合衆国の片隅で 旧館 2004年7月~2006年2月14日

21世紀の幕開け。インターネットがまだ整っていなかった時代、紙の電話帳を頼りに奮闘した家族の記録です。

マミーの運命は…?

2005-04-30 | 動物といっしょ
マミーに旅立ちの準備ができました。

殺される直前のところを赤ちゃん犬と共にレスキューされ、ボランティアの我が家で授乳、子育て、そして子離れを済ませたマミー。フィラリア成虫の治療と避妊手術を受けて痛い思いをたくさんしたマミー。

とうとう、今日初めてのアダプション(里親を見つけるためのイベント)に参加します。

会場は近辺最大のモールにあるスーパーマーケット前。
お天気がイマイチですが、暖かく、セーターでも着せて出掛けようと思います。

「このままうちの子に…」という迷いもありますが、正直なところ3頭は厳しいです。散歩にも一人では連れて行けなくなってしまったし、コリーたちを我慢させることも多くなってしまった。まったりコリー2頭とはタイプが違いすぎてやはり落ち着かないのです。

そして経済的に厳しい。犬を飼う以上、責任があります。病気になれば人間の子どもと同じように治療してやりたいと思う。日本行きで家を空けるときもどこかに預けなくてはならない。今後健康に問題の出てきそうなコリーたちを考えると3頭分はたぶん無理…。

更に…我が家は、いつでも緊急の事態に備えて一頭分の余裕を持っておくべきだと思うのです。この1年で、真黒郎、マミー、ベイビーと3頭の命を救うことができました。私たちが保護を申し出なかったらこの子達はみんな「処分」されていた。今後もそういう事態が起きない保証はない。

そして何より、マミーは可愛くて性格が良い!

だからきっと良い縁があることでしょう。


もちろん今日一日で決まる可能性は非常に低いのですがこれから、petfinder.com(←全米の、里親が必要な動物たちが見られます)にもマミーのデータが載るし、次々アダプションにも参加することになります。


もうこのカラーも外れて元気になりました。
早く本当のお家が見つかるといいね!



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言い訳させてくれっ!

2005-04-30 | 毎日の暮らしから
風邪気味です。喉も痛いし咳も出るし、モーローとした頭でネットにアクセスしてみたら…ブリスベンの女王様からまたしても情けない過去を晒されている可哀想なワタクシを発見(しくしく)。

確かに当時(7~8年前?)移住したばかりの女王様宮殿にお邪魔していた折、張り切ってタクシーを呼ぼうとして玉砕したのは私です。

だが!

それには一応理由があるのよー。

ご承知のこととは思いますが、タクシーを予約するのに必要な事項などというのはそう複雑なハズがないのです。それでも英語で電話すること自体に私はビビりまくっていました。

でも女王様に「とりあえず言うべきコトさえ言えば大丈夫!」とお尻を叩かれ、イヤイヤ恐怖に震えながら電話口へ向かった私なのでした。

つまり最初からやる気モードではなかった、というのが敗因その1

更に、電話に出たおっちゃんの発音がバリバリのクインズランド訛りだった。これが敗因その2

さらに敗因その3

オーストラリア英語が悪い。ひゃ~、言っちゃった~

とにかくしどろもどろになりながらも、自分の名前と来てほしい時間、そして名前を伝え、住所を言ったその時、それは起きたんです。
おっちゃんはこう言った。

[よし、それでそこは フラットか?]

賢明なみなさんはお気づきでしょうが、この「フラット」は当然オーストラリア英語で「アパートメント」のことです。ところが私は「そこは平らか?」と理解した(爆)。

当時女王様が住んでいらしたのはアパートメントだったのだけど、それが見事な坂の中腹に建っており、しかも道路から建物に至る小さなドライブウェイはかなりの坂だった。

ところがパニックになりつつも「ここで断られては大変」と思った私は一生懸命わずかなボキャブラリーの中から[steep]という単語を火事場の馬鹿力で見つけ出し「Yes, but not so steep slope.」と、姑息なウソまでついたのです。だってそんなこと訊くくらいだから急な坂だったら来てくれないのかと思って。

しかし、おっちゃんは「はぁ~?」とか言いながら何度か同じ質問を繰り返し、私も何度か同じ答えを返し、そして…

「おめーの言ってること、ぜーんぜんわかんねだから、誰か英語のわかるヤツに助けてもらってかけなおせよ」という捨てぜりふと一緒に電話は切られたのでした。

もうボーゼン。しくしくしく。以来電話どころか外出恐怖症になり、丸3日間外に出られなかったっけ。今だったら

「おっちゃん、フラットなんて言ったってわかんないよ、相手がわかってないと思ったら別の言葉使って説明し直せよ!」

と言ってやるのにな。

英語上達の第一歩は「自分が悪いんじゃない、わかってくれない相手が悪いんだ」と思うことなんだそうです。こういうツラい経験を思い出すとホントにそうだよなーと感心してしまう私でございます。


ちなみに私は今でも全然英語話せるとは言えませんけど、同じ状況だったら「私にわからせない相手のせい」にして説明させ、なんとか予約を取り付ける自信はある!これを上達って言うんでしょうかね?


ところで、女王様の記事の中で、オージーは日本人がヘンな発音で名前を呼んでも笑わないとありましたが、やはりアメリカ人も決して笑いません。だから自分の発音がそんなにおかしいとは普段気付かなかったりします。

ところが、一旦ボランティアで小学校低学年以下のクラスになんか入ろうものなら容赦ないです。


「ちょっと、メーガン!」とか「はい、ブリタニー!」などと呼ぼうものなら爆笑の渦。
外国語は難しいです。ホントに。

来週、なんと5年生のクラスを1時間受け持って日本語の授業をすることになってしまいました。はりきって、ぶりたにー、とかめーがんとか呼ばせてもらおうと思います。


せっかくトラックバックさせてもらったんで他の部分にもいちいち突っ込んでみますが、オーストラリアではこの週末がレイバー・デーなんですね。アメリカのレイバー・デーは9月。やはり夏の終わりです。
行楽シーズンは張るのメモリアル・デー・ウィークエンドに始まり、秋のレイバー・デー・ウィークエンドに終わるのです。

地球の裏側オーストラリアの今は本当に秋なんだなあ…。


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カエデ…じゃなくてモミジバフウの実をやっつけろ!

2005-04-29 | 毎日の暮らしから

2007年1月モミジバフウの木をメープルと勘違いしていたことに気づき、訂正しました

ちょっと古いネタですが、1ヶ月くらい前の写真。


おお、寒そうだ。今もすごーく寒いのでこの間30℃超の日々があったことの方が信じられないくらいです。


これ、メープル(楓)モミジバフウの実なんです。松ぼっくりみたいなものですが、表面がもっとずっとトゲトゲしています。


秋から少しずつ落ち始めて春になってもまだボロボロ落ちてきます。芝生の上はいつもこんな状態。


これでは裸足で歩けないし、ときにはコリーの飾り下にくっついて大変なことになります。リーフレーク(熊手)では芝生に絡まったこの実を取るのには弱すぎる。


そこで活躍するのは!



おなじみのこれ。水も吸い取る強力バキューム。




もう、車のマットの水分を吸うのと同じくバスンバスン吸い込んでしまいます。で、その感覚がまた、ゲームみたいで楽しいのです。子どもたちと取りっこしながらまたたくうちにお掃除が終わりました。


こう寒くてはちっともガーデニングランキングに参加している意義がないですね。ははは。もう少ししたら毎日外仕事になるはずなんですが。長い目で見守ってくださいませ。→どらどら♪

寒すぎ…暖炉とブロック遊び。

2005-04-28 | 毎日の暮らしから
いや~、寒い寒い。

それで通っているESLがどういうわけかまたいつも寒いんですが、こういう季節はもう耐えられない寒さです。

というわけで4月の末だというのに暖炉使っちゃいました。今背中ほかほかです。(≧▽≦)



この冬は、結構シリアスな停電があったものですから、万が一のことを思うと薪を使い切るのが恐くて、ずっと暖炉を使っていなかったんですよ。これで心おきなく夏が迎えられます。


それにしても連日30℃超の日々から一気に氷点下へ。そして雪に寒さとすっかり体調がおかしくなりました。着ても暖房を入れても体温が上がらず。
加えて新しく始まったフーのスイム・チームの練習で毎日長距離の運転に加えて夕食時間が夜9時過ぎになったりファストフードになったりするストレス。まあおかしくなりますわね。午後は頭ががんがんで寝込んでしまいました。

オットが早く帰ってきたのでYMCAやバレエへの送り迎えをバトンタッチしてゆっくりと暖炉の前でウーとブロック遊びを楽しみました。


さーて、なんでしょう?たかがブロックと侮れません。









このあたりから夢中になって写真がない・・・


完成!


ハリーポッターのホグワーツ城です。


開くとこんな感じ。




今時のおもちゃはすごいですね。私が小さい頃にももちろんブロックはあったけれどこんなに複雑で精巧じゃありませんでした。これはすごく面白い!まさかと思うような細かい部品が見事に組み合わさってあちこちに仕掛けが出来たり、秘密の本棚があったり。それにいろいろ応用も利くのでオリジナルを楽しむこともできます。私はマニュアルと首っぴきですが、ウーはほとんど写真を見るだけでさくさくと組み立てて行きます。

彼の部屋からいつもコロコロと床に何かが落ちる音がしているのはこれかぁ(笑)。

おもちゃを作る仕事って面白そう。

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役に立つ!国際郵便の書き方

2005-04-27 | 暮らしの英語
敬称についての追加記事をUPしました。
ミスターとかミセスとか、付けなくちゃいけないの?という方はこちらもどうぞ~。


日本からの葉書、お手紙ってe-mailとはまた違ってすごく嬉しいものなのです。

でも、残念なことに、日本式と欧米式の宛名の書き方は逆なので、時々配達されずに戻ってしまうものがあるらしく。そういう目に遭ってしまうとその後、くじけて諦めてしまう方もいらっしゃる(涙)。


そこで今日は外国郵便の宛名書きについて注意点など書いてみます。
東京の茶宇(苗字)真実(名前)さんから、アメリカXY州の片隅 多摩子さんへのお手紙の例。


 Mommy Chow
#101, Baby Apartment
4-32-1 Dokosoko-machi
Hatena-ku, Tokyo
111-1111 Japan
 

  
     Ms Tamako Katasumi

     1234 Cookie St.
       Hopewoods, XY 54321 U.S.A.

        


↑ちょっと縦に伸びてるけど角形封筒のつもり。切手は右上です。ハガキの場合も、同じように横置き=切手が右上 にします(2006年1月4日追記)
つまり・・・

こんな感じで

やる気のない写真でスミマセン( ̄▽ ̄;)。
あ、ちなみに国際ハガキ料金は現在(2013年11月確認)70円なので追加切手は20円でOK。


ちなみにこれを日本語に訳すと、

〒111-1111 東京都はてな区どこそこ町4丁目32の1 ベイビーアパートメント101号室 茶宇 真実さんから

zipコード(郵便番号)54321 XY州(州の名前は大文字2つのコードになっています)ホープウッズ市(町) クッキー通り1234番地 片隅 多摩子さん(結婚してるんだかしてないんだか、とにかく女性)
へのお手紙、ということになります。 



以下に注意事項を書きますが、赤字の部分だけ押さえれば大丈夫。残りは”知っ得情報”です。

1.封筒は角形を使い、横向きに置く。昔みたいに 縞々の航空便専用封筒なんか使う必要はありません。切手は右上隅に。25g以内なら100円前後のはずです。

2.中央むしろ少し右寄り・絵はがきの場合は半分よりも右)に相手の名前。友人宛ての場合敬称はナシで構いません。

3.2行目以降に相手の住所 基本的には1文字目が大文字。[.]は省略の印です。つまりStreetをSt.、DriveをDr.と書きます。住所と市の名前などを続けて書くときは[,]を入れるのが正式。つまり
1234 Cookie St., Hopewoods, XY 54321 U.S.A. 
と1行にまとめることも可能。


4.国名の下にアンダーライン

5.差出人の名前は左上宛先と同じ要領で。必ずしも名前・苗字の順にする必要はありませんが、苗字と名前を混同されるおそれは大いにあります。

6.余白に「AIR MAIL」と書く。できれば大きめに青インクまたはシールがベター。


以上、ルールさえ押さえれば何も難しいことはありません。


日本から差し出される郵便の一番の混乱元は、宛先と差し出しの位置が逆になっているものが多いこと。ここだけは特にご注意ください。


名前が先に来るべきところ住所が先になっていても、それはまあ、なんとかなるらしいのです。でも宛名と差し出しが逆だと本当にどちらへ届けたらいいのか混乱して、せっかくアメリカまで来た郵便物が日本へ戻ってしまったり。あ~ん、もったいない!

ということで、是非とも宛名を堂々とど真ん中に、そして差出人のお名前、住所は左上へ小さめに書いていただくとよろしいかと存じます。



ところで、ここからはどうでもいい話。

日本語的発想では
私は
日本という国の中の
東京という都道府県の
はてな区
どこそこ町
何番地にある
ベイビーアパートメントに住む
チャウ・マミーと申します。

と、大きい方から狭めていくわけです。自分の名前は謙虚に一番最後。


ところが、欧米的発想では


私、片隅TAMA子
1234番地
クッキー通りに住んでいるんだけど、そこは
ホープウッズ市にあって、
XY州なのね。ちなみに国は
アメリカよ、わかった?


という、そこはかとなくが一番エラソウな感じがして面白いなあと思いませんか?

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できた!

2005-04-27 | ノンジャンル
女王様の徹底指導の元、ついに



点線囲み記事





のスタイルシート作成に成功しました!!!(たぶん)


…って出来てみれば「何故あそこまで失敗を繰り返したのだ」と思うのだけど。
(途中何度か失敗記事が出ているので目にしてしまった方、失礼致しました。)

もともと超注意力散漫な性格故か、当たり前のことが当たり前にできない私なのです。余計なものを一緒にコピペしていたり、あるいは1文字足りなかったり、貼り付ける場所を間違えていたり…昔から「きゃ~、お願いだからソース見ないで!」という美意識のカケラもないhtmlしか作れませんでした。


ブログという超お助けツールができてくれて本当に嬉しい!それでもこんなに失敗続きの私って…


これで一つ芸が増えました。やったーっ!



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交通違反チケットその後

2005-04-26 | 毎日の暮らしから
スミマセン、後日談がそのまま宙に浮いている記事がいくつかあります。「あれはどうなったの!?」って思ったら遠慮なく突っ込んでください。そのために雑談部屋もございます(^^;)。日々のネタに追われてなかなか報告できなかったりしてスミマセン。

#ちなみに4種類の果物がなる木については現在注文して配達を待っているところです。先ほど銀行のオンラインをチェックしましたが、今のところ小切手も引き落とされていません。…もうしばらくお待ち下さい。


そんなわけで、懸案事項の一つ。


じゃじゃーーん



ハイ、例の交通違反チケットでございます。

結局コート(裁判所)へは行きませんでした

実はギリギリまで迷っていたんです。

でもそのギリギリってとこがまたこちららしくて。「違反金を払わない場合は○月○日の○時に△△シティカウンシルの裁判所に出頭すること」って書いてあるだけ。

「いついつまでに」というのが抜けてるんです。で、悩んでいたら先方から電話が来まして(爆)。

「あなたが忘れたらいけないので電話しているのだけど○月○日の○時に△△シティカウンシルの裁判所に出頭してねって言うんです。

「えっ!でも私、違反金を払おうかと思っているんですけど!(もしかしてもう期限切れっ!?)」って言ったら「まだ届いていないわ」と。

「え?いつまでに払わなくちゃいけなかったんですか?」って聞いたらその裁判の日時までに、だって。もう、びっくりさせないでよ~~~。←っていうか、ちゃんと確かめろよ>自分


日本だったら郵便振替とか銀行振り込みなんでしょうか?こちらだと小切手を切って郵送です。あまり時間が読めません。そう言うと「間に合わなかったら大変だから持ってきてもいいんだけれど、面倒でしょうから郵送して当日の朝、確認の電話をしてくれる?」と言われました。当日の朝までに届いていれば安心だし、それで届いていなかったらそこで改めて届ければ良い、というわけです。そうしたら後から小切手が届いても破棄してくれるんでしょう。

そこでやっと近所を回って情報を収集したわけですが(笑)、みなさん口を揃えて「払いなさい!」とおっしゃった。なんでも、下手にコートへ出かけて無罪を主張した挙げ句有罪になったら、余分のペナルティの他、裁判の費用やら何やらたくさん払わなければならなくなるのだそうで。

やっぱりそういうものですか。ということは今まで一度も払っていないというのは相当の強者ってことなんですね。

とりあえず今回は素直に75ドル払うことにしました。すぐに小切手を切って郵送。当日の朝指定された番号に電話をかけると同じ女性が出て、にこやかに「はい、ちゃーんと受け取りましたよ。出頭の必要はありません。また何かわからないことがあったら聞いてねー」と言われて今回の騒動は終わりました。

まあ社会勉強になったとはいえ、もうこりごりです。赤信号には気を付けよう。

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マミーdisaster

2005-04-25 | 毎日の暮らしから
 マミー(本名アキコ)に特別な執着を持つママ猫からマミーの記事を早く書け!と怒られたので、せっかく今からウーにびしばし日本語を仕込もうと思っていた時間を返上してマミー情報をお届けします。(見返りにアンタの作るほっぺたが落ちそうに激ウマのパブロヴァを地球の裏側から送るように>ママ猫)


手術翌日の昨日、朝からマミーは元気がありませんでした。手術当日は吐きまくり、下痢もして食欲もまったくなし。それでもその時痛み止めの注射は効いていたようでそれなりに動き回っていましたが、昨日はぐったり。

それでもケージに入れると人恋しくて泣き叫ぶので、ファミリールームの床にふわふわのクッションを置き、私たちのそばで寝かせていました。少しの音にも反応し、神経質にまわりを見回しては苦しそうにしているマミー。

いくら静かにしようと思っても、4人と2頭+ファミリールームにいるインコ2羽の喧噪の中では安眠ができない!

そう判断した私はマミーを置いてしばらく家を空けることにしたのでした。

本当は大人が一人お目付役に残るのが最善ですが、オットは遙か彼方。残る運転手は私一人。そしてブーはバレエです。クッキーとHopeのハンドリングや不測の事態を思えば全員で出掛けるしかありません。

おとなしくケージに入ったマミーに「ゆっくり休むのよ」と声をかけ、我々はペットマートへ出掛けました。

めいっぱい時間をつぶし、帰りがけスーパーマーケットに寄って食料を買い込み、3時間後に帰宅。


そして・・・


ガレージのドアを「ただいま」と開けると、そこには何故か尻尾を振って嬉しそうに出迎えるマミーの姿が。



どどど、どゆこと?



じゃーん、こういうことです。



GUESS WHAT?!



ケージのドアがないっ!完璧に外れて内側に倒れてます。
おまけに下のトレー(床)は敷き詰めた毛布もバスタオルも見る影もなく引きちぎられれた挙げ句1メートルも前にでてるし。



マミー、すっかりハイパーになって飛び回ってました。




あの真黒郎でさえ、ケージからの脱出は果たした(上のフタから飛び出した)ものの、破壊には至りませんでした。しかもマミーは3時間前までぐったりしていたんです。息も苦しそうだったんです。恐るべしチャウパワー。

まだ傷口も塞がってないんです!(涙)


ともあれ、すっかり元気になってました。ケージはネジが一カ所取れたとか、そういう問題ではなくて、鉄の棒一本一本が強烈に歪んでいました。どんだけ怪力出したんだ?

そして一日経った今日も、大事を取ってトイレもクッキーたちとは時間差で外に出したんです。走り回らないように。そうしたら…。


一人で走ってました(涙)。

ホントなの?いいの?あなた本当に大丈夫?


「こうやって出たのよねー」
と実演して見せてくれるマミー  



おかげさまで楽しく暮らしてますけど。何かありました?




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信じがたいモノ

2005-04-24 | 毎日の暮らしから
来ました来ました!本当に来ました!


実はテレビでどれだけ「明日の朝までに数インチの積雪が…」なんて言われたところで信じちゃいなかったのですが・・・。


本当に積もりましたねー。
まだ降り続けてますよ。



さすがにこれは観測史上初らしいのですが、人間なぜ「記録が出ると嬉しい」んでしょうか?一体過去のダレに対して「今が一番すごいんだぞ!」と威張りたいのかよくわからないですが、こういう人って結構いるみたいで、人間の心理っておもしろなあと思います。


ところで、植物を遅霜や雪害から守るためには毛布などで植物にカバーをかけてやります。ですが、昨夜の記事に書いた通り、テレビで「今回のような場合は毛布に積もった重くて冷たい雪が植物をつぶして逆効果ですから、(気温が一番下がる)朝まではそのままにしておいて朝になってから毛布をかけましょう。」と言われショックを受けました。

これに対して、私のガーデニングの師匠である、オーストラリアはブリスベン在住の女王様から

「気温が一番下がるのが朝方だから、毛布を掛けるのならやっぱり夜からずっとじゃないと効果がないのでは?」

という指摘を頂きました。

さすがは女王様。

その通りでございます。


ところがですね。


すっかり忘れていましたが、ここにはここのまた違った事情があるのでございます。

アメリカ人の朝は早い!

通勤平均時間が30分以内であろうとも、6時にはラッシュアワーが始まり、それどころか7時に会社に着く前にジムでしっかり運動して行くのがデフォルトの人々です。歯医者の予約なんぞは、ひと働きした後、休憩も兼ねて8時から、なんてのも当たり前の人々です。午後3時には帰りのラッシュアワーが始まり、帰宅と同時に家や庭の手入れに精を出す人々です。

とにかくアメリカの人々は早起きさんなのです。

加えて、もともと標準時との偏差で太陽が正午に南中することがないこの地域。サマータイムで更にずれまくっています。

つまり

一番気温が下がる朝方(夜明け前後)というのはこちらの人々にとっては真っ昼間と言っても過言ではない活動時間の真っ最中、午前7時過ぎなのですよ。

そんなワケなので「朝になってから毛布をかけましょう」というのは至極まっとうなアドバイスなのでした。


「最も気温が下がるのは朝方」という、一見普遍の事実みたいなものも、条件によってこういうふうに事情が変わってしまうモノなんですねー。

そんなわけで、昨夜はがっくりしましたが、朝になってとりあえず畑にかぶせた毛布を一旦引っぺがし、トンネルとまではいかないもののそこらへんにある鉢やら何やらに引っかけ、空間を作ってかけ直して参りました。これでなんとか生き延びてくれればいいですが…


それにしても日本にン十年も住んで、この時期の「明け方」は6時前なのが当然、という常識は体にたたき込まれているはずの私なのにそんなことをすっかり忘れてました。異常に忘れっぽい環境順応能力が異様に高いんでしょうか<私 (…と物事はポジティブに捉えましょう)


さて、雪はまだまだ降り続いています。既に「なんちゃって雪」の降り方じゃありません。もう、「来るなら来い!」状態(涙)。人間の心理って…(以下略)

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freeze warning 凍結注意報

2005-04-24 | 毎日の暮らしから
この記事はChicago きっちんさんにトラックバックしています。

いやー、今日は盛りだくさんな一日でした(号泣)。

中でも一番の事件を起こしてくれたのはマミーなのですが、今はその写真をupする気力がないので、明日をお楽しみに…。


朝からの雪も昼頃には雨に替わりましたが、すっかり冬を忘れた体には厳しい凍てつく寒さの1日。家の中は魔法瓶みたいなものなのでそう簡単に気温は下がりませんが、(氷点下が半日近く続いてもまだオートの暖房スイッチも入らないのです。)外は車から駐車場を歩いて店に入るのももどかしいほど。


自転車の300kmレースに出掛けたオットは寒さで自由が利かなかったのか、序盤(10km地点?)の踏切でレールに車輪を取られて転倒、それでも走り続けたものの、ますますシビアになる寒さと打ち身の痛みに耐えかねて180km地点でストップしたと連絡がありました。

「いや~、寒いよ」

…って当たり前ですって。

レースのエントリーは30名ほどだったそうですが、実際に今日走ったのは10名。3分の2はまともな人々だったわけですね(笑)。
それにしても「これなら走れる」と判断してレースを開催する主催者(去年カナダで顔を合わせてます)もタダモノじゃないですが、集まる方も集まる方です。何が彼らをそこまでさせるんでしょうナゾです。


ともあれ、レースは無事進行している模様。オットはもう熱いシャワーで解凍されて帰途についています…がっ!

凍結注意報発令中。

車だから大丈夫だとは思いますが、なんだかとんでもないことになってます。

現在の気象情報によると今、気温は華氏32度(0℃)体感温度は24度(マイナス5℃くらい?)とのこと。
場所によっては2-3インチ(5-6cm)の雪が積もるかも…と言っています。

この日の記録最高気温は1950年の89度(32℃)最低気温は1986年の23度(マイナス5℃)だそうです。

それはそうとこのニュースを見ていたとき、ちょっとショックなことが…

アナウンサーが「1986年の今日はこれよりも寒かった」と言った途端、フーのやつ、「何十年も前のことじゃないの」と言ったんですよ。同じ瞬間、私は「あら、つい最近の話なのね」と思ったというのに!!!


そうかー、彼らにとって86年なんて「生まれる前の大昔」なんですね。その瞬間、何歳か年を取ったような気がしました。しくしく


気を取り直して。
アナウンサーがまた衝撃的なことを言いました。
「ええと、普通、遅い霜が降りるときは『大切な植物に毛布をかけなさい』と言うんですが…」

はいはい、かけましたよ。だってESLの先生もそう言ったし!

「でも今回のような場合は毛布に積もった重く冷たい雪が植物をつぶして逆効果ですから、(気温が一番下がる)朝まではそのままにしておいて朝になってから毛布をかけましょう。」


…だって… 


(号泣)





もうダメだ、畑の大根さん、ニンジンさん、さようなら。また来年会いましょう。



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新緑に雪。シュールな風景

2005-04-24 | 毎日の暮らしから
寒波が来るぞぉー!というワケで

昨日の夕方、オットがレースに出発した後で寒さに弱い植物は全部家に緊急退避させました。



そして予報通り今(土曜日の朝)本当に雪が降っているわけですが・・・


真新しい新緑に雪ってなんかすごく
ミョーな感じです。


昨日の時点でのテレビの予報↓


土曜から日曜にかけての最低気温が31度Fになってます。摂氏で0度からマイナス1度くらい。この予報は時間で変わるので27度くらいに下がったこともありました。


そして、昨日の朝に続いて夜に来た激しいサンダーストームのときのレーダー。

真っ赤です。
(普段は全部緑。ちょっとした雨で黄色)


赤い帯が、発達しながら南西から北東へとゆっくり移動していきます。


一番ひどいときはPCはもちろん、テレビをつけておくのも電話も水も危ない(感電の恐れあり)ので窓際でこんな写真を撮ってました。












こんな写真が100枚以上撮れたんですけど(号泣)。


でもでもでもでも、最後に1枚なんとか!




ドコドコドコドコドコドコ・・・






すみません、いい加減しつこいですね、はい。








ホラッ!


あれだけの稲妻からたった1枚撮れたのがコレですか…orn。



いやー、デジカメって難しいですね。…とカメラのせいにして今日はここまで!

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マミー@回復中

2005-04-23 | 動物といっしょ

昨日はまだ麻酔が効いて元気があったマミーですが、今日はさすがに痛むようでおとなしくしています。


朝飲ませた痛み止めが効いてきてトロトロしているマミー




今日はみんなでしばらく留守にして安静を保とうと思います。でも驚いたのは、術後だというのに、エリザベスカラーも付けていないし、普通に歩けること。傷口も昨日切ったとは思えないほど綺麗なのです。内側は2層に渡って縫ってあるけれど(たぶん溶ける糸)外側は縫い傷がないとのことです。一番外側はグルー(接着剤)で止めてあるらしいのです。これだと回復も早いし、犬が気にして舐めたりすることもないのでカラーもいらない、と。


実は、このシェルター関係の獣医さん、事務的な感じであまり好きではないのですが、もしかしたら腕がすごく良いのかもしれません。


だって真黒郎やクッキーの手術の跡と言ったらそれはもう・・・・



×ピーーーーーーッ×
(公序良俗に反するおそれがあるので写真の掲載ができません)


…っていう感じで。

ウチの主治医ってものすごく不器用なんじゃ…。とするとマミーはこれでもラッキーだったのかなあ。うーん。


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ストームの跡を見て竜巻の準備をする。

2005-04-23 | 毎日の暮らしから
3月4月はサンダーストームの季節。トルネード(竜巻)もやってきます。
これは先日のちょっとした雨風(雷(サンダー)を伴わない)…の時の画像です。それでも外を見てびっくり。実にいろいろなものが飛び交っていました。工事現場から何かのパネルが飛んできたりイスがひっくり返っていたり。



種まき直後の菜っ葉類(水菜、春菊、小松菜)の上。まだ芽が出ていなくて幸い?今回はきっとこんなわけにはいきません。カバーしなくちゃ。



ゴミ箱が飛ぶなんて・・・。




そして極めつけにバーベキューコンロが倒れてました。

何事もなくてよかったです。でもまだまだ序の口。本当にトルネードが来たらこんな悠長なことは言っていられません。

日頃からパニックにならないように地下室に生活の備品を備えておかなくては。

先日は英語学校の授業でトルネードの備えについて勉強しました。警報機や地下に備えるべきもの。警報が鳴る機械は我が家にもあるのですが、値段によっては誤報が多かったり(地域の特定が十分でない)洪水警報と竜巻警報の音の区別がなかったりするものもあるので性能の良いものに買い換えた方が良いこととか、できれば地下に空のバスタブとマットレスを用意することとか、真剣に聞いてしまいました。

実際、去年、そして5年ほど前にもこのエリアを大きな竜巻が襲い、その都度家や店が壊滅的に破壊され、死者が出ているのです。

日本では地震の備えを。アメリカ中西部では竜巻の備えを、常にお忘れなく。


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マミーの手術

2005-04-22 | 動物といっしょ


今日はマミーの避妊手術の予約がありました。
1月の末に、生まれたてのベイビーと一緒にシェルターに保護され、翌日には殺されるところで九死に一生を得たマミーとベイビー。ベイビーは既に里親にもらわれ、今我が家にいるマミーですが、今後、里親を探すためには避妊手術が条件になります。

マミーの推定年齢は、まだ3歳くらいとのこと。これから長く幸せな人生を過ごすために、必要なことと割り切るしかありません。勝手に避妊手術を受けさせ、痛い思いをさせるのも人間のエゴなら、そのままにしておいて次々生まれる子犬を殺していくことになるのも人間のエゴ。
どちらにしても悲しいことですが、望まれずに生まれて殺されていく命を持つよりはマミーが幸せに暮らせることが大切と私は考えます。

アメリカでは家庭犬の場合は通常、避妊・去勢手術がされているようです。それでも「アクシデント」で生まれてしまい、断たれる命は年間何万もあるのですが。

パピーミルで用済みになり、捨てられてシェルターから来たHopeはもちろん避妊手術を受けています。真黒郎もうちにいる間に受けました。クッキーは子犬の時に。

これでマミーは次のアダプション(人の集まる場所で里親を見つけるためのイベント)に参加することができます。

予約は朝の7時半。我が家から60kmくらい離れた町に、マミーの所属するアダプショングループの指定動物病院があります。よりによってこんな嵐の日。サマータイムのせいでまだ真っ暗な朝6時半に家を出ました。

昨夜の食事を最後に今朝は食事抜きのマミー。車に乗るのを少し嫌がりましたが、私に絶対的な信頼を寄せているので「get in」と言うと自分から乗り込みました。

激しい雷鳴と叩き付ける雨で視界の悪い中、不安だったろうに泣きもせずに(普段はよく泣くんです、これが)おとなしく乗っていてくれました。

病院に着くと、今までは抵抗したものですが今回は諦めたようで、何度か私に飛び上がったあとはすんなりと連れられて行きました。お昼頃に電話で様子を知らせてくれるそうです。問題がなければ今日中に連れて帰れるとのこと。
あとは待つだけです。どうか無事に済みますように。

マミーのいない家の中、妙に静かです。

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げっ!雪ですか!?

2005-04-22 | 毎日の暮らしから
なんとなんとなんと雪の予報が来ました。がび~~~~ん

昨日なんて30℃軽く越えて、ハイウェイでも半袖Tシャツ1枚で車の窓全開。暑くても「まだエアコン使わないぞ~」なんてがんばっていたのに。

雪…しかも氷点下ですか…


とりあえず、畑のニンジン・大根・ネギ・モロヘイヤ・三つ葉このあたりはワラの上に毛布でカバーですね。更に花壇の青菜類も毛布が必須。

フロントヤードのムスカリとアネモネ、ラナンキュラスはたぶん大丈夫でしょう。

それにしても、侮れません、中西部! 可哀想なオットはその日も自転車のレースです。すっかり夏仕様のつもりだったらしいですが彼は氷点下に耐えられるのでしょうか。 ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ…日曜日をお楽しみに!

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