こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

M15. 日本幸運をがっちり勝ち切る

2018-06-20 00:28:15 | 2018ロシア
6/19 コロンビア 1-2 日本(サランスク)

コロンビアに勝ちました。長友はニヤニヤで岡ちゃんまで上ずっていましたがとても嬉しい。
本大会、ここまで番狂わせ・予想外の結果というと、アイスランド(アルゼンチンと分け)、メキシコ(ドイツに勝ち)がありましたが、本試合もその中に入れるのが妥当だと思います。アイスランドは勇敢、メキシコは鋭利なカウンターでしたが、日本は「幸運」でありました。

幸運を追っていきましょう。
PKへのシーン、香川がルーズボールを前線へフィード、これがセンスあるボールではあったのですが、大迫がキーパー一対一に。決められないも詰めた香川が再度シュート、これがハンドを誘いPKになりました。このシーンでコロンビアの選手が一発レッドになるのですが、これが真の幸運でした。ハンドは妥当として赤は厳しかったのではないかと思います。(試合後ビデオを見返していますが、故意かどうかが争点。手を下げようとしなかったことが故意と判断されたのか、あるいは「少し腕を突き出した」ようにも見えますが、それが故意と判断されたのか。前者はとっさなことでDFとしては避けることが困難であったように思えます)

この後、試合は膠着します。ボールを追わないコロンビア、攻めない日本。その中でコロンビアがFKを押し込みます。ペナルティボックス外角付近でボールの競合いで長谷部がファウルを取られたものですが、判定は私には疑問なものでした。不安定な笛であったと思います(ちなみにロスタイムが前半1分、後半5分というのも理解が難しいものでした)。失点後、日本は頭にきたのか、ややバランスを崩し攻めに行ったのは危険な時間帯でした。コロンビアとしての前半は、PKの失点は仕方ないとして、あとは攻めず体力を消費せず、うまく同点にできた、ということだったのではないでしょうか。

後半の日本は数的優位を理解した上で、攻めに行き、これがコロンビアを押し込むことになります。
それにじれて、コロンビアが後半12分にハメス・ロドリゲスを投入。ロドリゲスは足の不調で練習もままならないと報じられていたので、結果としてこれが日本に幸運をもたらしたのだと思います。ロドリゲスは1、2本、キラリと光るプレーがあったかもしれませんが、チームとしての圧がなくなりました。そして11対10の試合では、日本はそれなりにパスを回せる、ことが明らかになりました。

あとは仕留めるだけ。コーナーから大迫が決めてくれました。

なお、幸運を招き入れる準備は日本チーム、よくしていたと思います。
正邦さんが「スカウティングのよさで、柴崎と昌子を使えた」と言っていました。




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