新型コロナの経済的影響は殆ど受けない身の上だが、それでも給付金は頂けるということで申請させてもらった。誠に有り難いことです。この指定感染症で経済的損失を被られている方々に対しては誠に不謹慎な言い方かも知れないが、国からお小遣いを貰ったようなものだ。何しろ我が身にとっては、想定外の臨時収入だから。ここは、給付の目的である景気刺激対策のために、早速消費活動に使わせてもらった。
小さい頃から、カメラとか望遠境とかの光学製品が好きで、ショッピングサイトで時々検索したりしている。そのせいで、バナー広告もその類いのものが多く、ある日ネットを見ていたら手頃な値段の望遠境を見つけてしまった。新古品で口径12センチの屈折望遠鏡。鏡筒のみだが、2003年の火星接近の時に買った反射望遠鏡の架台に載るだろうと思って購入した。しかし、実際現物が届いて載せてみると、載るには載るのだが、どうもしっくりこない。工作やDIYが得意な人なら何とか出来るんだろうが、こちらはそんな才能も持ち合わせてないし、何より見た目を重視する傾向がある性格故、半ば衝動的にこの鏡筒が載る赤道儀を買ってしまった。そして、この時点で給付金を遙かに上回る出費となってしまったのである。何だかなぁー。
とりあえず、月面を撮ってみた。ピントボケボケだけど、手持ちだし、アタッチメントとか使えば何とかなりそう。見え味は、ハイアマチュアの方からしたら全然物足りないかもしれないが、自分には充分だな、今のところ。しかし、難点はその重さだ。総重量30キロ以上で簡単に持ち運びといかない。だが、その重さが安定感にも繋がっているし、カメラを載せて自動追尾で星夜写真も可能だ。鏡筒も25センチの反射望遠鏡まで搭載可能だし、ゆくゆくは、イメージセンサー付の接眼鏡で電視観望だなと夢は尽きない、と書いておこう。
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