが
たまにでていいところをみせてくれたり。

桜井さんにとって一番大事なものは愛理さんだろうから
たとえ自分の記憶が消えても守りたいのでしょうね。
それをわかってるから侑斗も戦うと、、、
でも電王なんだからハッピーエンド希望!!
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キンちゃんだから (りょう)
2007-10-01 18:07:47
風水さん、こんにちは。

そうですねぇ。切なかったですよね、今回のお話は。
でも、こういうお話は「泣けるでぇ!」のキンタロスにしか絡ませられないと思います。

だって、他の3タロスじゃあねぇ、切ない話もどっかに飛んじゃいそうですからね。

私は久しぶりにK良太郎の着物姿と、U良太郎の着物姿に大満足しておりました(笑)。
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切なさと笑いがミックス (真紀)
2007-10-01 18:52:48
風水さん、こんばんは。

今週は切なさと笑いが上手くミックスしたお話でした。
デネブは桜井さんと契約してたんですね。
ゼロナイナーに現れた桜井さんを追い返すデネブの叫びに悲痛さを感じます。侑斗が桜井さんからカードを奪い取って変身する所は切なすぎました。

しかし所々に笑いもちりばめられていて楽しめました。
U良太郎はもう存在自体が犯罪の匂いがします(笑)
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風水さん こんばんは。 (あんじー)
2007-10-01 21:38:26
honeyさんのコメントに同意 !!(笑)
いきなりすみません。あまりに見事にまとめられていて素晴らしすぎだったもので!

ハナさんという抑えがいるとイマジン達がハッチャけられていいですねー。すごく楽しかったです。

侑斗の苦悩を知るにつけ、良太郎への苛立ちも解るような気がしてきました。

桜井さんが懐中時計を見るシーンが何度もありますね。侑斗が変身した時もそうでした。私には、侑斗の変身と同時に桜井さんが消えたように見えてぎょっとしましたが・・・
おそらく時間移動しているので、この未来にも彼は存在するかもしれませんが、記憶を消費し尽くした事で彼の存在が消滅したか、また誰かの記憶により甦ることができるのか・・・私の思い違いでしょうか。
かーなーりーキツイお話でしたが、私、電王は救いのある温かい世界だと思っているので、あまり心配はしていません(笑)
ついてゆきますとも ! 小林女史!! (笑)
失礼いたしました。


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毎回切ないよー (kobokobo)
2007-10-01 23:30:15
風水さん、こんばんは!

>愛理さんと侑斗(小)&桜井さん(大)が幸せになれるように、それだけを願ってます。
切に願いますとも!

侑斗が切なかったですね。
でも、決意もしっかりあって。
桜井さんも侑斗も「守る」ために戦う。いい男ですね。
守りたいのはきっと愛理さんだ。

しいたけ嫌いな侑斗もギャップがあって可愛かったですけどー。(笑)
お決まりなタロウズの良ちゃん修行編は楽しかったです。
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レス遅れました(汗) (風水)
2007-10-02 21:06:50
sorcererさま

コメントありがとうございます!レス遅れましてすみません!
1泊出張が入ってまして、失礼いたしました(汗)。

道場主役、次郎さんでしたね。
良太郎と並んだときの体格差で大きさを実感しました(苦笑)。
しかも道場が岡元道場なのにはびっくりしました。
のど自慢大会優勝に大喜びの姿もすごかったですね~。

電王はいつも本当に楽しいですね。
なのに、侑斗の物語の切なさが何とも…。
ここまでして愛理さんとその世界を守ろうとする姿…ぜひ!何が何でも!!幸せになって欲しいですよね。
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絶対幸せになって欲しいですよね (風水)
2007-10-02 21:30:30
honeyさま

こちらにもコメントありがとうございます!
電王は本当に楽しく見られます。
シリアスとコメディのバランスが絶妙で、キンちゃんが良い味出してくれたのも嬉しかったです。

侑斗の話はやっぱり切ないですね。
桜井さん(大)が守りたいのも、侑斗(小)が守りたいのも、愛理さんと愛理さんがいるこの世界=時間なんですよね。
そのために自らの存在をかけてしまうところが…。
愛理さんの、桜井さん(大)のことは忘れていても、侑斗(小)のためにブレンドを考える姿には、侑斗(小)ならずとも心動かされますよね。
電王的には、絶対ハッピーエンドを用意してくれていると信じています!
侑斗はもちろんですが愛理さんのためにも!
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