アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

日本一短いトンネル廃止

2014-09-30 06:00:28 | つれづれ
鉄道ファンならずとも、群馬県の吾妻線にある日本一短いトンネルについてはご存じの方も多いだろう。長さわずか7.8mで、電車の車両1両分にもならない。


 このトンネルが、例の八ツ場ダムの関係で湖底に沈むため、9月末でなくなってしまう。こちらの記事によれば23日には、ファンが集まり、大変な盛り上がりを見せたという。
 もちろん、湖底に沈むのはトンネルだけではなく、線路や駅も・・・なわけで、付け替え区間は10Kmにも及ぶという。

 記事にもあるように、このトンネルをなぜ作ったのかについては諸説があり、はっきりしていない様子。
 ただ、上にある一本松を残すためだとしたら、なかなか風流というか遊び心があって、いい話である。

考えてみれば、この鉄道路線と並行して走る道路も当然湖底に沈むことになるわけか・・・草津のスキー場に向かってこの道を走った記憶がよみがえってきた。
 このインフラを作り直して、かつダムを造り・・・そのダムも造った後、大変な経費が維持費として必要なことはすではわかっているようだ。

 そもそもダムが必要なのか・・・そんなことすら考えてしまう小生である。政治批判をするつもりはないが、地方創生とかいって、やってることは相も変わらず公共事業。
 本当にそれでいいのか・・・そんなことを考えてしまう。

 このトンネルの生い立ちを考えると、そんな風流なものは、今後の日本には生まれないんだろうなあと・・・
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