黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

明治のむかし話(オオカミと水力発電所)

2021年06月07日 | 思い出

何気なく見ていた ダーウィンがきた

サバンナのオオカミの落ちこぼれ教育

 

 

旭山動物園の シンリンオオカミ

 

ふと 母の昔話を思い出した

 

 明治40年(1907年)生まれの母は北海道で生まれた

物心ついたころは

支笏湖の奥の発電所の社宅に暮らしていたそうである

なにもない山奥で

夜になると 

 

オオカミの遠吠えや キツネの鳴き声が聞こえて来て

とても怖くて淋しかった・・・と

 

 

 

調べてみると北海道にはエゾオオカミがいた

 

アイヌの人たちとは共存していたが

 

明治に入り開拓がはじまると 

家畜(馬)を襲うようになりオオカミの駆除が行われた

毒餌も使われ20世紀になる頃には絶滅したとされている

 

 

幼い母の思い出だが強烈に覚えており 20世紀の初めにも

オオカミはまだ生存していたのだろう

 

人間の浅はかな考え むごさの犠牲になった

 

 

前列真ん中が 母

住んでいた 山奥の発電所も調べてみると

 

驚くことに120年近く経った今も使われていた

 

建設当時の写真も載っている

 

東京新聞 2019年04月17日

<原発のない国へ すぐ傍の未来へ・番外編>明治の水力発電所と生きる街

 

原発のない国 戦争をしない国

 

思い出話から思いは広がっていく


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