暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

野党議員が自分の信念を曲げても与党になりたがる理由

2017-11-03 17:53:28 | たわごと

万年野党の人は特に感じないだろうが、欲の深い人ほど陥りやすい罠がある。ましてや一度政権側について大臣でも経験した人なら尚わらであろう。

  自分の好きなように社会が回る。

  官僚に自由に操れる。

  政財界のトップが頭を下げる。

総理大臣委でもなろうものなら、

  夫婦で専用機に乗って外国へ行ける。

  来賓として迎えられ、豪華な待遇が受けられる。

  税金を好きなように湯水のごとく使える。

要するに、カネも権力も手に入るということです。その点、野党議員は可哀そうなもので、一生懸命仕事しても報われない。質問に立っても無視される。黒塗りの紙しか渡されない。ヘマしたら即離党。

議員は、政治献金を覗いて同じ給料です。一般の人と比べれば高給取りで優遇されているが、一生報われないんじゃやってられない。リストラはされないが、選挙で負ける可能性が高く、負けたら仕事がなく、無一文になる。

てなもんで、どう考えても野党より与党の方が好待遇で安定している。だから、一度味を占めた人間はもう一度何が何でも美味しい思いをしたくなる。だからと言って、与党になっても一介の議員じゃ野党議員と大して差はない。しかし、暇な上に高い給料がもらえるのは嬉しいはずだ。野党は、質問するのに躍起になり忙しくて仕方がない。それなのに、何もしていない与党議員と同じなのであるから、我慢ならない。

一般人には、まったく別世界の話であるが、民進党議員ははそろそろ痺れを切らしているのだろう。だから、自分の信念を曲げ、党を売ってまで政権側に行きたいと思うのである。崇高な理想などと言うものは存在しない。

 


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