アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

四万十の碧に感激

2018-12-12 07:00:09 | つれづれ

この夏、実は高知方面へのツアーに申し込んでいた。が・・・例の西日本の集中豪雨に遭遇してしまい、申し込んだツアー自体がキャンセルになってしまった。

  

 そのリベンジということで、12月に入り個人で企画して出掛けてきた。基本的なコンテンツとしては、そのツアーで行く予定だったところにレンタカーで回ろうという。

 旅程を作ることについては、元々添乗員になりたかった小生、それ自体が楽しい行為。まずは高知空港から直行で向かうのが四万十川だった。距離は約130kmという。

 

 飛行機の関係やら何やらで、出発が予定より30分遅れ、12時の遊覧船を予約していたのだが、間に合わないかも・・・とナビを入れたら、微妙に間に合わない予測となった

 昼食を船の中で取る予定だったので、途中で相談の電話を入れたりしながら、ひたすら真剣に走る。幸い道路状況もよく、到着したのが11:53。おお、ジャストタイムだ。

 

 今回お世話になったのが「四万十の碧」というところ。四万十の清流と沈下橋を楽しむ遊覧船、トップシーズンと違うせいか、乗客は我々ともう一組だけという贅沢な貸切になった。

 日本最後の清流と呼ばれる四万十川は、さすがに水は抜群にきれいだし、碧(これを「あお」と読んでいた)というのがよくわかる

  

 説明によれば、四万十川は蛇行が多く、ゆったり流れている上にダムもないため、ひとたび台風などがあると大増水するという。

 川の両岸の木にビニール等が引っ掛かっているのがよく目につく。これは増水の名残という。中にはこんな高いところに・・・というものもある。

 

   船頭さんによれば船の事務所の上まで水に来たことがあるという。ざっと船着き場より10m以上高いところにある建物の、さらに屋根を越えたというのだ。

 とても、今の風景からは想像できないが、そのため生まれたのが沈下橋だという。増水したときに水の抵抗をうけにくいように橋のガードレールなどを廃し、ふちも丸くしている。

  

 つまり洪水でも木などが引っ掛かったりしないように、また水の抵抗で壊れないようにしたものなのだ。

 そんな沈下橋は上流から下流まで数十か所あり、このツアーでは一か所をくぐり、もう一か所を眺めて折り返すというもの

 

 予約していた昼食は四万十の天然鰻を頼んでいたが、焼きたてのものでご飯もホカホカ、吸い物は付かなかったが、身に弾力があり、抜群に美味しかったし、結果的にみればコスパも良かった。正直期待していなかっただけに嬉しい誤算であった。

 しかも、船内でいただいたので時間の節約にもなった。

 

 清流は川の幸もたくさん産み、漁師さんの姿やサギなどの鳥もたくさん見かけた。大満足で川から上がり、せっかくなので沈下橋のひとつに車で立ち寄った

 上から眺める沈下橋、さっきここを下から見たんだよなあと・・・橋は車で通るにはドキドキもの・・・だが、橋の向こうには家もいくつか見える。

  

 このあたりの人は川と一緒に暮らしているというのが実感できる風景でもあった。橋の上から眺める清流も素敵だったし、この風景はこのままずっと残ってほしいとも

 さあて、四万十を満喫したぞ。ここから次の目的地は・・・車で一時間ちょいか・・・というところで次稿に続く。

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