片割れ月おもちゃ箱

お笑い系エッセイです~

土崎漁港

2020年06月18日 | おもちゃ箱
 ボラードの舫結びや走り梅雨 …駄句である(_ _;)…パタリ



 3月からは仕事もほとんどなく、桜がいつ咲いて、いつ散ったかも分からないほど季節感を失って暮らしていた。そして気が付けば一年の半分が終わろうとしている。
 定額給付金にアベノマスクと、貰えるものは遠慮せずに貰ったが、それでも足りないので6月に入ってから持続化給付金なるものも申請した。ヘリコプターから札束をばらまいているようなものだから拾わない手はないだろう。
 フリーランスなので100万円が手に入るはずだが、手続きに時間がかかっているのか、はたまた不正がバレたのか、今日現在未だ給付されていない(´Д`ι)アセアセ

 母の容体も落ち着いているので、午後から気晴らしに土崎の港にふらっと寄ってきた。
 今年は30回ほど予定されていたクルーズ船の寄港が、コロナ禍のせいで軒並み中止となり、クルーズ船の寄港を当て込んで旅客ターミナルやJR秋田港駅まで作ったというのに、中島埠頭は手持無沙汰を通り越し、些か間抜けに見えてくる。

 漁港に回ってみると、烏賊釣り船が入港していた。毎年、梅雨に入る頃にやってくるので、季節の移ろいを実感することができた。
 東シナ海で生まれたスルメイカが、海上予報でいうところの山陰沖、能登沖、佐渡沖と少しずつサイズを増しながら北上し、食べごろサイズになった今の時期に秋田沖にやってくる。
 それを狙い、下北漁港から烏賊釣り船が日本海側のあちらこちらの漁港に集団でやって来る。
 イカ釣り船は梅雨が明ける頃には漁場を津軽海峡に移動し、その代わりに土崎では待ちに待った祭モードとなるのだが、今年はコロナのせいで港祭の中止が決まり、港っ子は大いに頭を抱え、悲観に暮れているそうだ(_ _;)…パタリ