ここ何日かお天気が悪い。日光が当たらないせいか、ハイビスカスの葉がちらほら黄色くなってきた。枯れてしまっては元も子もない。
今朝、
母 「ト○子さん (私のこと) はどこへ行っちゃったのかしら?」
私 「は?」
母 「ト○子さんはあなたか。ほら、あの・・・、名前が出てこないわ。」
私 「誰のこと? ユウくん? ヒサくん? エミちゃん?」
母 「違うわよ。ほら、う~ん。」
私 「おばあさん?」
母 「うぅん、おばあさんは最近枕元に出てこないのよ。」
私 「(勝手に考えてなさい。)」
そして、14時に最近気に入っている美容院で、髪の毛を染めてもらった。
昔は染めるお金がもったいないからとなかなか行かなかったのに、最近は2ヶ月ごとに染めに行く。
「(美容師さんが) あんなに丁寧にしていたら疲れるでしょうねぇ。」と言いながらうれしそう。私があまり構ってあげないから、ストレス解消にいいでしょう。
今日は子供が給料日で母に食費を渡した。
子供 「渡したからね!」
母 「そんな怒ったようにくれなくてもいいでしょ。」
子供 「もらってないって言われるのいやだから。」
母 「そんなこと言ってないわよ。」
私 「おととい、叔母さんに 『悪くてもらえない。』 と言ってたじゃない。叔母さんが 『自立心を養うためにももらうべきだ。』 と怒っていたでしょ。渡しているのにそう言われても困るから。」
母 「そんなこと言ってないでしょ。」
そして、今年もあと1ヶ月になった。
母は夕べまた尻もちをつき、痛くて起きられないと言う。一人で見るのも何なので、お隣の奥さんに声をかけ、一緒に見てもらった。
床下は気持ちが悪いものだと思いこみ、今まで見る気もしなかったが、モニターで見てみると結構きれいだった。30年前に建てた時に、業者が残していったと思われるジュースの空き缶がころがっていたのにはちょっとがっかりしたが。
これで3カ所に見積もりをしてもらった。まだ金額が出ないが、今日のようにモニターで見せてくれるのは大変良かった。結局、床下にはシロアリの気配はなかったが、蜘蛛などが多少いるので、そろそろ薬の効き目がなくなってきているとのこと。
ついでに母が寝ている和室を見てもらったら、中がシロアリにやられていた。畳だけなのか、床までなのかは、畳をあげてみないとわからないが、また直すところが増えてしまった。
↑ 花盛りの 種から育てた 『コスモス』
今日は赤羽の叔母が遊びに来てくれた。10時頃電話があった。
母 「さっき電話があったんだけど、これからご飯を炊いて、何か作って持って来てくれるらしいわ。だからお昼を食べないで待っていてって。」
13時半ごろ着いた。
私 「食べないで待っていろって言うから、お腹が空いたわぁ。」
叔母 「えぇぇぇー?! お昼に間に合いそうもないから食べててって言ったのに。」
母 「あら、食べないで待っていろって言ってたじゃない。」
叔母 「うそよぉ。食べててって言ったでしょ! ま、どっちでもいいけど。」
あぁ、また母にやられたぁ。食べる食べないという話ならいいけれど、大事な話は直接私に言ってくれないとだめだ。叔母も良くわかっただろう。
叔母 「あらぁ!なにぃ?! サンルームって言うから、一畳ぐらいのビニールの温室かと思ったら、こんなりっぱな物作ったの?」
私 「そうよ、ヒサ (弟) が作ってくれたのよ。このオイルヒーターも土曜日に買ってくれたのよ。」
叔母 「すごいじゃない。高かったでしょ?」
私 「サンルームがオプション入れて43万円。ヒーターが3万円。」
叔母 「へぇ~。」
その安さにまた驚いていた叔母だった。小さなビニールの温室だったら、見に来てとは言わない。
ハイビスカスのつぼみが20個ぐらいあるのだけれど、ちょうど今は2つしか咲いていなかった。残念。
叔母が暗くなる前にと、15時頃帰った。その後、また母とジョイフル本田へ、花やクリスマスの飾りを見に行った。昨日、今日は昼間も寒かった。
この前の土・日に弟が帰って来た。日曜日に、弟の知り合いの大工が出窓工事の見積もりに来ることになったため。
その大工さんが通し柱がシロアリにやられていないか見てくれた。通し柱は大丈夫だとのこと。出窓もそれほど急がなくても大丈夫なようだ。取りあえず一安心。
あさっての木曜日は、ジョイフル本田が見積もりに来る。3社に見積もりしてもらい、どこにするか決めることになる。
日曜日の夜遅く、弟を車で白金まで送っていくことになった。
母 「帰りがあなた一人では危ないから一緒に行くわ。」
私 「何かあった時は一人のほうが逃げやすいと思うけどね。」
母 「じゃまならよすけど・・・。」
私 「別にじゃまじゃないけど。」
久々に弟のアパートも見てみたかったのか、寒いのに一緒に送って行った。
帰りは都内ががらがらだったので、銀座などを通って帰った。いつも後部座席で寝ている母が、珍しく助手席に乗り、「きれいねぇ。」 とご機嫌でしゃべり通しだった。行きには皇居周辺や東京タワー・芝公園・西麻布などを見て、帰りは銀座や日本橋。どこもイルミネーションできれいだった。
今まで毎日寝ていた母なのに、弟が来ると元気になる。散歩も一緒に行き、お風呂もいやがらずに入る。
弟も、最近こまめに帰って来るので、母の様子がわかってきたようだ。「これ以上ボケが進んだらどうすればいいんだぁ。」 とぼやいていた。
明日は赤羽の叔母 (母の妹) が遊びに来てくれるらしい。私が 「『誰もサンルームを見に来てくれない。』 と母が寂しがっている。」 とメールをしたので。
出窓のシロアリの件が片付いたら、毎年行っている 『時の栖 (ときのすみか)』 へイルミネーションを見に行ってみようかな?
駅まで迎えに行き、10分ほどで戻った。
私 「夕飯食べるでしょ?」
母 「もう食べたわよ。」
私 「はっ? 何 (おかず) で食べたの?」
母 「何だったかしら。忘れたわ。」
私 「お刺身を用意しておいたのに、食べてないじゃない?」
母 「あら、お刺身があったの? わからなかったわ。」
(ちゃんと分けて置いてあるのに、わからないってか?)
母 「じゃ、食べるわよ。」
私 「無理に食べなくても、明日の朝にでも食べれば?」
母 「大丈夫かしらね。」
私 「冷蔵庫に入れておけば大丈夫よ。」
子供が言うには、「お刺身がいやだったんじゃないの?」 とのこと。
それならそう言えばいいじゃないのさ。腹立つ~!
最近、母は寝てばかりいる。
今日は11時頃起きて来て、朝兼昼ご飯を食べ、またソファーに横になった。
私 「今起きたばかりなのに、何で寝ているの?」
母 「腰が痛いのよ。」
私 「寝てばかりいるから腰が痛むんでしょ。やっぱりデイに行かないとだめね。体も頭もますますボケちゃうわよ。」
母 「デイは絶対に行かないわ。ボケるボケると言うとほんとにボケるわよ。」
私 「言っても言わなくても、今の状態じゃ早くボケるわよ。」
夕方、無理矢理起こして、30cm四方の人工芝をつなげる作業を手伝わせた。
母 「22時からヨン様をやるって言うから見ようと思うんだけど、どこでやるんだかわからないのよ。」
私 「う~ん、今日の新聞には出てないわね。」
母のメモを見てみたら、『12/3 10時から ヨン様』 と書いてある。
私 「そのメモに日付が書いてあるけど、今日じゃないんじゃないの?」
母 「あら、そう? 12月3日って今日でしょ?」
私 「いつでしょうねぇ。」
昨日、『女性にも簡単 簡易ビニールハウス』 というのを買ってきて、庭の花壇に被せようと思ったが、どこが簡単じゃ!
一人ではなかなか大変で、母に手伝ってもらった。こういうことはなかなか手際が良かった。さすがに今まで庭仕事が好きだっただけある。
今までは午前中から行って、一緒にお昼を食べたのだが、それも大変なので、13時過ぎに行った。
ちょうど午後から体育館の中で、ボランティアの吹奏楽団や大正琴の演奏あった。妹は椅子に座り、ずっと居眠り。体育館の中を薄暗くしてあり、音楽が子守歌になってしまったようだ。
「後で車の中でコーヒーを飲もうね。」 と耳元でささやいたら、「コーヒー?!」とぱっと目を覚ました。
もうそうなると、すぐにでも飲みたくて、椅子から立ち上がる。演奏の途中で体育館から出た。失敗、失敗。「後で・・・」 と言ってもわからないのだった。
駐車場に行く前にトイレに寄った。妹はトイレが済むと、コーヒーで頭がいっぱいなのでさっさと出て行ってしまう。母はなかなか出てこない。
私 「大丈夫?」
母 「大丈夫よ。」
さらに5分待っても出てこない。中でがさごそやっている。
私 「どうしたの? 紙パンツ履き替えてるの?」
母 「うん。」
私 「汚しちゃったの?」
母 「そうじゃないんだけどぉ。」
私 「じゃあ、何で履き替えてるの?」
母 「硬いもんだから・・・。」
私 「は? (便が) 硬くて出ないから履き替えてるの?」
母 「そうじゃなくて紙パンツが硬いのよ。」
私 「??? 同じ紙パンツなんだから、履き替えたって硬いでしょうに。」
結局狭いトイレの中で20分以上かかって履き替えたようだ。
今日は母の従姉妹が妹の面倒を見てくれたから良かったが、一人だったらほんとに大変だ。妹はさっさと出て行ってしまうし、母はなかなか出てこないし・・・。
妹の施設では、毎年、年末年始 (12月28日~1月4日) に帰省させるが、先週、何日帰省させるか確認のためのハガキが届いた。私が出そうと思って置いておいたら、返信用のハガキが切り取られていた。
私 「あれぇ? このハガキはどうしたの?」
母 「あぁ、さっき返事を出して来たわよ。」
私 「何日から何日って書いたの?」
母 「28日から4日までってなってたから、それで出したわよ。」
私 「え~っ!」
母 「あら、いけなかった?」
私 「だっていつも大変だから、2泊3日 (31日~2日) にしてるでしょ。」
母 「そうだったかしら。じゃ後で電話しておくわ。」
私 「いいわよ、私が訂正しておくから。」
最近、散歩もほとんど行かない母なのに、施設から知らせが来たので、一人で出しに行ったらしい。私が寝ている間に。
私一人で母と妹を1週間面倒見たら、ずっと寝不足になってしまい、耐えられない。
今年はサンルームが出来たので、妹が夜中に 「おかあちゃーん、犬が来たぁ!」 と泣き叫んでも、今までよりは防音になって外へは響かないのではないだろうかと期待しているのだが。
出窓の外ではまだシロアリさんがたくさんがんばっていた。
出窓は改修する方向で行かないと危ないようだ。
そして、2階のベランダも直したほうが良いと言われた。
母は庭からサンルームへ上がろうとして、後ろへひっくり返った。もう少しで水道の外枠の金具に後頭部をぶつけるところだった。
上着とズボンが汚れてしまったので、着替えるように言うと、「どうして?」 とのこと。ひっくり返った直後なのに、ほんとに忘れているのだろうか?
ハイビスカスは元気に咲いている。母がけがをしないように祈るのみ。
この1週間は、ハイビスカス4鉢 (本家のハイビスカスは、高さ130cm、幅100cm、分家はその半分ぐらい) とその他6鉢をどう配置するかで悩んだ。やっと昨日片付いた。
配置は片付いたが今度は夜どうやって暖房するか。今まで簡易温室で使っていたパネルヒーターをできれば使いたいのだが、小さくてハイビスカスを温めるには無理そうだ。
でも近所の方に話によると、「ハイビスカスも庭でビニールを被せておけば冬越しできますよ。」 とのこと。それなら無理してヒーターで温めなくても、サンルームに入れておけば大丈夫なのだろうか?
せっかくハイビスカスのためにサンルームを作ってもらったのに、枯らしてしまっては大変だ。
洗濯物も干せるし、夜は星も見えるし (無理かな?) 、母もうれしくて親戚中に言いふらしている。
何でもきれいなうちはいいけれど。
ところでシロアリ。今までやってもらっていた業者が、見積もりを出して来たが、18万円とのこと。さらに保証は付けられないと言う。
床下にはシロアリがいなかったと言うが、10年保証を使わせたくなくて言っているのかも知れない。自分で床下を除いて見るわけにもいかないし。
そこで他の業者にも見積もりをしてもらうことにした。
シロアリさんが居座っていた出窓の部分の修理代も合わせていくらになるのか。宝くじは当たらないし・・・。出るのはため息ばかり。
↑ シロアリにやられた物入れ
サンルームの工事が昨日終わった。結局、3日間ひどい雨にもならず涼しくて良かった。
大工さんがベランダ (濡れ縁) を取り壊したら、木材がシロアリにやられていた。あわててシロアリ業者を呼び見てもらった。前回駆除してから来年で10年。10年間の保証書があるので、うまく行けば無料でシロアリ駆除をやってもらえるかもと思った。でも床下にはシロアリが入った形跡がないので保証外とのこと。がっかり。
「外壁に道が出来ているので、壁を全部壊してみないと被害がわからない。」 と言われた。そんな、もうサンルームの工事もしているのに。それに壁を全部壊したらいくらかかるのか。
出窓の下に20年以上前に作った物入れが、何年か前から崩れていた。雨漏りのせいだと思ったが、応急処置として貼っておいたベニヤをはがしてもらったら、シロアリがうようよしていた。柱の中も空洞になっている。
シロアリがいたことにびっくりし、一年早めて駆除したほうがいいかと思ったが、今まで知らずに平気でいたのだから、来年近所と一緒にやればいいかぁとも思えてきた。
大工さんのお陰でシロアリ発見。良かったのか悪かったのか・・・。でも知らずにいたら、来年床下のみの駆除で終わってしまっただろうから、やっぱり良かったのだ。いい大工さんで、サンルームの工事終了後、上の写真の部分を虫が入らないよう、応急処置してくれた。
幅1間半・奥行き6尺のサンルームは、う~んやっぱりいい。何も置かなければ、だけど。