【仙石はなぜ隠す】 殉死者１名は真実か？ 【ビデオを出せ】

中国で反日デモが拡大している。
警察だけでは手に負えないのではないかと、軍に権限が移譲されたという噂もある。

今回、中国の受けた被害は皆無に近い。
『彼らはよほど日本人が憎いらしい』という見方もできる。

だが、中国人民はあまりにも虐げられ過ぎてきた。
もちろん、虐げてきたのは中共である。
自由もなければ、安全もない。財産もない。
それが中国人民だった。

しかし、ここ数年で金が出来た。
この金は、いわば自分の将来から借りてきたような意味合いのお金なのだが、連中はそこまで理解できない。理解できないけれど、いつまでもこの状態が続かないことは本能的に察知している。
日本でも似たような現象は起こっている。建設国債なんかそのくちだし、年金も同じ。子供手当てもこのタイプだ。しかし、日本は選挙があるのでとことんまで『刹那主義』に走ることは出来ない。
しかし中国ならそれが出来る。出来ることはやるのが人間。ましてや自分の利益に直結する。やるなと言われても連中はやる。
そうすると、バブルをどこまでも突き進む。
オリンピック。万博。新幹線網の整備。途切れることなく継続して行い、ひたすら金をつぎ込んでバブルを持続させようとする。
だけど、世の中そんなに甘くない。

思い上がった中国は他国の領土を次々にかすめ取っていった。
貿易どころか、もっと深い部分で中国は各国と対立する方向に進んでしまった。

だが、そういう目に見える形で中国の富が増加することは、中国人民を安心させ、中国を安定させてきたことも事実だ。

２０１０。とうとう、中国経済の歯車が狂い始めた。そして、弱虫であったはずの日本人が中国に対して強硬姿勢に出た。あれほど秩序あるデモを目の当たりにすれば、軍を連想しないほうがおかしい。国土を守るため、日本人は自衛隊ではなく国軍を持つ。普通なら、そう連想する。そして、それは『アジア最強国家中国』という夢を破壊する十分な力を持っている

中国人民は、それに猛反発する。理由はどうでもいい。
連中はただひたすら、恐怖心から日本に反発しているのだ。
その根源にあるのは、子供のころから繰り返されてきた『反日教育』にある。

日本が軍備を整えると、やがて自分たちは日本兵に皆殺しにされると、かなりの割合で連中は信じている。

ところで。

公開されていない海保のビデオ。
このビデオの何が危険であるかというと、それは、保安庁の職員は海に突き落とされた姿であり、銛でその職員を突き刺そうとする中国人であり、あまつさえ、工作船（漁船とはいわない）で轢き殺そうとしたことであり、実際に一名がこの攻撃で殉職したという点であるらしい。

これが放映されると、中国は崩壊する。
理由は上記の通り。
『死ぬほど怖い日本』が『中国に攻めてくる』そういう危惧もいだくだろうが。
もんだいはもっと根深い。
『中国の方が悪いじゃん』と世界中が考える。
中国人もまた、思う。
『あの連中はなんなの？　漁師じゃないの？　なんで殺すの？　え？　あいつら海軍の兵士なの？　なんで政府はそんなことするの？　それで世界中から嫌われているの？　あのぅ。景気がどんどん悪くなっていますけど。これって、政府が原因ですか？　このまま政府に従っていたら、俺たち殺されてしまうんじゃないか？　世界に受け入れられる似は、俺たちの手で政治を行わなければダメだ！！』
そこまで、一気に突き進む。

ノーベル平和賞の受賞は、その動きを加速させた。
だから中国は猛反発した。

しかし、どのみち中国経済はもうすぐ崩壊する。レアアースも独占できなることが確実で、中国経済はますます立場が悪くなる。

日本の政治改革と中国の民主化は、自転車の両輪のようなものになってしまった。
昔は、一輪車状態だった。今は完全にリンクしてしまった。
日本は経済で、中国は反日という理由で、それぞれあいての国を必要とした。

しかし、反日と経済的友好関係は両立しない。
小沢一郎は、日本を中国に飲み込ませることでそれを解決しようとした。

（鳩山が、将来自分が評価される、正しいと理解されると言っていたのは、つまりそのことで戦争が回避できて両国が血を流さないで済むという理屈から。しかし、あれだけ強固な反日教育を行う国が日本人の存在を認めるはずがない。中国の軍門に日本が降れば、日本人の数割が虐殺されるのは、ウイグル、チベットをみれば明々白々だ。やつらは異民族に独立できるだけの力を決して与えない。数百万まで減らしても、それでもまだ「多すぎる」と考える連中だ）

中国で繰り広げられる反日デモ。

これは、これまでのものとは質的に異なる。
すでに、中共のコントロール下にないからだ。
連中の行動は、自分たちの街を破壊するところまでエスカレートしている。
日本人排斥運動へ発展するのはもはや時間の問題だろう。

やがて「お互いに何が起きたのか冷静に見つめ直すため、事実関係を確認する資料を全部だしてみろ。ビデオもだ！！」と世界の誰かがいうだろう。

まもなく、経済の無策も含め、民主党政権は国民から完全に見放される。
そのつぎに来る勢力は、国民の要求をかなり飲まなくてはならなくなる。
ビデオは当然公開される。それが選挙公約のひとつになるであろうからだ。

仙石も、管も、この国のどこにも居場所がなくなる。
民主党国会員の全ての居場所がなくなると言い換えてもいい。
国会議員は、国民のために働いてなんぼであり、あからさまな売国的行為を行う無能に用はないからだ。

上海万博が終われば、中国は軍事行動に移る。
散々噂されてきた話ではあるが、中国は軍事行動に移れない可能性が出てきた。
尖閣に近づいただけで世界を敵に回したのだ、それ以上踏み込んだら間違いなく中国は世界の敵として、金も資源も一切中国に持ち込めなくなる。
北朝鮮と同じになる。
そもそも、国内がボロボロで、戦争どころではない。
沖縄も尖閣も、軍事的行動を伴わず、「共同統治」という方向で日本に主権を譲らせる計画であったのだろう。米軍を追い出させ。やがて時間をかけ日本的なものを排除し、隙を見て乗っとる。そういう計画であったのだろう。鳩山政権下では、少なくともそうだったはずだ。
しかし、あまりにも早く鳩山は総理の座を追われ、小沢は事実上の失脚した。
管も仙石ももはや風前の灯火で、次の政権与党は間違いなく右寄りの勢力が躍進する。
経済的に頓挫した中国が戦争も合法的な領土拡張も出来なくなったとすれば、内戦へ突入することになるしかないだろう。

どこかで歯車が狂って戦争へ向かうかもしれないが、内と外に敵を抱えてしまった場合、中国共産党が勝利することはないだろう。

ビデオを速やかに公開して、中国政府が否を認め引き下がっていれば、騒ぎはここまで大きくならなかった。
軍内部の暴走という形で決着をつけることも出来たのだから。
仙石は判断を完全に誤った。
管は能力が欠如していた。
そのふたつだけは間違いない。

国民の感心は、殉職者の有無に移り、それを確認するためにも、ビデオの公開が必須条件となりつつある。

そしておそらく、既に仙石と中国との間では、ビデオを公開しないという密約が交わされている。