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電王事典「れ」

2008-10-24 21:12:32 | 特撮雑感:電王事典
電王祭りパート2・電王事典、お次は「れ」です。
ら行は毎回苦戦続きですが、何とかひねり出してます(苦笑)。
例によって独断と偏見と趣味と記憶で書いておりますので、「間違ってるよ」「忘れてるよ」というときは遠慮なくコメント欄にお書きくださいませ。


れっしゃ【列車】電王世界では時の列車のこと。
電王の名前の由来となった「時の列車」のことで、主にデンライナーとゼロライナーを指す。
ステーションがあるところを見ると、他にも列車がある可能性も考えられるが、電王世界では基本的にこの2つの列車以外は登場していない。
例外的に、劇場版「俺、誕生!」では神の列車ガオウライナー、劇場版「さらば電王」では幽霊列車が登場している。
電王事典「と」「ときのれっしゃ」参照。


レール【rail】時の列車のレール。
デンライナー初登場時、電車の走る数秒前に何もない空間に突如レールが次々と生まれてくるシーンの印象が強烈だった。
しかも、列車が走り去った後には再びレールが消えていくというのも素晴らしい。
電車ライダーと聞いて、想像したのは銀河鉄道のようにレールなしで走る列車であったが、まったく異なる発想に正直うなった。
この驚きが、電王世界の「説明できないけどOK!」という気分をつくり出した気がする。
有無を言わせぬインパクト、そして、理屈抜きの展開を、このレールが表現していたのではないだろうか。
もっとも、時間の砂の中を走行する際は、レールがどこまでもつづいており、時の分岐点は未来の行方が決まるまではレールがねじれてつながらず、未来の行方が決まるとレールが回転しながらねじれを解消して既存のレールに接続するという姿を見せてくれている。
このレールは、「時の運行」を視覚的に表現したものであるとも言える。
電王が守ったのは、この「時の運行」、「時の列車」が走る時間そのものだったのだろう。
そして、未来へのレールが良太郎や侑斗、モモタロスたちの活躍で守られ、新たにつながっていくというイメージは、未来は自分たちの手で切り開くことが出来るということをも示している。
決められた未来ではなく、今を生きる者たちがその手で守り抜いた未来がどこまでもつづいているという姿は、電王の世界観もあいまって、未来を「明るく希望に満ちたイメージ」の中に描き出してくれている。


以上、10月24日記す。

風水

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