パーソナリティ障害の「とりあえず,婚活日記」

三十路女子の,終盤(?)に入った婚活と情緒不安定気味な日々の心情を吐露。
・・・そして,出逢った彼も境界例???

腑に落ちないメール

2009-11-01 17:32:42 | 日記
楓ちゃんからのメールは,やっぱり,にわかには納得がいかなくて
気持ち悪さが残っていた。

どうして,私にメールなんだろう。
何か,仕掛けが,彼女の考えがあるのか?

彼も,それは同じ気持ちだったらしく,
「こういう時は女性の直感が正しいものだよ。
夜梨子さんの意見を聞こうよ」

夜梨子は高校からの大親友。一番の仲良し。
彼女の言うことは,とても的を得ている。冷静じゃなくなっている
状態の私に,何時も,当たり前に常識的なことを諭してくれる。
そのことを知っていて,彼女の言うことは一理あると感服していた彼の要望。

夜梨子にザッと状況を話して仰ぐ。

「端的に言って,何か,策はあるでしょう。
理由の一つ,本当に別れる決意ならば,緑子に宣言は要らない。
期間も一ヶ月も要らない。
そして,『死ぬ死ぬ』と言ってることに関しては
彼の意見なんだけれど(夜梨子は妻子持ちと不倫中だ)
子どもがいる人間は,絶対に死ぬって簡単には言わないよですって」

ああ,やっぱり・・・

楓ちゃんに悪い気持ちを思っていなくて
本気で,心配していた存在なのに
「策はある」なんてメールだったら,嫌だ。

彼にもそのことを伝える。
「そう考えるのが,直感的には正しいきがするよ。
でも,本当に策が練れるまでの人にも思えない」


本当にその内容のままなら,私は何を感じて,こんなに同様しているのか?

一つは・・・
本当に彼女が別れを決意したのならば,また,彼は気持ちが高ぶって
私にも「彼女が去ったのに,緑子だけ残せない,申し訳ないから別れる」と
言い出して,腹が立つに違いない。

二つ目は・・・
反応しないのが一番。
でも,何かのきっかけで,彼女が私にメールをしたことが知れるのは
時間の問題な気がする。
私は,その時まで隠しておきたくない・
知らせていましたい。
でも,一番の善作は彼には秘密にすること・・・
そう,彼女のメールに対して,私が取った第一の反応は
『二人で話しをしない?』だったから。

とにかく,激しく動揺していた私に対して彼は
こう,提案する。

「今夜は緑子にも来て貰おうと思っている。これだけ動揺させられたんだから
フォローしたい。」

でも,楓ちゃんを帰すとは明言しない。
「楓に場合によっては帰ってもらおうと思っているけれど,
そうでなくても,いいから,緑子はおいで」

結局は,策はなかったメールと捉えて
彼女は家にいた。

玄関には
荷物が沢山出されていて,私が怪訝な表情をすると
「彼がお風呂に入っている間に逃げ出そうと思ったのに
間に合わなかった」


延々,2時間半も話していたのに,何を話したか断片的にしか
覚えていない。
覚えておく必要もない内容だったのかもしれない。

楓ちゃんは
「こんな,昼ドラみたいな状態,おかしいよね。もう終わりにしなきゃって思った」

「水曜日,ウキウキと,エビフライを作るんだと緑子さんを待っている彼を感じて
凄く,寂しくなった。部屋で丸まって過ごして,このままじゃいけない。
子どもの為にもいけないって思った」

夜はそんな感じ。
私は疲れてグウグウ眠っていたしね。

翌朝,彼は勤務。
もう少し眠るつもりでいたけれど,一緒に目覚めた楓ちゃんと
つらつらと話しだす。

彼女,私と話す時はメソメソはしない。
ちゃんと,お腹も空いたと言って,パンも食べるし,カフェオレも飲む。

ここで,私と初めて逢った夜のことから話し出す。

緑子さんになら,仕方が無いって思って,まだ,思われているうちに
退こうと思っている

こんなに二人でいろいろ辛い思いをしているのい,既に第三の女性と逢っている
かもしれないってことが,気持悪い

お手伝いの松子さんと,いろいろメールしていたのだけれど
やっぱり,信用できない

でも,弱いから,逢えば揺らいでいる

・・・・・
とにかく,私も今までの,彼への不満やおかしいと感じることを
いろいろと知らせてしまう。
一番,共感してもらえて,驚愕してもらえる相手に聞いてもらい
驚く程,すっきりとした気分になる。

すっかり,居直った彼からは,彼女と私に一斉同報でメールされてきて
笑えた。
二人で,アハハと笑いながら迎える。
彼は一番居心地が悪そうだ。

楓ちゃんとは相談しておいた。
「私達がどんな話しをしたか,凄く気になっているはずですよね。
いろいろ,彼の信じられない話とか聞いちゃったけれど,それは秘密ですよね。
どんな話しをしたってことにしておきますか?」
楓ちゃんが,このあと二日間過ごすことになっている楓ちゃんは
彼から「何を話した?緑子は何を,楓に伝えた?」と聞きだされることを
心配している様子だった。

「彼は,私たち二人が仲良くすることを願っている。
私は,楓ちゃんに,どうやったら共存できるかって説得したと伝えればいい」

そう,合わせてはきたが,どうなっているやら。
昨日の午後までは
「ところで,二人は何を話した?」と気になって探っていたけれど
ずっと音信普通になっている。
今夜も
「日曜,来る?連絡するよ」と言われて出てきたはずだが
全く連絡はない。

いろいろ楓ちゃんに知らせてしまった。
楓ちゃんが,私から聞いた内容を彼に突きつけていたら
彼は,私に対して面白くないはずだしね。

でも,彼の性格上,怒りは直ぐにぶつけないと気が済まないはず。
と,言うことは,反対に,楓ちゃんとの時間に酔っているはずだ。





楓ちゃんからのメールは届いた

2009-11-01 16:32:56 | 日記
正確には,楓ちゃんからメールが届いた。

「エビフライ作って待っている。今から緑子が来るんだ」と
電話で知らせたとたんに
メソメソと楓ちゃんが泣き出したのは水曜日の夜だ。
木曜日,私はやや寝坊して朝出発する。
めちゃくちゃに疲れていた。

夜も,運転中の様子の彼と電話で話し,てっきり,メソメソ楓ちゃんの
フォローに出かけた帰り道なのだと思っていた。

金曜日に大好きなホテルの鉄板焼きを食べる計画をしていた。
でも,メソメソ楓ちゃんのことが私も気がかりで
デエトに水を差される結果が続いていたし
もう,週末はすっかり明け渡していい気分でいた。

彼は「明日は,でも,少しイベントにしようよ。そのまま
緑子はホテルの部屋に泊まっていっていいし」

でも,釈然としないしし,いい加減眠いしで

「もう寝るよ。大丈夫。私のことはいい」と電話を切る。

眠りに就く前にメールする。
『何処で,私たちはおかしくなったのだろうね。
ほんの二週間前までは穏やかに幸せだったよね。一緒にドライブして美味しいものを探して,楽しかった。
それは,あまりに遠い記憶みたいで眩暈がするよ。
でも,これから,きっと良くなる。
いいこといっぱいになる。』

長文のメールが苦手な彼から
割と長いメールが届く。
私は眠ってしまい,明朝になって読む。
『俺らはおかしくなっていない。ただ,俺が問題にぶつかったから,当然お前にも波及して,二人で問題を解決しようとしている。
ある意味,親密になったから,巻き込まれたんじゃないかな』

金曜日は本当に恐ろしく忙しくて,会議の連なりで六時半の待ち合わせに
やっと出向く。

その前に,そう,この夜から週末をずっと過ごす楓ちゃんから
私にメールが入っていたのだ。

内容は
彼との別れを決意して,一ヶ月を楽しく過ごそうと考えている。
ああいう彼のことを解かって,側にいられるのは緑子さんだと思うから
よろしくお願いしたい。
彼と別れる決意ができたら,緑子さんとお話ししようと思っていた。
その時がきたのだと思う。
幸せになって下さい。夕べ,遅くに電話が来て第三の女性に逢っていたら
最悪だ・・・って感じた。

というものだった。

メールをしたことも,彼には内緒にしていて欲しいと。

何時に無く,激しく同様した私は
一番は反応しないことだと解かっていたのに,なんでか,激しく動揺してしまった。

彼には,中途半端に振ってしまうから,いぶかしまれて
結局は,内容は知らせないものの
楓ちゃんからメールがきたことを教えてしまう。

直後に,今夜から彼と過ごすことになっていた楓ちゃんが気になり
彼女にもメールする。

「ごめんね,私は動揺している。彼に,メールが来たことを知らせてしまった。
そのことで怒られたらごめん」

彼女からも
「今,彼と電話で話したけれど,凄く声が怒っていた。
でも,仕方がない。」

ナニカ,フニオチナイヨ

何か,感じるよ

このメール,そのままの内容なのか?
こんなに動揺させられて,私は,何をどう捉えればいいのか?