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電王事典「ろ」

2008-10-29 23:57:07 | 特撮雑感:電王事典
電王祭りパート2・電王事典、「ろ」に参ります。
とうとう苦戦のら行も最後となりました、残るはわ行のみです。
例によって独断と偏見と趣味と記憶で書いております。
「間違ってるよ!」「忘れてるよ!」という方はぜひコメント欄にお願いいたします。


ロイヤルスマッシュ【Royal smash】電王ウィングフォームの必殺技。
デンガッシャーをハンドアックスとブーメランの2つにわけて両手で使用する優雅な必殺技で、フルチャージ後「我が刃の前にひれ伏せ」というセリフとともに繰り出される。
使用頻度はウィングフォームの登場回数同様少ないが、印象的な技である。
ただし、劇中でこの名前が使われたことは全くない。


ロッドフォーム【Rod form】ウラタロスが憑く電王の第2の形態。
電王ベルトの青のボタンを押すことでフォームチェンジする。
使用武器はデンガッシャー・ロッドモード。
浦島太郎がモチーフであることから、カメをモチーフとするデザインらしいが、電王の全フォームの中で最も仮面ライダーらしさの強いフォームである。
ポイントは大きめのオレンジの瞳と、触覚風の2本角だろう。
浦島太郎モチーフであることから、デンガッシャー・ロッドモードは実際に釣り竿として使用されたこともあるというユニークな武器である。
ロッドモードは基本的には長槍や棒として、時に釣り竿、銃として使われた例もあるなど、かなり用途は広い。
ソードフォームが接近戦を得意とするのに対して、ロッドフォームはやや距離を置いての戦闘を得意とする。
必殺技は、参考文献を見ると「ソリッドアタック」に「デンライダーキック」とあるが、劇中で使用されたことは全くない。
「そろそろ三枚に下ろすか」など、相手を魚に見立てた表現で必殺技を繰り出すことをほのめかし、デンガッシャー・ロッドモードで敵の動きを封じた上でライダーキックというのが、ロッドフォームの必殺技である。
ウラタロス自身は「嘘つき」で「卑怯者」ともっとも正義からはほど遠いのだが、ロッドフォームの戦い方はきわめてスマートで無駄がなく、ある意味もっともライダーらしい必殺技を繰り出すフォームである。
日頃は戦闘にさほど興味を示さないウラタロスだが、稀に自分からフォームチェンジを望むことがある。
そのときは、文字通りロッドフォームの熱い戦いが展開される。
日頃斜に構えて、滅多に本気を見せないからこそ、本気のロッドフォームの姿が心に響くのである。
<参考文献>「DETAIL OF HEROES 01仮面ライダー電王特写写真集IMAGINE」HOBBY JAPAN(2008年)


以上、10月29日記す。

風水

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