暇人のぐうたら日記

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立憲民主党の孤立 野党はいずれ消滅する

2017-11-03 11:10:39 | たわごと

立憲民主党の幹事長福山参議院議員を民進党が離党させたことにより、民進党と立憲との間に亀裂が生じた。また、民進党は大塚参議院議員を党代表に選んだ。大塚氏は穏健派である。したがって、希望の党との親和性が強い。立憲は頑なである。今は、立憲が衆議院で野党第1党になっているが、参議院では1名しかしない。次の参議院選挙で多くの民進系議員が希望から出馬すると参議院銀では希望が第1党になる可能性がある。そうなると、岡田氏、玄葉氏らは希望の党に参加し、衆議院でも希望が野党第1党になる可能性が大きくなる。立憲は野党の座を大きく失うことになり、立憲は外部との接触を頑なに拒んでおり孤立する可能性がある。希望は依然小池が権力を握っており玉虫色の政党である。立憲は国民の期待が大きいにもかかわらず、政界では小さい存在になっていく。今や、戦後最大となる巨大与党が出来上がろうとしている。国会の質問時間で揉めているが、純粋野党は、立憲、社民、共産の3党だけであるから、最終的に与党側の質問時間が多くなり、与党に批判的な野党の質問時間はかなり削減されよう。

立憲と民進と亀裂から野党再編は起こらないとすると、未来永劫政権交代は起こらない。政治と国民感情はますます乖離していくことになろう。与党が謙虚と口をそろえて言うのは、国会運営が非常に楽に進行できるからであろう。皮肉にも、馬鹿にされているのである。森友も籠池夫妻の逮捕により、加計も認可相当により終わっ他も同然となった今、特別国会の会期を延長しても何も審議することはない。唯々、批判的な野党に嫌気が指すだけである。立憲、社民、共産、自由、年寄り無所属の会は、シュリンクし、いつの日か忘れ去られていく存在になる。明治維新の再来、会津は破れ長州の時代となった。歴史では、その後、天皇を国家元首として祭り上げ朝鮮、中国と戦争となり真珠湾へと向かうことになった。西郷隆盛率いる薩摩が立憲、長州に参加した土佐が希望、佐賀が民進と考えれば、構図は面白いぐらいに合致する。維新の立役者西郷は貴族化した政府を去り西南の役で政府軍に敗れて戦死した。言論統制、強制労働が横行し権力者がのさばる世となった。敗戦で歴史を反省し策定されたのが今の憲法である。権力者にとっては、人権だの自由だの平和だのと目障りとなる条文が多いのであろう。憲法改正が発議されれば、最後の判断は国民投票に委ねられることになる。謙虚、真摯などと言った言葉面に惑わされないよう気を付けないと歪んだ民主主義を押し付けられることになる。今はその方向に向かっていることと考えて間違いない。この数年で答えが出る。


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