片割れ月おもちゃ箱

お笑い系エッセイです~

遺産分割

2019年11月27日 | おもちゃ箱
 相続の話ととのふ小六月 …駄句である(_ _;)…パタリ



 九月に父方の親せき99歳(父の姉の夫)が亡くなって葬儀に参列していた。
 納骨の最中の墓前で従兄から遺産分割やらなにやら生臭い相談をされ、安請け合いをしていた。
 そして、先月に従兄がやって来て、
 言われたとおりに事を進め、現金は姉弟に均等に分配したが、田舎ゆえ二束三文の不動産は誰も欲しいと言わなかったので自分が相続することになったという。誰も文句を言うものもなくとんとん拍子に話が整ったそうだ。
 そこで、相続登記を町の法律家に頼めば20万も掛かるというので、私に申請書類を作ってほしいと頼まれた。

 ちょちょっと書類を作って法務局に申請していた登記が昨日完了し、「これで遺産相続の手続きすべてが無事に終了した」と、従兄が今日あいさつにやってきた。
 礼をしたいのだが受け取ってくれないかと10万が入った封筒を渡された。他所に頼む金額の半分程度と見積もったようだが、なにしろ片手間にちょちょっとやった仕事なのでそんなに貰うわけにはいかない。
「1万でどうだろう」と、1万円だけ抜き取って9万返すも、
「他に頼めば20万もする仕事を、いくらちょちょっとと言ってもこのぐらいは当たり前ではないか」と言って受け取ろうとしない。
「それでは申し訳ないから2万だけ頂こう」
「それでは私の気が済まない」と残りの8万を受け取ってもらえない。
「仕方がない」といって、もう1万だけ受け取って7万を返す。
 そんなことを繰り返して、結局のところ私が5万円を受け取ってようやく収拾にこぎつけることができた┐(´д`)┌ヤレヤレ
 やはり目出度く相続を終わらせるには、現金は均等に分けるに越したことはない(*^^*)ポッ


 今日の石蕗のようす・・・どうやら根付いたようだ(*^^*)ポッ


小春日に

2019年11月19日 | おもちゃ箱
 たよたよと母たもとほる小春かな …駄句である(_ _;)…パタリ



 とうとう15日に大平山の初冠雪が観測された。平年より13日遅く、昨年より8日早かったそうだ。私のルールに基づけば歳時記に関係なく、その日が冬の始まりである。ちなみに暦の上では11月8日が立冬。地球温暖化のせいで歳時記の季節感もこの辺りまで北上いているのかもしれない。
 この時期は秋と冬がせめぎ合って一日の中でも天候の不安定な日が続く。そんな天気のことを昔の人は「朝照らし婿泣かせ」と言ったそうである。

 今日は母の定期診断の日で、午前中は送迎に専念している。8時半に内科に連れて行って診察まで2時間以上かかる。中途半端なので一度家に帰ってこの記事を書いている。
 電話が来ればすぐに迎えに行き、その足で整形外科に搬送する。そちらは1時間くらいで診察が終わるので足を引きずりながら歩くキリギリスやらスイッチョンやらと一緒に待合室にたむろして我が家のイモ虫の診察が終わるのを待ち、診察が終わると今度は薬局に行って薬を貰い、晴れて御放免ということになる。ただし月一回の事なので、イモムシの様な歩行でも自分の足で歩く母には感謝している。
 おっと、そろそろ電話が来るかもしれない。続きはまたの機会に…



ここ掘れワンワン

2019年11月09日 | おもちゃ箱
 臭水に己が身うつす小六月 …駄句である(_ _;)…パタリ
  くそうずにおのがみうつすころくがつ







 さすがに11月に入ると日中も寒くなってきた。金足の小泉潟には渡り鳥たちがやって来て、目的地に向かうまでの間しばし羽を休めている。今年は10日ほど紅葉が遅れているようで、このあたりの木々もさほど色づいてはいない。

 金足のすぐ北に隣接する潟上市の臭土沢というところに、原油の溢れている沼があり、以前の私のブログで紹介したことがあったが、その沼の周辺がテレビで放送されるそうだ。詳細は下記に転載した。





「ブラタモリ#147」は、2週にわたってたっぷり秋田県の魅力を探る。
 今回は「掘れば出てくる“秋田の魅力”とは?」 11月9日(土)放送
きりたんぽ・比内地鶏・石油・温泉…秋田県の魅力は「地下」にあり!?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす
▽「ここ掘れワンワン!」かわいい秋田犬がお出迎え
▽「比内地鶏」誕生の秘密
▽きりたんぽ・比内地鶏・いぶりがっこ…その生産現場で活かされている“緑色凝灰岩”とは!?タモリ、採掘場を見学
▽「日本のテキサス」豊川油田でとれる天然アスファルトが日本の近代化を支えた!?
▽強酸性の温泉が湧き出る秘密



 続いて二週目の「ブラタモリ#148」は
「海を渡った!?秋田の魅力とは!?」 11月16日(土)放送予定
男鹿のジオパークと奈良時代の秋田城址から…かな?



侘びさび

2019年11月05日 | おもちゃ箱
  返り花憂きことなべて忘れけり …駄句である(_ _;)…パタリ



利休が秀吉をもてなした一輪は、残念ながら切って活けられた朝顔。
それに比べて我が家の一輪は、これぞ侘び寂びを極めた究極の一輪。
朝顔の棚をかたずけてから二月ほど経った今朝のこと、まさにシュールな光景とはこのことである。



件の石蕗も杖を頼りにどうにかこうにか持ち堪え、まだ咲いている(*^^*)ポッ