カワちゃんの写真日記

田舎の暮らしやら風景やら。

室蘭市

2018-04-22 21:50:29 | 日記

 室蘭は、叔母さんや従姉妹が住んでいる事もあって、小さい頃から馴染みの街だ。小学生の頃から、夏休みや冬休みには必ずといって言いほど遊びに行き、1週間程滞在していた。その頃の室蘭は、富士鉄全盛期で、街は物凄く活気があった。田舎育ちの自分としては、デパートや映画館、色々なお店がある室蘭の街が凄く刺激的だったのを覚えている。その後、富士製鉄は八幡製鉄と合併して新日鉄になる訳だが、オイルショックの頃から鉱炉休止などがあり、その辺りから室蘭も衰退して行った。全盛期には16万人あった人口も、今や半分の8万人台だ。

  写真は、室蘭のランドマークとも言える白鳥大橋。平成10年に完成した全長1.3キロ程の、東日本最大の吊り橋だ。斜陽の街室蘭に、よくも総事業費1000億円超の吊り橋が出来たと感心するが、構想から40年、出来るべくして出来たのだろう。それとも、地元選出の宇宙人とも揶揄される鳩山由紀夫先生の影響もあるのかも知れないが。

 この橋は莫大な事業費がかかったにも拘わらず、通行料が無料なのでいつも利用している。何せ、叔母さんの家に行くのに30分近く短縮出来るので利用しない手はない。ただ、吊り橋だけに強風に弱く、すぐ通行止になる。ある年の年末、悪天候の日に渡った事があるが、車のハンドルが取られる位揺れて、案の定、渡った後直ぐに通行止になった。

 こちらは、白鳥大橋を降りた所にある道の駅の広場からみた風景。近くには、道の駅の休憩所&喫茶室や屋台村、水族館がある。沖に見えるのは、大黒島という無人島だ。昔は遊覧船が運行していて、大黒島にも行く事ができたが、今はどうなんだろう。室蘭港からホエールウォッチングのクルーズ船が出ているので、ひょっとしたらそれで行けるのかもしれない。

 これは、JX日鉱日石の石油精製所。今は石油精製作業は停止しているらしい。ここが、夜ともなれば照明が点灯され、夜景として非常に映える。いわゆる工場夜景だ。夜はどうしてもネオン街に誘われがちな自分だが、ここはひとつ我慢して1枚残して置きたい場所だ。

 

 


日高みついし昆布温泉蔵三~襟裳岬

2018-04-16 12:23:54 | 日記

 雪もだいぶ融けて、道路も凍結の心配が無くなってきたので、久し振りに遠出して来ました。行って来たのは、新ひだか町にあるみついしこんぶ温泉。ここから車で4~5時間、文字通り日高昆布で有名な所です。

 出掛ける日の朝、前の晩から降った雪でこんな感じになってました。路面も凍結してましたが、出掛ける頃にはすっかり融けました。それで、1時間程で太平洋側に出たんですが、雪なんて欠片もない。いかに喜茂別が雪が多いか実感した次第です。

 客室露天風呂付きの部屋に泊まったんですが、太平洋に沈む夕日を眺めながら、ビール片手に露天風呂に浸かるという至福の時を過ごしました。

 ここは、客室16室程の小さな宿なので、アジア系の団体客もおらずのんびり過ごせましたね。あと、夕食に採れたての春ウニ(エゾバフンウニ)が出たんですが、これも美味しかった。

 次の日は、ちょっと足を伸ばして襟裳岬に行って来ました。写真で見てのとおり、ここは北から伸びる日高山脈が太平洋に沈んでいく場所だそうです。岬の突端から岩礁地帯が伸びているのが判ります。

 それにしても、行った時は広い駐車場に車が2台しか駐車していない。まさに、襟裳の春は何もない春でした。