うちの子どもたちは学校のストリングス(弦楽)でバイオリンやチェロを習っています。(このあたりの事情はコチラを読んでね。)
もちろん弦楽器だけでなく、管楽器やコーラスを選択する子たちもいて、それぞれ新学期の準備に忙しい今日この頃です。
我が家の場合、今のところ楽器はレンタル。最初に学校から紹介された弦楽器店のうち、一応先生のお薦めらしいところを選びました。
ブーとフーは4年目のバイオリン、そしてウーは2年目のチェロです。
このお店のプランではいずれ楽器を購入する場合、レンタル料のうち最初の3年目までに払った金額は100%、楽器の値段から引いてくれるのです。だからイキナリ買って失敗することもなく、安心してレンタルができます。
もちろん、このレンタル料にはメンテナンス・フィーも保険も含まれています。弦が切れたり、楽器の調子が悪いときにはいつでも無料で見てもらえるのは大きな安心。
だけど、最初にエキストラの弦を受け取っておけば直すのは学校の先生がやってくれちゃうし、ここの楽器はしっかりしているのでほとんど店まで出向くことはありません。というわけでほぼ毎年この時期にしか来ない上にちょっと遠いので、毎年、楽器を持って子どもたちを車に乗せ、家のサブディビジョンを出たあたりで「あれ?どっちへ向かえばいいんだっけ?」と慌てて地図を見ることになります。
ともあれたどり着いたショップは大混雑してました。どこの学校も大体新学期1週間前で、親たちも慌ててあちこち駆け回る時期。この店に来るのはいつもギリギリだったりすごく余裕がある時期だったりでこんな大忙しのまっただ中に来るのは初めて。
思えば3年前、初めて来たときは私もド素人なら子どもたちも弦楽器を弾くことはおろか触ったこともなかった素人家族。ロビー(彼らはそこをショールームと呼ぶ(笑))で学校名と選択した楽器(バイオリン)を告げるとその場でホイホイと楽器を手渡され、簡単に料金の説明を受けておしまい!でした。
でも2年目、3年目…毎年半分以下に減っていくストリングス人口の中で生き残ってくると、徐々にお店の人も丁寧に見てくれるようになります。そして楽器もグレードアップを薦められ今年はとうとう4年目。
グレード4の楽器にたどり着きました。
去年の話では、グレード3と4との差は見かけだけで、グレード5以上の楽器はレンタルしないということでした。だから今年は今まで借りてきたグレード3の楽器を購入しようかと思い、相談してみました。
すると、今年からグレード5までレンタルするようになり、同時にグレード4に新しい楽器を大量に投入、今までのグレード4とはレベルが違うはずだから、今ハンパな楽器を買うよりは良い楽器をレンタルしたら、とのこと。
「試してみて」と通された奥の部屋。ロビーに溢れていたお客さんのほとんどはまだ1年目か2年目という感じでロビー止まりなのに、去年からこの奥の部屋へ通されるようになり、ちょっとした小VIP気分です。(なんて小市民)
それがこのお部屋。


ここにかかっているのはほとんどがグレード5以上とのこと。
好奇心にまかせていろいろ質問してみました。グレードはいくつあるのか?最高の楽器のお値段は?高いグレードの楽器を使うのはどういう人たち?
おじさん、ヒマなわけでもなかったのですが、こういう話になるとやはり熱が入るのか目を輝かせて説明してくれました。
グレードは1から10まで。最初の年に子どもたちが借りるのがグレード1。レンタルは5まで。そしてグレード10はなんとなんと
あの
ストラディバリウス!
だと言うではないですか。もちろん店舗には置いてなくて、半年ごとの貸し出しにしているとか。
ホントですか~!?こんなところにそんなものが…にわかには信じられません。お値段は2ミリオン(約2億円)を超えると言っていました。
あとは、プロの交響楽団の奏者用、ハイレベルの大学生用、普通レベルの大学生用…というふうにグレード分けしているそうです。
そしてブーとフーが代わる代わる試し弾きしてみたグレード4や5の楽器、今までのグレード3になった時も「1や2と全然違う!」と驚きましたがやはり良い楽器は良いんですねえ。

上が今まで借りていたグレード3 下がグレード4です。

というわけで、レンタルフィーは今までの年間187ドルから225ドルにアップです。年間にして40ドル弱の違い、という微妙な値段設定がくせ者で、気を抜くとどんどんグレードアップしてしまいそう。
そして問題のウー君。
彼のチェロは、はっきり言ってまだ音楽になっていません。そうでなくてもお高いチェロ(一番下のグレードでも283ドル/年!)今年はとりあえずサイズだけ変えてもらおうと思いました。
さてさて、最近ずいぶん背が伸びたような気がするけれど、どうかな?
ケースから楽器を出し、身体の前に据えてみると、おじさん思わず
「Oh my gosh!! He's grown like weed!」
(あの~、もしかして[weed]の前に[a]が必要ですか?weedって可算名詞??どなたか~~~)
と叫びました。私もびっくり。知らないうちにすっかりチェロが縮んでいました。(オイッ)

右が今のウーの正しいサイズ3/4 左がこの1年間使ってきたハーフサイズ
確かに1年前はこのハーフがピッタリだったのに。成長してるんだねえ、まるで雑草のように。そういえば、ウーは[weed]を[wheat]と聞き間違えて「麦みたいに伸びるなんてかっこいい」と喜んでいましたが、姉たちに確認したところ、やっぱりおじさんはWEEDと言ったようでした(^^;)。 へこたれるな>ウー 雑草のようにたくましく生きるんだ!
とにかくウーのチェロ選びには何の迷いもなくグレード1…のつもりだったのですが、見せてくれた楽器は思い切りプライウッド(合板)でできていて、見るからに安物っ!って感じ
これに難色を示したのがウーです。好みの色を選びに工場へお邪魔してきたウー、一緒に戻ってきたおじさんは満面の笑みで
「お母さん、息子さんはプライウッドの色目を好まれないようですよ。」
と言ってきました。グレード1は全部プライウッドなんだそうです。今まで使っていた小さいサイズのはグレード1の在庫がなくて、実はグレード2のを貸してくれていたらしい。
さて困りました。…と言っても、そうして一度グレード2の楽器を触らせてもらってしまったらもう後には引けないんです。
下手な人ほど下手な楽器を使ってはいけない。
だから私のピアノもペトロフだしね(爆)。そう思えば仕方がないですね。そんなわけでウー君のチェロも思いがけずグレードアップ。335ドルなり(涙)。
そうする合間にも「新しい弓と替えて」だの「松ヤニがないの」だの「ショルダーレストが合わないから別のにしてもいい?」だの要求し放題の娘たち。おじさん、きっと「今までおとなしい家族だと思っていたのは英語が話せなかっただけだったのかー」と呆れていたに違いありません。
全ての付属品が揃い、ペーパーワークが終わると思いっきりにっこりした彼は
「So, Everybody is happy now? 」と訊いてきました。私は思わず
「Yes, maybe except my husband.」と答えてしまいました。
(もしかして、[except]と[my husband]の間にforか何か入れないとだめ?)
オットよ、事後承諾でゴメン。教育費ってタイヘンね。
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もちろん弦楽器だけでなく、管楽器やコーラスを選択する子たちもいて、それぞれ新学期の準備に忙しい今日この頃です。
我が家の場合、今のところ楽器はレンタル。最初に学校から紹介された弦楽器店のうち、一応先生のお薦めらしいところを選びました。
ブーとフーは4年目のバイオリン、そしてウーは2年目のチェロです。
このお店のプランではいずれ楽器を購入する場合、レンタル料のうち最初の3年目までに払った金額は100%、楽器の値段から引いてくれるのです。だからイキナリ買って失敗することもなく、安心してレンタルができます。
もちろん、このレンタル料にはメンテナンス・フィーも保険も含まれています。弦が切れたり、楽器の調子が悪いときにはいつでも無料で見てもらえるのは大きな安心。
だけど、最初にエキストラの弦を受け取っておけば直すのは学校の先生がやってくれちゃうし、ここの楽器はしっかりしているのでほとんど店まで出向くことはありません。というわけでほぼ毎年この時期にしか来ない上にちょっと遠いので、毎年、楽器を持って子どもたちを車に乗せ、家のサブディビジョンを出たあたりで「あれ?どっちへ向かえばいいんだっけ?」と慌てて地図を見ることになります。
ともあれたどり着いたショップは大混雑してました。どこの学校も大体新学期1週間前で、親たちも慌ててあちこち駆け回る時期。この店に来るのはいつもギリギリだったりすごく余裕がある時期だったりでこんな大忙しのまっただ中に来るのは初めて。
思えば3年前、初めて来たときは私もド素人なら子どもたちも弦楽器を弾くことはおろか触ったこともなかった素人家族。ロビー(彼らはそこをショールームと呼ぶ(笑))で学校名と選択した楽器(バイオリン)を告げるとその場でホイホイと楽器を手渡され、簡単に料金の説明を受けておしまい!でした。
でも2年目、3年目…毎年半分以下に減っていくストリングス人口の中で生き残ってくると、徐々にお店の人も丁寧に見てくれるようになります。そして楽器もグレードアップを薦められ今年はとうとう4年目。
グレード4の楽器にたどり着きました。
去年の話では、グレード3と4との差は見かけだけで、グレード5以上の楽器はレンタルしないということでした。だから今年は今まで借りてきたグレード3の楽器を購入しようかと思い、相談してみました。
すると、今年からグレード5までレンタルするようになり、同時にグレード4に新しい楽器を大量に投入、今までのグレード4とはレベルが違うはずだから、今ハンパな楽器を買うよりは良い楽器をレンタルしたら、とのこと。
「試してみて」と通された奥の部屋。ロビーに溢れていたお客さんのほとんどはまだ1年目か2年目という感じでロビー止まりなのに、去年からこの奥の部屋へ通されるようになり、ちょっとした小VIP気分です。(なんて小市民)
それがこのお部屋。


ここにかかっているのはほとんどがグレード5以上とのこと。
好奇心にまかせていろいろ質問してみました。グレードはいくつあるのか?最高の楽器のお値段は?高いグレードの楽器を使うのはどういう人たち?
おじさん、ヒマなわけでもなかったのですが、こういう話になるとやはり熱が入るのか目を輝かせて説明してくれました。
グレードは1から10まで。最初の年に子どもたちが借りるのがグレード1。レンタルは5まで。そしてグレード10はなんとなんと
あの


ホントですか~!?こんなところにそんなものが…にわかには信じられません。お値段は2ミリオン(約2億円)を超えると言っていました。
あとは、プロの交響楽団の奏者用、ハイレベルの大学生用、普通レベルの大学生用…というふうにグレード分けしているそうです。
そしてブーとフーが代わる代わる試し弾きしてみたグレード4や5の楽器、今までのグレード3になった時も「1や2と全然違う!」と驚きましたがやはり良い楽器は良いんですねえ。

上が今まで借りていたグレード3 下がグレード4です。

というわけで、レンタルフィーは今までの年間187ドルから225ドルにアップです。年間にして40ドル弱の違い、という微妙な値段設定がくせ者で、気を抜くとどんどんグレードアップしてしまいそう。
そして問題のウー君。
彼のチェロは、はっきり言ってまだ音楽になっていません。そうでなくてもお高いチェロ(一番下のグレードでも283ドル/年!)今年はとりあえずサイズだけ変えてもらおうと思いました。
さてさて、最近ずいぶん背が伸びたような気がするけれど、どうかな?
ケースから楽器を出し、身体の前に据えてみると、おじさん思わず
「Oh my gosh!! He's grown like weed!」
(あの~、もしかして[weed]の前に[a]が必要ですか?weedって可算名詞??どなたか~~~)
と叫びました。私もびっくり。知らないうちにすっかりチェロが縮んでいました。(オイッ)


右が今のウーの正しいサイズ3/4 左がこの1年間使ってきたハーフサイズ
確かに1年前はこのハーフがピッタリだったのに。成長してるんだねえ、まるで雑草のように。そういえば、ウーは[weed]を[wheat]と聞き間違えて「麦みたいに伸びるなんてかっこいい」と喜んでいましたが、姉たちに確認したところ、やっぱりおじさんはWEEDと言ったようでした(^^;)。 へこたれるな>ウー 雑草のようにたくましく生きるんだ!
とにかくウーのチェロ選びには何の迷いもなくグレード1…のつもりだったのですが、見せてくれた楽器は思い切りプライウッド(合板)でできていて、見るからに安物っ!って感じ
↓コレ

これに難色を示したのがウーです。好みの色を選びに工場へお邪魔してきたウー、一緒に戻ってきたおじさんは満面の笑みで
「お母さん、息子さんはプライウッドの色目を好まれないようですよ。」
と言ってきました。グレード1は全部プライウッドなんだそうです。今まで使っていた小さいサイズのはグレード1の在庫がなくて、実はグレード2のを貸してくれていたらしい。
さて困りました。…と言っても、そうして一度グレード2の楽器を触らせてもらってしまったらもう後には引けないんです。
下手な人ほど下手な楽器を使ってはいけない。
だから私のピアノもペトロフだしね(爆)。そう思えば仕方がないですね。そんなわけでウー君のチェロも思いがけずグレードアップ。335ドルなり(涙)。
そうする合間にも「新しい弓と替えて」だの「松ヤニがないの」だの「ショルダーレストが合わないから別のにしてもいい?」だの要求し放題の娘たち。おじさん、きっと「今までおとなしい家族だと思っていたのは英語が話せなかっただけだったのかー」と呆れていたに違いありません。
全ての付属品が揃い、ペーパーワークが終わると思いっきりにっこりした彼は
「So, Everybody is happy now? 」と訊いてきました。私は思わず
「Yes, maybe except my husband.」と答えてしまいました。
(もしかして、[except]と[my husband]の間にforか何か入れないとだめ?)
オットよ、事後承諾でゴメン。教育費ってタイヘンね。
