松下幸之助<一日一話>
12月10日 限度を超えない
限度を超えない。これはきちんと、理解した方がいいですね。すべてにおいて限度を超えてはいけない!という事ではないのです。
限度を超えた方がいいこともある。
ようは、限度を超えてやってしまった結果に、責任を取れればいいことなのです。
だから、限度を超えてそれが犯罪になってしまう。人を傷つけてしまう。その結果は、責任取れないでしょう。だから、限度を超えてはダメなのよ。でも、この頃の事件を見ていると、その結果を予測する・考える『頭』がないことが致命傷かな・・・。社会全体の教育システムが、ダメなんだろうかね・・・。
「あなたの会社の常識、世間の非常識。」ということありませんか?そういうもに関しては、会社の常識を無視して限度を超えてもいいのでは。ただし、その会社にいるのが辛くなる場合もあるでしょう。
「日本の常識、世界の非常識」というのもありますね。これは、どんどん限度を超えるべきでしょう。
最後に常識とは関係ないところで、『自分のポテンシャルの限度』は越えるトレーニングが重要。アスリートがトレーニングするのを考えてください。限界を向上させるトレーニングをするでしょう。
あなたは、仕事又は勉強において、ポテンシャルをアップさせるトレーニングを積んでいますか?ただ日々の、作業や学習をこなしているだけ?
自分の限度を引き上げる努力。何がしかでお金をもらうプロならば、もしくは目標を持って勉強しているなら、与えられら物をなこなすだけではなく、さらに上を目指して努力すべき。楽なトレーニングをしているアスリートが向上してよい成績を取れますか?
厳しい職場に入職してしまったならば、それを幸と思ってください。あなたのポテンシャルがアップするとても重要な機会です。