こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

10.20 ジャパン南アに屈する、ベスト8の上にとてつもなく強い世界が(現地)

2019-10-27 12:03:36 | 2019ラグビー

10.20 19:15 Japan 3 -26 South Africa Tokyo

半袖では寒い、ようやくラグビーにふさわしい気候になった東京。前半電光石火の左サイドを突破されてのトライ、そのあとなんとかしのぎ、相手のシンビン時に得たPGで3-5と折り返す前半、後半は盛り返せず3連続ペナルティを与え、さらに2トライを浴び終戦。ラインアウトやブレイクダウンでのプレッシャーを跳ね返せませんでした。

写真は試合後の円陣。筆者の席はメインの記者席(2階)のすぐ横、前日の13:30に売りに出たチケットをゲットしたもので、周りの人たちもそうでした。大会側がリザーブしていた席と思われます。 

以下は当日書いた感想を編集して載せておきます。

リーチが5週間と言っていましたが、試合準備に入る開幕戦の1週間前から彼らのワールドカップは始まっているのですね、とにかく自分でも経験のないほど濃密で、緊張し、心揺さぶられる日々でした。代表というのはかくあるべきもので、何々が一番とかいうだけでなく何かを「代表」してくれているから代表なのです。ほんのいち観客ですが、彼らを心底誇りに思いました。

物語としては、5戦全てが全く違うジャンルのドラマになっていたこと。ロシア戦はハラハラドキドキワクワク、アイルランド戦は感動がひたひたと上昇していくハッピーエンド、サモア戦はあきらめない主人公が輝く活劇、スコットランド戦は悪も立派な勧善懲悪(スコッツは悪じゃないけどたとえ)。そして南ア戦は先の読めないミステリー(前半に限るが)。ここに台風19号まで絡んでいたわけです。すべてが実際に起きたこと。

さて、ジャパンを好きな理由ですが、それは多国籍軍で日本の良さを出すオリジナリティを追求し続けていること。またラグビーは力だけじゃないよとよく言われますが、ジャパンは技の嵐でした(オフロードパスという語がちょっと有名に)。その力と技を活かすためには上位戦術(プラン)があって、それが駆け引きやそれを上回る意思決定である、ということを彼らの戦いを通じて学びました。どんどんラグビー自体にはまってったわけで。そのプランを試合中に切り替える、しかも選手自身が自律的にそれをやる(らしい)。さらに選手がその判断ができるように鬼のような練習をする。

あとはラグビーワールドカップ のよさですね。ノーサイドの精神がよく言われますが、ワールドカップのおおらかさが、私たちにすごくあっている。英国系のひとなつっこさとユーモア(バカ)はビールと相性が非常に良くて極上の空間です。

きりがない、それにこれから準決勝、決勝だ。

ジャパンありがとう!



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