第一旭の謎

名古屋で見つけたラーメン屋さんである。そりゃあ尾張ラーメンとあるくらいだから、間違いないだろうって・・・

　そう、そのとおり、このお店は尾張ラーメンであるが、京都にいたことのある小生にとって、第一旭といえば京都ラーメンの雄であった。
　となると、この尾張ラーメン第一旭っていったい・・・気になって調べてみた。すると確かに尾張ラーメンという名でサイトが見つかった。

　だが、その一方で京都ラーメン第一旭というお店も・・・うおっ、いったいどっちが本物なんだ。うん、待てよ・・・確か、小生お気に入りの「一秀」の場所は、以前第一旭を名乗っていたぞ。あそこはどっちだったんだ・・・
　えーっ、なんと神戸ラーメンだってえ(汗)

　おお・・・第一旭という名前はいったい何なんだ。まさか全国展開していて、その地域ごとに違うラーメンを提供しているのか。
　いやいや、それなら東京にあった第一旭が神戸ラーメンを名乗るわけがないし、別の東京の店もあるらしい。

　うーむ、第一旭おそるべし。ただ、気になるのは同じ名前で味がけっこう異なることだ。
　尾張はチャーシューにこだわりを持ちつつ、あっさり系のようだし、京都はけっこうコッテリである。神戸もあっさりだったかな？

　そう、全国展開を果たして、旅先でこの看板見たらお気軽に・・・ってのはいいが、入る店によって大きく味が異なるのはどうなんだ。
　こうなると一目で、あっさりかコッテリか区別つくようにしないといけないぞ。あっさり系は第一旭、コッテリ系は第二旭とか(おいおい)

　イメージキャラクターを作るのはどうだ。あっさりイメージとコッテリイメージのタレントを立てて・・・そうそう、やはりコッテリは小林旭しかないだろう。
　かくして、第二旭は、通称小林旭・・・いやもっと詰めて、小林とか言われるようになる。当然店内は、「熱き心に」とか、「昔の名前で出ています」とかのＢＧＭが流れる（苦笑）。

　当然、だんだん看板も派手になって、嵐を呼ぶスープとか、おたまを抱いた渡り鳥に・・・って、おい！シャレにならねえぞ(爆)