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合衆国の片隅で 旧館 2004年7月~2006年2月14日

21世紀の幕開け。インターネットがまだ整っていなかった時代、紙の電話帳を頼りに奮闘した家族の記録です。

白い象とは?

2004-12-21 | アメリカの行事

先日、オットの会社のクリスマス・パーティに出席してきました。

一応「盛装」ってことだったんでイブニングドレス着用! (; ̄O ̄)...
ええ、がんばりましたよ、慣れないけど。
ちゃんとメイクもマニキュアもしっかりと。ああ、皮膚呼吸できないっ!ドレスが足に絡むっ!コケそう!寒い!


それはさておき。
このパーティではWhite Elephantというゲームが供されるとのこと。
なんでつかそれわ?

【white elephant】
始末に困るもの、持て余しもの、金のかかる厄介物、明確に失敗とわかる試み◆【語源】昔のタイでは、ホワイト・エレファント(白い象)は珍しいので神聖な動物と見なされており、それを捕まえると王様に献上され、王様だけがそれに乗ることができた。ところが、エサ代が高くつくという問題があった。そこで王様は、気に入らない家来にホワイト・エレファントを与えた。ところが、それを使うことも、乗ることも、処分することも許されず、ただエサ代がかさむばかりで破産に追い込まれた。 -スペースアルク 英辞郎より-


つまりですね。この語源に従って「もてあましもの」を持ち寄る。現代ではそれはさらに「いらないだけではなく"something silly"(ばかばかしいもの)」というニュアンスが加わるらしく、「とにかく笑いを取れるもの」を持ってくるのが主流とか。

そんなこととは知らない我が家はこちらで買った
「6カ国語会話集カセットテープ付き教則本」をラッピングして持っていきました。
「ちゃんこにーだー」とか言って結構楽しかったんですが。まあ、これはこれで別の意味で笑いが取れたようです。

さて、会場に着き、飲み物を飲み、バフェスタイルの料理を楽しんだ後、いよいよこのホワイト・エレファントが始まりました。

綺麗にラッピングされたプレゼントは入り口近くのテーブルに山積みになっています。それを各自好き放題に選び、自分のテーブルに持っていく。

まだ包みのままの状態で、司会者に名指しされた人は別の誰かが持っている「良さげなモノ」と交換(steal=盗む)できる。これが数回繰り返され、どうやら最大のお荷物は大きなランプらしい包み。

そしてそれぞれの元へプレゼントが落ち着いたところで[Open!]のかけ声と共にみんなそれを見せ合うわけですが…

件のランプが何故そこまでバカ受けして忌み嫌われていたのかは不明のままです。

それよりも、誰も予想し得なかった究極の不要品かつばかばかしいモノが現れました。

コレでつ。


テーブルの上に置くか!?

( ̄▽ ̄;)しんじらんな~~~い。


どうみても年代物。どうみても使用済み。
曲がりなりにも「フォーマルパーティ」ですよ?会社のトップからペーペーの彼氏・彼女まで勢揃いする大パーティでこれが許されちゃうんでつか?(^^;)
恐るべしアメリカン・ジョーク。

ちなみにこれをgetした人は美しく細長い包みを見て「誰かがもらって気に入らなかったワインだろう」と思い、選んだんだそーです。
もうパーティの話題(笑い?)一人かっさらい状態でした。

ちなみに我が家は日頃の行いが良いので

一番まともで可愛いコーヒーマグとコーヒー豆のバスケット入りセットをgetしました。ちゃんちゃん。


ランキング一時的にペットカテゴリーに移動してます。今日は何位かなぁ?→あらあら(^^;)

クッキーを焼く

2004-12-20 | アメリカの行事
注:犬は焼きません

 「行事」というわけでもないのですが、学校で、バレエスクールで、職場で、お世話になった人に…プレゼント交換をする季節です。

店を歩けば「これでもか」というほどギフトが氾濫していますが、お金がかかる割にはあまり心に届かない気がして、我が家では毎年クッキーを焼くことにしています。


”ロミアス”中央にはキャラメルアーモンドが入っています。


ロミアスの応用版。ジャムを詰めてみました。


焼く前の”ルシアン・クッキー”これが↓変身↓します。


ほらね?真っ白!美しいでしょう?中には細かく刻んだクルミがたっぷり。口の中でフワッと崩れる感じです。

ホリデー用のジップロックに入れてカードと一緒に配りました。
作るのもあげるのも食べるのも楽しいクッキー作りです。

ランキング今日は何位かなぁ?どらどら♪

クリスマス・イルミネーション3

2004-12-16 | アメリカの行事

日に日に気合いが入っていくような気がします。


1.

2.

3.

4.

5.

6.


ちなみに私は1.がとても気に入りました。運送屋さんのデコレーションなのですが、トラックを牽くトナカイたちのうち、先頭のルドルフがちゃんと赤い鼻してるんですよーっ!
このトナカイたち、本当は全員にちゃんと名前があるんです。興味がある方はコチラを参考にどうぞ!

5.の家の一番高いところに☆がついていますが、この☆はツリーのてっぺんに付ける☆と同じく宗教的な意味があります。3人の賢者たちがこの☆に導かれてジーザスのところへやってきたことを表しているのだそうです。

ESL(外国人用英語クラスEnglish as Second Languageの略)のクラスでクリスマスのシンボル一つ一つの意味について勉強したことがあります。ケーン(赤と白の杖)もイルミネーションもベルもみんな宗教的な由来によって飾られているんですね。


少しは何かの参考になったでしょうか?「ま、雑学程度にはね」と思ってくださったら清き一票♪を!よろしくお願いします

ホリデーシーズン

2004-12-15 | アメリカの行事
ここのところついクリスマスの記事ばかりupしてしまい、誤解を招いてしまったかもしれませんが、この季節、アメリカは「ホリデーシーズン」。でも「クリスマスシーズン」とは限りません。

もっとも国民の大多数を占めるのはキリスト教徒なのでクリスマスを祝う人々が一番多いのですが、他にジューイッシュ(ユダヤ教)のハヌカ、アフリカン・アメリカンのクワンザなどがあります。(ムスリムのラマダンもこの季節にある模様)

ホリデーシーズンということで町もメディアも浮き足だってはいますが、それでもマイノリティへの配慮はされています。郵便局でもこの時期、クリスマス切手が売り出されますが同時にハヌカ切手、クワンザ切手もそろえてあるんです。
最近では「クリスマスカード」ではなく「ホリデーカード」を送る人も多いです。

宗教行事について日本人の宗教観ではあまりピンと来ないのですが、忘れられない出来事があります。

日本で、日本語教師としてボランティアに携わっていた頃、行政の主催する「お楽しみ会」のようなものが開かれ、町にいる留学生や英会話教師などの外国人を招待しました。
ところがそれは実際には「クリスマス会」のようなもので、会場はクリスマスツリーやリースで飾られ、入り口には「メリークリスマス」と書かれていたのです。

入ってこようとしたアジアからの留学生は固まりました。しばらく相談していた彼らは「これでは我々は入ることもできません。どういうつもりですか?」と。
主催者も遅まきながらハッとしたようで、大慌てでクリスマス関係の飾りを取り払いました。彼らの宗教に合わせたということではないのですが、やはりお互いの宗教を尊重することは大切だと思います。


なんて偉そうに書いている私も、こちらに来た最初の年はハヌカのことを全く知らず、「かわいいキャンドルの切手」だと思ってハヌカの切手を買い、平気で使っていました。今思うとホントに恥ずかしいです。


まあ、そんなわけでアメリカ人(少なくとも知識層)は無闇に「メリークリスマス!」という言葉は使えないようです。そのため、よく「日本でもクリスマスを祝うの?」とあらかじめ聞かれますが、日本のクリスマスを「祝う」と言えるのかどうか、疑問な私はついあいまいな返答をしてしまいます。「祝う」と答えて「あら、日本人もジーザスを信じているのね!」と喜ばれてしまい、ちょっとだけ気まずい思いをしたこともあります。

他文化国家はこのようにちょっと複雑ですが、反面、どんな人でも生きやすい社会でもあると思います。


ランキング今日も接戦ですよ!→どらどら♪



サンタさん、がんばれ!

2004-12-14 | アメリカの行事

おや?あれは…




あ!サンタさんじゃないですか。


うぉー、強風でタイヘンですねー。がんばってください。



お元気そうで何よりです。


あらま、あんなところにも!

消防署の屋上ですよ~。救急車のお世話にならないようにね!


おー、こちらはにぎやかですねー。

ランキング今日は何位かなぁ?どらどら♪


大掃除

2004-12-12 | アメリカの行事
いづみ工房さんの記事へのトラックバックです。

これを「アメリカの行事」としていいのかどうか・・・(悩)ま、いっか。

12月13日は日本では大掃除をしてお飾りを飾る日なんだそうです。自慢じゃありませんが(ホントに自慢じゃないよ。とほほ)私、そんなことは全く存じませんでしたぁ。(いづみさん、ありがとう!)

本当は海外に住んでいるからこそ、日本の文化をよく知らないといけないんですけどね。よく訊かれるし、詳しい説明も求められるから。

ともあれ、日本では12月に大掃除するってことはさすがの私も知ってます。子ども時代は毎年毎年、師走になると一人張り切っていました。ノートに家族一人一人のお掃除計画担当を割り振り、気合いを入れて…始めるものの1日で疲れて計画倒れに終わっていたんですけど。

でも社宅時代はよくお掃除していたかなー。こじんまりとして目が届きやすかったということもありますし、何かそこには「やらねばならぬ」雰囲気が漂っていたんですよねぇ。

まあそれはそれでいかにも「行事」って感じがして楽しかった。
ガラスを磨いて隅々のホコリを取り、お風呂のカビ落としと換気扇の掃除、そのあたりが山場だったでしょうか。
そうこうするうちに、「きんとん用のくちなし買いに行かなくちゃ」とか「今年はごまめの代わりにピーナッツ小魚にしようか」とかそこはかとなく会話がはずんで、否が応でもお正月気分が盛り上がってきたりするのがまた良かったなー。


さて、アメリカに引っ越してきた我が家は最初の数ヶ月間、アパートに仮住まいしていました。
しかも、年末を前にビザの関係でアメリカと日本をバタバタと出入りしていたので最初の年は大掃除どころじゃあありませんでした。


大体、クリスマスが終わって大晦日に莫迦さわぎした後は1月2日から仕事や学校が始まる国なんで、「新年」にはさして意味がありません。

当然ながら「年の初めに何もかもをあらためて、気分一新」なんてのも西洋文化にはない考え方らしいんです。なんたって、「新年の抱負」に相当する英語は[New Year's Resolution]ですが、この場合のresolutionは「決意」というよりもむしろ「解決」というニュアンスなのだそうです。(…と昔NHKの英語講座で聞いたような気がする。)

でも日本人的には「去年ずるずる引きずっちゃったことを今年こそ解決するぞ!」なんて感じだとどうも新年のすがすがしさみたいなものは感じられないような気がしません?


それはさておき。
前の年をひきずることに何の抵抗もないアメリカ人。

あろうことか、の飾り付けも1月半ばまでそのまま!だもんね。



実は。

アメリカにおける大掃除の季節はなんです。

長く厳しい冬が終わって、窓を開け放つ季節が来ると人々はいそいそとお掃除を始めるのです。

その気持ちはわからなくもないですが、あいにく我が家は日本人一家なので春に大掃除する気にはどうもなれません


かといって。

アメリカに住んでるんだもん、寒い12月に大掃除する気になんて、ならないに決まってますよねぇ!?


決まってませんか、そうですか…反省します。
反省だけならサルにもできるもんね!もうあとちょっとの申年。せっかくだからお猿さんにがんばってもらいましょう。なんのこっちゃ。


ランキング今日は何位かなぁ?→それより大掃除しろよ!


イルミネーション・ウォッチング2

2004-12-09 | アメリカの行事

パフォーマンスの帰り道。今度は庶民のお家です。



















10


ただ並べてみました~。しかし、各家のセンスが見えますね。
何番の家がお好きですか~?私は7番の雪だるまいっぱいとか、10番のキャンディ・ケーンとかが可愛いなーと思いました。写真の腕がもう少し良かったらもっと楽しんでもらえるんですけど…。ちょっと残念。


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イルミネーション・ウォッチング1

2004-12-07 | アメリカの行事

クリスマスは宗教的な行事なのだ、ということを感じるのはこういうデコレーションを見るときです。

家の庭に、生まれたばかりのジーザス(キリストの名前イエスの英語読み)と、見守る両親や動物たちの像を飾る家も少なくありません。



今年はサンタさんも多いですね。

そして!近隣で一番の高級住宅街へも出かけてきました。ここは町自体がちょっと特殊で豪邸、いやお屋敷しかありません。世界的な企業の社長さんなんかがぞろぞろ住んでいるところで、このエリアの公立学校は全米でもトップレベルなのだそうです。

じゃじゃ~ん!

道路から建物まで数百メートル。デジカメの限界ですが、湖に写るイルミネーションの美しいこと!



そしてそのお隣のお屋敷。左手奥に見えている建物が、我が家のざっと20倍くらいの大きさくらい。そう言えばツリーの巨大さがわかっていただけるでしょうか。

・・・・・個人のお宅ですよ・・・・・


でも、もっと怖ろしいことに、本当のお屋敷はこれらではないのです。
え?写真ないの?と思うでしょう?ふふふ。

ないんですよ。

なぜならば。

本当のお屋敷は道路から何キロも離れているので見えないんだそーです。

まったくイヤになっちゃうわねー

ま、庶民は庶民で強く生きようではありませんか。おーっ!



クリスマスの飾り付け

2004-12-06 | アメリカの行事
さてさて、週末が勝負なんて書いた時点で実は週末が半分終わっていた、という事実にお気づきでしょうか。

今日はもうやるっきゃなかったんです。朝から。


まずは低いところから。家のまわりのブッシュ(灌木)をネット状になったライトで覆います。


はしごをかけて


上ったはよいものの…。


めちゃめちゃコワいらしい。


なんとか上までたどり着き

・・・・・1時間経過・・・・・


無事終了!


うむ。くるしゅうない。
ご苦労じゃった。ホメてつかわそう。



無事成功!したかに見えたんですが…


・・・・・・なんと・・・・・・

一番苦労して付けた箇所のライトが切れていたようで、ほんのちょこっとしかつかないよぉーん w( ̄▽ ̄;)wガビ~~~ン

クリックしてなぐさめてやってね→あー、よしよし♪



クリスマス・イルミネーション

2004-12-05 | アメリカの行事
いよいよの飾り付けが盛り上がってきました。

犬の散歩をしながらご近所をちょっと撮影。









古いデジカメで夜の撮影は厳しいですねー。
今年は動物のイルミネーションの値段がかなり下がってきているのでどこのうちも庭にシカがいるようです。ほのぼのしますね。


しかし…華やかな近所を回って戻ってくると我が家だけ真っ暗
この週末が勝負です。。。がんばれ>オット     



    ・・・え?(^^;)




ランキング今日は何位かなぁ?あちゃー(>_<)

今年のThanksgivingは

2004-11-27 | アメリカの行事

はぁー、忙しかった~~~~~~~~


とは言っても今年は家族だけの感謝祭だったのです。

実は遠くから友人が来る、と思っていたのに何も連絡なし。
「もしかしたら来られないかも」と言っていたので、ダメになっちゃったのかなぁ?今になっても電話がないってことは来ないのかしらん…」

などとガッカリしながらメールの履歴を調べてみたら…

おーまいがっ!

私が返事を出し忘れてる…! 「都合の良い時間を教えてね」って言われて返事を出したつもりなのに出していなかった。

あーあ。。。もうカリフォルニアは出発してるだろう、ケイタイの番号は聞いてない…きっとこの街には来ているんだろうに、私たちには連絡が付かなかったからって来ないんだろうなあ。

ここ数日、PCのOSを入れ替えてもらったり、サンクスギビングの準備でバタバタしていたりでメールのチェックが甘くなっていたようだ。

ああ、ごめんねW…って書いたって日本語読めないよね。しくしくしく。


というわけで、昨日の感謝祭当日は我が家だけでご馳走を囲むことに。




ターキーの代わりにチキンです。塩・こしょうを刷り込んでスタッフィングを詰め込んで、焼くこと2時間ほど。(担当:ブー、TAMA)






パンプキン・パイのできばえも職人並みになってきました(担当:ブー)


他に、友人宅へ持っていくケーキを焼いたりチリを作ったり(担当:TAMA)家中のホコリ取りをしたり(担当:オット)

なかなか働いた~~~~~~~~という一日となりました。

ちなみに一番すごいと思ったのは洗い物の量です。料理をするということはイコール「洗い物をする」ということなのだなあと改めて実感しました。







マカロニサラダ(担当:ウーこと「れ」)スモークサーモンの押し寿司(担当:フー)


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Thanksgiving その2

2004-11-24 | アメリカの行事
ではここで、歴史のお時間。

ことはアメリカ最初の移民たちの時代にまで遡ります。
1620年、メイフラワー号に乗った110人の清教徒(Pilgrims)たちがアメリカ大陸にたどり着きました。
彼らは宗教の自由を求めてイギリスからまずオランダへ渡ったものの、次世代がオランダ人になっていくことへ危機感を持って新大陸への移住を決意した人々でした。

彼らは行きの片道の船賃をタダにしてもらう代わりに、新大陸で7年間その出資会社のために働く、という契約によってやってきました。

メイフラワー号は木で出来ていたため、火災を恐れた船主は彼らに火を使って調理することを禁じました。そのために船には病気が蔓延し、死んだ者もいたということです。

ようやくたどり着いた新世界アメリカですが、彼らには十分な食料もなく、まず住みかを作るところから始めなければなりませんでした。寒さと餓えで多くの仲間が病に倒れ半数以上が死に至りました。

ようやく長い冬を越えた清教徒達を見かねて助けたのがネイティブ・アメリカンのSquantoです。Squantoはかつてイギリスやスペインを航海した経験があり、英語が話せたのです。

Squantoは彼らに魚の取り方、狩りの仕方、そしてコーンを初めとする穀物の植え方、育て方を手取り足取り教えました。

そしてその年の秋、清教徒たちは冬を越すのに十分な食料を収穫し、蓄えることができたのです。その成功はSquantoの協力なしにはあり得ませんでした。

彼らはSquantoたち、ネイティブ・アメリカンの友人たちを招いて盛大なご馳走をし、収穫を祝いました。

これがサンクスギビングの始まりだと言われています。
長い年月を経て、1863年、アブラハム・リンカーン大統領の時から「Thanksgiving」と呼ばれるようになり、その後正式に毎年11月の第4木曜日が国民の休日として制定され現在に至ります。

この日はとにかくみんなで集まってご馳走を食べる。友人同士招んだり招ばれたりすることも多く、そして、何故か必ずフットボールの試合を見るのです。

このご馳走のトラディションは、ロースト・ターキー(七面鳥)、マッシュポテトクランベリー・ソースパンプキン・パイコーン…などとなっています。それ以外のメニューは各家庭によるのですが、特にターキーにクランベリーソースを添えたものは外せないようです。

え?七面鳥にクランベリーソース?それってジャムみたいなものでしょ?おいしいの?…って思いますよね?

わかります、わかります。私も最初はゲゲッと思ったんです。
でも食べてみるとこれが意外と合うんですねー。淡泊なターキーに濃い味のグレイビーソースと甘酸っぱいクランベリーソース。

機会があったら是非お召し上がりを。


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Thanksgiving(サンクスギビング)

2004-11-23 | アメリカの行事
今週の木曜日はThanksgiving(感謝祭)です。


サンクスギビングって何?感謝祭?聞いたことあるけど…という方のために、今日はサンクスギビング講座を。

別に、去年も一昨年もその前も教えてあげたのに今年も「サンクスギビングって何?」とヘーゼンとおっしゃった女王様←苦労して探し出したのでコメント読んでやってください。のためにイヤミでやってるわけではありません。念のため。

アメリカ国民にとって、イースター(復活祭)と並ぶ、年間のうち最も重要な行事の一つですが、他の2つと違ってサンクスギビングには宗教色がありません。

サンクスギビングは家族が集まり、自分たちの幸せに感謝する日なのです。

どれくらいこの休日が重要かというと、遠く離れた家族が一堂に会し、みんなでご馳走を囲むために、まずほとんどの会社・お店・もちろん役所がお休みになるのです。飛行機チケットの値段は跳ね上がり、それにも関わらず何ヶ月も前から入手は困難。まあ、盆と正月のようなものです。

ウチのオットの会社はプレジデント・デーにもコロンバス・デーにも休みませんが、もちろんこのサンクスギビングはお休みです。しかも、木・金の2日連続の大判振る舞い!これだけでもサンクスギビングの重要性がわかるというものです(え?そんなんじゃわからない?)。


では、サンクスギビングの始まりについてお話しましょう(その2へ続く)。

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petshopのクリスマス その2

2004-11-19 | アメリカの行事
PETS MARTクリスマス編続きです。
 

押すと音がキューキュー鳴るボール


これは主にローハイドのガムなんですが…
犬のおやつにまで色つけないでよーと言いたくなります。
でも可愛さに負けて買っちゃったりするんですよねー。



おやつのクリスマスバージョン。一番上の棚のぺろぺろキャンディが可愛い!


お金がいくらあっても足りません…うぅぅ。


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