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合衆国の片隅で 旧館 2004年7月~2006年2月14日

21世紀の幕開け。インターネットがまだ整っていなかった時代、紙の電話帳を頼りに奮闘した家族の記録です。

ブログのお引っ越し!

2006-02-15 | 毎日の暮らしから


オレ達、お引っ越しするんだって。 するのよ~


さあ!荷物をまとめて移動するよ~!
どうでもいいけどお鼻キタナイね、クッキーどこで穴掘りしたの?


1年半あまり親しんできたこのアドレスですが、とうとう容量が99%になってしまいました。新居へ移動いたします。大変お手数ですが、皆様、ブックマーク、並びにリンクの変更をお願いいたします。

では、あちらでお待ちしております♪


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チーズケーキ三昧/窓交換始まるか!?

2006-02-13 | 毎日の暮らしから

昨日から久しぶりにスイッチが入り、チーズケーキ2種類制作。フーは恒例、犬用カボチャビスケットを焼いていました。


ブランマンジェ 材料は卵白と生クリーム、クリームチーズと砂糖。


アジア食材店で買ったカボチャはビスケットに化けました。


チーズケーキ・卵黄・ゼラチン・生クリーム・レモン少々・砂糖で作った正統派レアチーズケーキ。生卵があるとお菓子の幅が広がります♪


イチゴを砂糖でまぶしてから煮詰めたストロベリーソースで飾りました。


え?まるで、クリームチーズイチゴ生卵を急いで消費するために苦し紛れに作ったように見える?その通りです。それだけです。とうとう10kgのダイエットに成功したオットへの嫌がらせなんかじゃあ決してありません。おいしゅうございました。(今日はういんちるさんち風にしてみました)


***


今日は朝から窓屋さんが来る日。全部の部屋の窓のサイズを計って見積もりを出すというので我が家は大騒ぎ。二階なんて普段人が来ないからろくに掃除もしてないのでね。まずいですね、こういうときに。

でも、そもそもうちは窓の交換なんてする気はなかったのです、2日前まで。いや、実を言うと去年の今頃は毎日考えていました、いや夢見ていました、窓を総取り替えすることを。昨シーズンは12月のうちにマイナス20℃を記録し、毎日窓が結露していたのです。もちろん、一応北米仕様なので、断熱タイプの二重窓ではありますが、築20年近くになる我が家の窓枠はアルーミナム。熱効率を考えると最善の選択とは言えません。現在の主流であるヴァイナル(つまり樹脂)の断熱性には全く敵わないのです。この「アルミナム」と「ヴァイナル」はそれぞれ、アルミニウムとビニールのことですが、気付くまでは「聞いたこともない材質だ」と思っていました。


でも今年の冬は暖かいので、もう窓のことは後回し、それよりも今、我が家には別に問題があって、そちらの解決が本当は最優先でした。実は外壁の一部、sofitと呼ばれる、壁の張り出した部分の下側角に腐食が起きてしまって。この部分の修理を巡って、ここ数週間、見積もりを取ったり、詳しい知人を呼んで意見を聞いたり、別の大工さんを紹介してもらったりバタバタバタバタとしていました。

そんな時に、突然飛び込みの営業で、窓のセールスをされて、「今全然それどころじゃないから」と素っ気なく断ろうとしたのですが、相手が一枚上手でした。我が家の窓を一瞥すると、ズバリ、熱効率の悪さを指摘し、アメリカには珍しく、カラフルな写真入りの図解つきパンフレットで解説を始めるのです。しかも、現在この地域(同一郵便番号内)に3軒限定のプロモーション価格で50%オフだと…。ああ、こういうのって実はそんなに安くないのを知っているはずなのについつい話を聞いてしまう私。「とにかく見積もりだけ」と食い下がる相手に、その見積もり自体も電話キャンセルできることを確認して、見積もりの予約を取ってしまいました。


まあ、最優先課題ではなかったとはいえ、ずっと懸案事項だったし…窓を取り替えておけば必ず家の資産価値は上がるし(ここが日本と違うところデス)、冷暖房のランニング・コストを考えても損はしないはず、あとはお値段との兼ね合いかな、と。

…ということをご近所のご意見番(笑)に相談したところ、「見積もりを取るのは良いことだけど、相手はなんとか今日中に契約をと迫るはずだから、何が何でもそれはやめるのよ!」とアドバイスをもらいました。ハイ、気をつけます。


そして今日です。驚くことに予約時間から3分と遅れずにやってきた本格的営業のおっちゃん。220パウンド(100kg超)の巨漢でしたが、説明のうまいこと!各社の広告を集めた資料も完璧。おまけに窓の模型やら、断熱効果の実験まで見せて、実に説得力のあるプレゼンテーションを繰り広げるのです。

ガラス自体も相当の強度で、おっちゃんが力一杯げんこつで叩いて見せたり、靴でガラスの上に乗って見せたり。ガラスの丈夫さもさることながら、網戸がナイロンでできていて、そこらへんにあった鉛筆でグサグサ刺して穴を開けてもすぐモトに戻ってしまうんです。さらに、アメリカのちょっと古いタイプの(我が家みたいな)窓では網戸はFixed(はめ殺し)という、取り外しのできないものが一般的なのですが、この窓ならダブルハングの上下に網戸がスライドできるし、窓自体も内側に倒して外側のお掃除ができます♪何もかも日本では常識かもしれないですが・・・。


実は、日本で輸入住宅を建てる寸前まで行ったことがあるので、こういう窓、ずっと憧れでした。マーヴィンとかアンダーソンとかね。日本では窓と言ったらこの2社でしょう。でも、おっちゃん、この2社についても言及してました。この2社の売りである木製の窓枠はヴァイナルよりもさらに熱効率が良いのですが、その分お値段も張る、更に木材ならではの欠点、メンテナンスが欠かせない、というのです。湿度によるサイズの変化もあるし、定期的な塗り直しも必要だと。知らなかった!

メンテナンス・フリーで断熱効果が高い材質となればやっぱりヴァイナル。しかもこのメーカーはすべてカスタムオーダーで継ぎ目もしっかり溶接するし、保障はライフ・タイム・ギャランティ、つまり終身保障(ただし、30年を過ぎたら次のオーナーに保障の権利を譲ることができない)。どこかに落とし穴があるのではないかとしつこくいろいろな角度から質問をぶつけてみたのですが、聞けば聞くほど納得。うーむ。


断熱性の実験 3つのグレードの窓ガラスの断熱性を比べます。



このエリアで3軒だけのプロモーション価格というのも不思議。どういうことなの?と聞けば、結局こういった建築資材は最後の小売りのマージンが50%を取っているのだ、と。だからこれだけの値引きは実は問題ない、というのでした。プロモーションというのは、工事の間とその後1ヶ月間(もしできればもっと長く)庭に小さな広告の看板を立てさせてもらう、ということでした。こういうのはよく見かけますが、本当に小さく、邪魔になったり景観を損なったりするほどのものではありません。良さそうです。

更に、更に!一番大きな、庭へ通じるパティオドアを無料でつける!というのです。これにはさすがに驚いて、その秘密は?と聞けば「今日中に契約すること!」というではないですか(笑)。やっぱりね。

でもかなり魅力であることは確か。どのみち交換するつもりではあったのだし、交換の費用は家の資産価値として減価償却できそうです。それに値段も予算の半分で済んでしまう…。品質に問題がなければGO!ですね。

でも今日中の契約はできないな、と思いました。そこで
「あと2日待ってくれません?」と頼むと

「どうして2日?何を考えるの?」

「予算とかいろいろね。」

「でもどっちみち必要なものでしょう?今回は半分だけ換える、ということでもいいし」

「ええ、だからそういうことを考えるのに2日ほしいなあと思って・・・。ほら、私たち外国人だし、こういうことにあまり慣れていないから考える時間が必要なんです。」

このあたりはもう駆け引きですね。

ついにおっちゃんが折れました。2日待ってくれるそうです。その間に信頼できる友人に相談したり、ネットでこの会社のことを調べたりできます。慎重にしなくては。

さてさて、我が家の窓交換計画、どうなることでしょう?


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”のだめ”にはまる日々

2006-02-13 | 毎日の暮らしから

南の王国、バンブル王家から贈り物が届きました。(バンブル王子のお誕生日だというのに逆にクイズで賞品をGETしてどうする!>私!!)
王子の紋章付き匂い付き「のだめカンタービレ全巻」+モト南部の大帝国の特産品いろいろ。ありがとうございます。
現在、ひたすら家中がのだめ症候群に罹患中デス。更新頻度が減ったらスミマセン。



darariさんちからいただいたテキサス名産品の数々!

すごーい!テキサスってすごーい!うちの方のチリと食べ比べてみます。

そして!


あこがれのバンブル王子のサイン入り、2巻と14巻!
「のだめ」は音楽学生たちを主人公にした人気マンガです。


クッキーと一緒になって私も匂いをかがせていただきました♪←変態?
しかし、面白すぎます。のだめカンタービレ。日本語で読んでこそ、なギャグも満載だし、本当にうれしいです。でもネタになっている曲で、バッチリ完璧に理解できたのは1曲のみ、それがお笑いネタだった…orz
ああ、クラシックのCD、もっと欲しくなってしまいました!家の中ではやっぱりもっとヴァイオリンの練習したくなっちゃった人とかいて ハタ迷惑  刺激を受けましたわ!

darariさん、バンブル、ありがとう!


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苦しみ中の英語クラス/横切るモノシリーズ1

2006-02-12 | 毎日の暮らしから

実は最近、また英語のクラスに通い始めました。週に1回2時間半のクラス。少人数でレベル的にもちょうど良い感じ、先生もプロフェッショナル、とかなり気に入っているのです。前半はひたすらボキャブラリーの増強と発音の練習をします。

例えば、
「"produce"という単語、2つの意味を言いなさい>○○」
(「アクセントが前に来たら名詞でフルーツや野菜などの生鮮食材。アクセントが真ん中の時は『作る』という動詞」というふうに答えるのがパーフェクト・アンサー)

とか
「"mess"の類語を知っているだけ言いなさい>△△」
(この場合は[disorganized]という説明と、前回習ったイディオムの[sixes and sevens]が出てくるかが狙いだった様子)


とか
「”スティール”2通りの綴りと意味を答えなさい>◇◇」
(これは[steal] to take something without permission、
[steel] a kind of metal …というふうに答えられればヨシ)


というようにバンバン指名されるのです。あるいは先生が
「cut, but, match,some,…同じ[ア]の発音を含む単語を続けて」
と全員(と言っても10人未満)順番に答えさせることもあり、気が抜けません。おまけにすごいスピード感。メモを取るヒマもないくらいです。せっかく聞いても覚えられないかも~~~。ああ、新鮮な脳細胞が欲しい。


そんな前半の授業は飛ぶように過ぎていくのですが、休憩を挟んだ後半がくせ者。私の苦手なストーリーの時間なのです(涙)。


こちらは先生が突然
「There was a man and a woman in the dusk....(夕暮れ時、一人の男性と一人の女性が歩いていました…)」

と話し始め、あっけにとられていると

「ライトをつけている車も、まだつけていない車も走っています。場所は町中。女性は歩道から一歩車道に踏み出しました。その時、後ろから鋭いタイヤのキキーッという音がして、すぐにクラッシュ音。ハイ」

え?
『ハイ』って???

きょとんときょろきょろしていたのは新入りの私だけ、周りのみんなはサッと紙に向かうではないですか。今のは今日のストーリーの導入部分、あとは自由に続きを書きなさい、というわけなのでした。与えられた時間は10分間!ひぃぃぃぃぃ、大変。どうしよう。しかも辞書の使用は禁止だそうです。ぐわーん。いつも辞書に頼りっきりで文章を書いているというのに、どうしましょう。

ともあれ、何とか考えなくちゃ。ええと、轢かれた女は気付いたら真っ白な部屋に寝かされていて、そこは60年後の未来だった、とか…。必死に頭をひねってなんとかかんとか筆を進めること10分、時間切れ。

「ハイ、じゃ、端の人からどうぞ。」

・・・なんと全員がみんなの前で読まされるのです。一人目の人が読み始めました。

「…後ろから来た車はライトをつけていなかったので、彼女には見えませんでした。車の方からも彼女が見えず、車はまっすぐ彼女にぶつかり、降りてきた運転手と一緒に歩いていた男性は一緒に救急車を呼び…」

こんな感じ。次の人も大体そのような流れです。

ハ、ハズしたぁnose4


読めてなかった私、どうしよう。ああ、自分の番が回ってきちゃった。先生に言いました。
「あの、実は私、よく主旨がわかっていなくて…」一人SFに走っていました(爆)。先生は優しく「それでもいいのよ。」とおっしゃって、とにかく読まされたのですが…なにしろ恥ずかしかったです。そうか、現実的な話を書くのねぇ。でも聞き終わった先生は「とてもよかった、是非続きを読みたいので宿題で。」と。ああ、もうイヤですぅ。だって、その後のことなんて何も考えられなかったし。大体こういうの苦手なんですよ。


そして次の週。今度は
「10代に戻ってバレンタインデーのロマンティックなストーリーを書きなさい。」

これまたどうしてこんなテーマばっかりなのよーっ!と暴れたくなります。まあ、とにかく書かなくちゃ、書かなくちゃ、参ったなあ・・・

(10分経過)

発表の時間になり、一人、また一人、聞いてる方が赤面するようなロマンティックストーリーを発表。そんな中で私の書いたショートストーリーはこんなんでした。

「中学生の私はボーイフレンドにプレゼントするためのチョコレートを作っていました。初めてのことで、本と首っ引き。意外と難しくて、試行錯誤しているうちに汚れは飛び散り、道具や型は散らばり、長い時間キッチンを占領したので、母親に叱られ、家族の機嫌が悪くなり、大げんかになってしまった。翌日、チョコレートを無事に渡した私はBFにキッチンの片づけを手伝ってもらうことにした。」

・・・わっ、私だってこんな物語書きたくて書いたわけじゃないのに。10分間で苦し紛れにひねり出したらこんなになっちゃっただけなのに、先生の非情な一言。

あまりロマンティックな話じゃなかったわねぇ、全然。(爆笑)」

先生、文章の中に矛盾があります。。。


そんなこんなでとにかく苦労している最近の私なのであります。今週もがっちり宿題が出てまして。

・(例をいくつか出され)同じ発音の音を含む単語をそれぞれ4つ以上集めなさい。辞書はなしよ。(出された例が多すぎてボキャブラリー使い切っちゃってる!)
・雪の州立公園で経験したアドベンチャーというテーマでストーリーを書きなさい。
・新聞か雑誌の記事を読んで自分の言葉で内容を紹介しなさい。

Englishの授業、大っきらい!と言い切るブーの気持ちがわかる。。。


それにしても、日本人って「知識は」あるのに活用できないのかな。だって、ヨーロッパ系の生徒なんか、授業中の質問で「”This”と”These”の違いを教えてください」なんて質問していながら、ストーリーを書き始めるとサラサラと裏表にぎっちり書いちゃうんですよ、10分間で。信じられましぇん(涙)。


*****


さて、今日は画像がないので…使い道に困っていた「横切るモノいろいろ」シリーズその1を公開

横切るモノその1

ご覧の通り
バイクトレールを横切ってます。

いきなり駆け足なんかしちゃってかっこよかったな。


symbol7おかげさまでまた素晴らしいポジションをGET!いつもありがとうございます!→海外旅行人気ブログはこちらから!

アジアンフードのお買い物 後編

2006-02-10 | 毎日の暮らしから

アジアンフードの買い出し、後編です。
豆板醤も買ったし、これで「なんちゃって」じゃない麻婆豆腐が作れます(嬉)。ま、ネギがちょっとアレ(グリーンオニオン)だったりするけど、まあそこらへんは目をつぶりましょう。
お肉はここの店では買わないのですが、さすが中華系だけあってすごいです。ブタなんかそれぞれ「胃」とか「足先」とか「耳」とか「鼻」とか売ってるし、ある意味ブタの頭丸ごとよりも衝撃的かもしれない…。更に冷凍コーナーには思わず「見なかったこと」にしてしまうようなものも並んでいたり・・・(絶句)

見慣れないけれど、言われてみればなるほど!なものもあります。

干しなめこ


考えてみれば干し椎茸がこれだけ幅を利かせているのだから、なめこが手に入らない我々にとって福音のはず!買い!…だったんだけど。




料理してみたらなめこ独特のぬるぬるというかつるつる感はまったくなくて、ただ臭いがきついキノコって感じでした。ちょっとガッカリ。でも鍋の足しにはなります。干しエノキも売ってたらいいのに。(←懲りてない)

エノキと言えば、リジィ子さんお住まいのカリフォルニアでは、なんとエノキが50セントで買えるんですって!!!!!!!!!ここでは2ドル弱です。しかも「いつ入荷したの?」と横目で見たくなるようなもの。うぇーん。エノキ1袋なんて鍋に入れたらどこにあるかわからなくなっちゃうのに。そんな私にリジィ子さんたら、エノキやら後光射すちりめんじゃこやら送ってくださって…もう拝んでから頂きましたよ、ホントに。もっともこれでも、日本食がまったく手に入らない、と嘆いていらっしゃる地域の方々から見たら贅沢なんでしょうけれど。


ところでアジアンマーケットってどんな感じ?
なんとなく、どことなく日本のスーパー風です。アメリカのスーパーによく見られる天井まで積み上げてあるような巨大な棚ではなくて、比較的小さな単位でぎっしり詰まっている感じ。と言ってもやはり日本の小さな単位とは比べものににならないです。一番小さな缶詰でも日本の中サイズかな。



杏仁豆腐も似たような種類のがいろいろある


このあたりは何がなんだか…挑戦できません


醤油系調味料コーナー 
私は使わないものばかりですが、こういうのは意外と充実してるんだよねえ。


愛用のガロン(3.79リットル)醤油。8~9ドル


折しもチャイニーズ・ニューイヤーで店内はいつもに増して賑やかでした。


ここで問題!



子ども銀行用みたいなこのお札(商品です。100枚くらいで$1.99)の使い道は?






答えは私も知りません( ̄▽ ̄;)でもすっごく気になっています。だって、この札束(のおもちゃ?)金額がすごいんですよ。


伍千圓Dollars


・・・伍千圓Dollars



五千円ドルっておいくら?



どなたか教えてくださーい。




本日の成果2軒目はこれくらい↓



日本のカートと比べるとだいぶサイズが大きいです。我が家はめいっぱい買ってもこのレベルですが、アメリカ人の一般的なお買い物では、このカート山盛り(押してる人が小さかったら見えないくらい)、さらに前と後ろに1台ずつのカートを引っ張って買い物している人もいます。カートには子どもも土足のまま入れて運んじゃう。野菜も子どもも一緒くたです( ̄▽ ̄;)。

ところで今回、いつものように間違いをその場でチェックできるようにレジをしっかりチェックしていたのですが、どうやらレジを通す前に申告したカートの下のお米2袋を入力し忘れた模様。こういうときは悩ましいですねえ。でもお米2袋では金額も大きいし(と言っても日本価格から考えたら異様に安いのですが)さすがに良心がとがめるので、指摘してあげました。ああ、損したときは後から気付くのになああああああああ(涙)。

…と動揺した私は、レジに背を向けるとカートを押して出口へ一歩踏み出した。すると、後ろから「ああっ!」と何とも言えない声が。「なんだろう?」と思った瞬間、気付いたのです。私が押していたカートは別のお客さんのものでした。しかもハンドバッグ付き(爆)。我が家のカートはブーが押してくれて既に店の外へ出ていたのです。

ひゃ~~~、スミマセンスミマセンスミマセン、持ち主の中国人のおばさまも爆笑。周りも釣られて笑ってるし。ああ、恥ずかしかった。しかし、これ、一つ間違えばシャレにならない失敗です。気をつけないと。


この後もう一軒、今度は韓国系マーケットに寄って豚バラ肉(皮付き、でも毛やらチクビがついてないので可)、キムチ、初めての冷凍サバ、ホットケーキミックスなどを買い込み、お買い物終了。

家に帰って家計簿つけてみたら、やっぱりアメリカのグローサリーの1.7掛けくらいのお値段になってました。仕方ないとは言え、ちょっと複雑。やっぱり日本食は高い(涙)。

symbol7ただいま、7~11位近辺がダンゴになってます。スリル満点!?今日もぽちっとありがとう!→→どらどら

アジアンフードのお買い物 前編

2006-02-09 | 毎日の暮らしから

あんなに買い込んだ食料も1週間、10日と経つうちに冷蔵庫からっぽ。途中で「どうしても」足りないものは買い足しましたが、そろそろまたドカンとグローサリーに行かねばなりませぬ。アジア系食材を求めるとなったら半日がかりの大仕事だし。

バレエの帰りにハイスクールで必殺お助けマン*のブーを拾い、アジア系食材店3軒ハシゴしてきました。
*(買い物自体の相談役、レジを通す間の袋詰め係り、そして車までと家に着いてからの運び係、ホントにお役立ちなのです。特にレジを通すとき、一人だと袋詰めをしている間にどんな打ち間違いをされるかわからないので、やはり2人以上で行って、一人はじーっとレジをチェックしているのが望ましい。)

さて1軒目では味噌やら納豆、そして発見ピエトロ・ドレッシング!


この前LiLAさんちでは日本で大量に買い込んではるばる持っていらしたようですが、はっはっは、勝ちました(何が?)。しかもこのピエトロさん、どうやら海外仕様のようで、よくある日本の商品そのままで、英語の詳細ラベルがペラッと貼ってあるのではないのです。まるごと英語。それだけ出回っているんでしょうね。え?Los Alamosにはないんですか?再び優越感。(レベル低くてスミマセン)


ともかく、ここでは比較的レアな日本ブランドの片栗粉やらPANKO(パン粉)を買いそろえ、2軒目の中華系マーケットへ。ここが街で最大のアジア系専門店です。まずは巨大白菜、チンゲン菜、ゴーヤ、エノキ、モヤシ、サツマイモ、紫ナスなどなどをドカ買い、空腹状態でグローサリーへ行ってはいけません(涙)。本当にこんなに調理仕切れるんだろうか、と不安を感じつつ買う買う。まあ、野菜はいくらあっても良いでしょう。

そしてインスタントラーメンも大量買い、なんたってウーは毎日これがおやつでも良いくらいなのです。身体に悪いからほどほどに、とは言ってるのですけれども、やめないのでせめて野菜どっちゃり入れるようにしてます。



ラーメンの品揃え。



更に、賞味期限の異様に長い豆腐(ヘーキで1ヶ月以上もつ)やら紅ショウガなんかも。

さて、ここで豆腐を見たら急に麻婆豆腐が食べたくなりました。でも豆板醤がなかったなあ、と、それらしき売り場にたどり着いてみれば…



この中のどれが豆板醤なのかわかりません(涙)。豆板醤という文字は見あたらないし。近くにいた店員はどう見てもメキシコ系。質問の英語自体が通じるかどうか…。思い切って隣で商品を選んでいた、明らかに中国人とおぼしき女性に声をかけてみました。英語で「すみません、トウバンジャンが欲しいんですけど、どれがそうかわからなくて…」すると、「とうばんじゃん?なんだろう?」と言うのです。

これはイントネーションが悪いな、とピンと来たのでいろいろと変えて言ってみました。
「トウ、バンジャン」
「トウ、バン、ジャン」
「当番じゃん!」(横浜風)
「当番じゃん?」(三河風)

この最後の三河弁「当番じゃん?」が大当たり!(…と書いてもこれを読んでくださる方で「をを、あれか!」とわかってくださる方が3人以上いらっしゃるかどうか。2人は確実に…と踏んでいるんですが(笑))

その女性は「Oh~~!トウバンジャン!」とわかってくれまして。やった!通じた!と思ったのも束の間、次の瞬間彼女は私に向かって

中国語でまくし立て始めた。

呆然と固まっていたら、英語で「中国人?」と聞いてくるので「日本人です。」と答えたら「あら」という感じで英語にしてくれたんですけど…。

中国人に英語で話しかけて、中国語で返されるほど、私って国籍不明ですか?そりゃ確かに一般的に日本人の奥様は小綺麗な身なりで上品でいらっしゃるので、私はちょっと恥ずかしいな、と思うことは多いんですけども…。

でもそれ以前に、中国人だったらそんな質問しないよ!まあいいけど。

で、どれが豆板醤かというと、実はここのセクション全部が豆板醤でした。ひゃ~~~!豆板醤ってどうやら、日本で言う「味噌」みたいなカテゴリーなんですね。実にいろいろな種類の豆板醤がありまして、その女性のお薦めの1瓶をなんとか手に入れることができました。やれやれ。


コメントでリクエストいただいたのでお薦めの一瓶を載せておきます。
といっても我が家はまだ試してません(笑)。

これです。

回味悠長
油辣椒
千香可口
…って書いてあるようです。でも肝心の一番目立つ文字が崩し字で読めません(涙)ごめんなさいっ



長くなってしまったので続きはまたのちほど…

symbol7昨日はみなさんに「おめでとうクリック」を大量に頂いたようで、10位に返り咲きました!ありがとうございます!!ついでに今日もどらどらお願いしま~す→→どらどら

甘いモノ、いろいろ

2006-02-07 | 毎日の暮らしから

世間はバレンタインで、売り場は真っ赤っかですが、ひねくれて、全然関係ない普通のスィートの話題など。




お馴染みオレオですが、このミント味は日本では見かけなかったような気がします。


キットカットもオレンジ味やミント味。これは期間限定だそうですが、なかなか美味しかった!
そして私のお薦めはTAKE5です。いつもバッグに忍ばせて、「いざ」という時の非常食代わりにしています。だってこれ、プレッツェルにキャラメル、ピーナッツ、ピーナッツバター、チョコレートの5種類が重なり合ってぎっしりバーになっているのでボリューム満点。お腹がグーッと鳴りそうな時の必需品になっています。日本ではそのために「ぐーぴたっ」なんてお菓子がありますよね。こんにゃくがお腹の中で膨らむキャンディ。ああ、日本のお菓子事情はなんてゴージャスなんでしょう。


最近見かけなくなった、やはり期間限定のホワイトチョコバージョンのTAKE5。どうやらこのあたりはアメリカ市場のアンテナになっているらしく、新製品のテストが行われるそうなのです。ここで人気が出なければ全国的には売り出されないとか…。残念!個人的にはホワイトが一番好きでした。
キットカットのコーヒー味、これはもう定番になったかな?



こんなのもあります。
その名もパトリオティック・クッキー。
最近どんな色にも驚かなくなってしまってちょっとイヤ。

でもやっぱり一番美味しいのは



ブーとフーの手作りドーナッツや


ブーの特製ココアクッキー。

写真を取り損ねたけど、一昨日ブーが作ってくれたバターロールパンも絶品でした。あ、スィーツじゃないか。


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だらだらだら

2006-02-02 | 毎日の暮らしから
ああ、ヒマです。
と言ってもピアノを弾くわけにもいかず(高い音が頭に響くらしい)英語の本を読むには集中力が足りず…

日がな一日刺繍で遊んでいるわけですが。


写真みたいでしょ


顔から刺し始めたら後のお楽しみがなくなっちゃった…


なんだか本当にヘンな冬です。ものすごい暖冬、と私は思っているのですが、この街に長く住む人によれば、ここ数年が異常な寒さだったのだとか。私たちがここに来て以来、毎年一度か二度、マイナス20℃の日がありましたが、そんなこと自体が数十年ぶりだったのだそうです。なぁんだ、じゃ、本来の冬ってこの程度なの?拍子抜け~。


このまま春が来たらなんかイヤだなあと思っていましたが、このぶんだとあり得るかもしれません。グランド・ホグ・デーもすぐ(明日??)ですが、今年の予報はどうかな?


春に特有の嵐もここのところ多くなってきました。

お空がヘンだぞ



きっと春はもうすぐなんですね。



・・・なんて書きながら、ついでに天気予報の映像でも載せるか、と思ってテレビをつけたら…

なんと、これから少し寒くなるみたいです(32°Fが0℃)。 週末は雪の予報。


一方、フーの様子は相変わらず。解熱剤を飲む間隔は確かに長くなって来ているけれど、まだ全快にはほど遠い感じ。私の咳も頻繁になってきました。あああ、早くスッキリ治ってほしい!


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フーちゃんはインフルエンザの餌食

2006-01-30 | 毎日の暮らしから


フーが発熱中です。

急激に39℃ほどに上がったところを見ると…と思っていましたがやはりFlu(インフルエンザ)のようです。主治医に電話して頼み込み、予約がいっぱいと言われながらもなんとか時間外に診てもらえました。1時間半待ちだったけど。

吐き気があって解熱剤を飲めないので坐薬を使おうとネットで調べたところ、意外な事実を発見!常識かもしれませんが、インフルエンザの場合はボルタレン坐薬は使えないんですね。アセトアミノフェン製剤のアンヒバならよし、ということでした。

幸いアンヒバは日本から持ってきてあったんですが、これって100mg(赤ちゃん用)。

ドクターにアセトアミノフェン系坐薬の処方を頼んだら、意外そうな顔をされました。聞けばこちらではほとんど(もうここ何年も)坐薬の処方などしていなかったとか。「すっかり頭になかったけれど、それは良いアイディアだよね。たぶん薬局で買える。」とのこと。坐薬は良い面も多いのだけれど、やはり嫌がる人が多くて使わないのだそうです。

その場で薬局へ電話して聞いてくれたのですが、アメリカではアセトアミノフェンの坐薬は処方箋なしで買えるそうです。すごーい。これでいざというときも安心。


結局、Fluというのはウィルス性のものだから抗生物質は効かない。ひたすら解熱剤やら咳止めやらで対症療法をするしかないから、市販薬でがんばって、ということでした。日本の病院だとたとえウィルス性だろうと気休めにどっちゃり薬が出たりするのでなんだかヘンな感じです。

でもこの方が健全だよなあと思うのです。そんなわけで、病院関係で何かと苦労している私ですが、実はアメリカの病院の方が日本の病院よりも好きだったりします。何よりもドクターが威張ってないし、急かされないのが良いです。

さあ、学校へのエキュスキューズ・カード(あと2日間休みます)ももらったし、あとはたくさんたくさん水分を取ってゆっくり休むだけ。私はフーのおでこのタオルを濡らしながら刺繍に励みます。


1月16日
クロスステッチ進捗状況 


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タマゴ農場?

2006-01-29 | 毎日の暮らしから

なにやらそのあたりに生で食べられるタマゴを売る農場があるらしいとは[日本人奥様たちから]聞いていました。トウシューズを買いに行く途中、道を一本間違えるとまさにその道。


住宅街を一歩外れたら突然現れたファーム
道路際に「Brown egg $1.75」と手書きされた小さな看板に引かれて長いドライブウェイを進むと…


ここがお店…?人の気配がないんですけど。


あ、あの張り紙は…

矢印に導かれて恐る恐る北側のドアにまわってみました。


ドアに張り紙。なになに「タマゴは中の冷蔵庫に入っています。必要なだけ取って(買って)ください。できたら次の時容器を戻してね。またのお越しをお待ちしてます」

ということは…


無人です!


むちゃくちゃ雑多な納屋の中


タマゴはここだ!!冷蔵庫の中にお金を入れる箱もあって、おつりも自分で取るようになってます。


このタマゴの美味しかったこと!黄身を箸でつまんでもなかなか破れない。

ぬか漬けと一緒に食べたら至福の幸せでした。
おかわりしちゃった<おやつだというのに・・・orz


美味しそうでしょ?→ポチッ

もっと痛い話 ちょっと英語の勉強?

2006-01-27 | 毎日の暮らしから

やられました・・・
こんな痛い思いをしたのは…って、一月おきくらいに書いてるような気がしますが(T_T)、なんで私ばっかりこんな目に…。でもいいのよ、Hopeちゃんが痛い目に遭うよりは。ええ、大丈夫ですとも。おばーちゃん強いから。
太腿の内側にできた腫れ物を切開されても泣かなかったよ。

以下、いつものように痛い話が苦手な方はポチッとしていただいてまた明日~。さて…

先日、何やら腫れ物ができて痛いがバレエのレッスンはもっと痛いので大丈夫、と理屈の通るような通らないような甘い見通しを立てていましたが、これがやっぱり痛いのです。まず、硬い素材のパンツ(下着じゃなくてね)がはけない。かといってスカートじゃ寒い。で、毎日ジャージみたいな服装でダラダラしていたんですが一向に引く気配なし。

仕方がないので火曜日に病院の予約を取って、これまた「後でかけ直す」だの「もうちょっと待って」だのいろいろあった挙げ句、木曜日(今日)の予約が取れまして。

恐る恐る出かけていったのです。もしかしたら、切開かなー、とは思ったけど、今までの経験から、きっとこれでまた病院に紹介状を書かれて改めて専門医を訪ねて…ってなるのだと思ってました。

ところがいつものように受付をして、熱や血圧を測った後、妙に通りが良いんですよ。「あ、腿の内側に何かできたのよね」なんて。こんなふうに一発で連絡がうまくいくことなんて滅多にないからヘンだなあ、と思っていたら、なんと今、かかりつけのそのプラクティス(開業医)にはMedical Student(医学実習生)が来ていたんです。やけに手回しが良いのは私が絶好の練習台だったから(爆)。

個室に入ってナースにいろいろ聞かれ、患部を見せると
「これはまさしくboil(できもの、はれもの)だわ!」と嬉しそうなのがいやでも伝わってくるし。で、「今、学生がいるのだけど、今日はドクターと一緒に学生に診察してもらっても構わないかしら。もちろんあなた次第(It's up to you!)だけど。」一応確認、女性の学生ですか?今日はせっかくいつものドクターではなく女医さんにかかることにしてあるので、できれば学生さんも女性ならいいなあ。「女性ですよ。」とのことで、はいはい、良いですよ。医学生のために貴重な練習台になりましょうぞ。

ナースは張り切って準備に取りかかりました。
・・・え?準備?まさか・・・何の準備?

こういう小さい診療所(プラクティス)にしろ、比較的大きな病院にしろ、診察室はすべて個室なのですが、日本の病院のような、よく言えば機能的、悪く言えば冷たい診療室ではなくて、普通の小さな部屋なのです。ドラマ「フレンズ」なんかでも、よくホテルの部屋みたいなところで出産(!)したりしてますよね。あんな感じ。

普通家庭のキッチンと同じく扉付きの棚と流しがあるのですが、その中から注射器やら鉗子やらいろんなものが出てくるので、なんだか不思議です。日本の病院のように細かい引き出しがガーッとワゴンに並んでいたりした方が取り出しやすいのは確かだと思うんですが、やはり見た目の安心感重視なのかなあ。それとも単にコストの問題?よくわかりません。まあ場所は余っているし、あまり機能的に詰め込む必要もないんでしょう。

とにかく、ナースは大きなガーゼやら消毒液やら、ゴム手袋やら、ピンセットやら、そういったものを何やらマニュアルと首っ引きで一つ一つ取り出してカウンターの上に並べ始めました。ま、ま、ま、まさか…

思わず「it makes me nervous.」と言うと「わかるわー、でもたぶん必要だと思うのよね~」とのおこたえ。えっ!心の準備ができてないんですけどっ!まさか今日、ここで切開とかしちゃうわけ!?にわかにドキドキしても、既に下半身は下着だけ残して紙でできた医療用ガウンを着せられている私、まな板の鯉であります。逃げられません。


しばらく待たされた後にドクターと学生さんが入ってきて自己紹介。若い!一見、ブーと同い年と言われても違和感がないくらい。でももちろんハキハキとして優しそうでとても良い感じ。

思った通り、もう話は通っているようで、すぐにドクターが学生さんに切開の説明を始めました(涙)。
「ここを触ってみて、ホラ、フラクチャラントな場所があるでしょう。ここに刺すんです。」
ひゃあ!怖ろしいことを聞いてしまった。でもわからない単語があったなー、ふらくちゅらんと?と気を紛らわすために辞書を引こうとしていたらドクターが「何か質問ある?」と聞いてくれたので、今の単語がわからなかったと言ったら口でスペルアウトしてくれました。f-l-u-c-t-u-r-a-n-tこの単語自体は私の辞書には載っていなかったのですが、fluctuationとかfluctuateがありました。意味は「(相場・熱・意見などが)変動する。語源はラテン語で”波のように動く”」

つまり、この腫れ物の中に触るとゆらゆら動く、ようするに口のような場所があるわけですね。そこを刺して開く、と(泣)。「やっぱり今、切るんですね~。」と情けない声を出す私。「そうねえ。切らないとだんだん大きくなってそのうち破裂するから、もっとひどいことになるし。」ひぃ~、怖いよー。

診察台に寝ていたので患部が見えないのが良いような悪いような。想像力をたくましくしてしまうので余計怖いような気もします。こうなったらもう覚悟を決めるしかない。けど、麻酔は?と訊く前にドクターが小さな青い瓶をシュッシュッと振りながら見せてくれました。名前も聞いたのだけど忘れちゃった。とにかく強烈に冷やす薬品。もちろん患部を凍らせて取るヤツではなくて、痛みをある程度麻痺させるものだそうで。ってことは麻酔はナシね。


シューッとその液体がかかると、わりと広範囲なので驚きました。そして冷たい!と思ったのは最初の一瞬で、次は痛い痛い痛い!考えてみれば氷だって皮膚に当てていればすぐに痛くなるじゃないですか。痛いですよ。ドクターが「フロスト(霜)で覆われるまでしっかり噴霧して」と指示してます。うわー、つまり今私の脚に霜が降りてる状態なわけね、それは痛いです。

おもわず「あ”~」と声を押し殺していると、「じゃ刺して。」とドクターの声。実際の作業(?)は全て学生さんが進めます。何か刺さった、と同時に、鋭い痛みが来ました。ぐぐぐぐぐーっ!これは痛い!痛すぎる!いやー、やっぱりバレエで痛いのとは違うなあ。これは耐えられないぞー。どうしよう。なんとか平静を保とうとしつつも…とても無理でした。私はスパイにはなれません。拷問されたらなんでも喋っちゃうよ。切られたあとに膿を絞り出されるのがまた痛い!「いだ~~~~」←思わず日本語

その上!その上ですよ!もう目が裏返りそうになっている私にドクターが言うのです。
「土曜日にまた来てくれる?ウィックを取るから。」
掴まるところもないので両手で辞書を握りしめていたのが役に立ちました。「ウィックって?」「w-i-c-k」またドクターがスペルアウト。何でもいいから少しでも気の紛れることをしていたかったので辞書のキーを叩くのも嬉しいくらい。wick-「ロウソク[ランプ]の芯」だって。

・・・え”?

まままま、まさか…。そのまさかでした。切開した傷口にガーゼを入れるって。うぅぅ。「これよ。」ってもう見せてくれなくて良いですから。大きいじゃないですかっ!そんなの入れるんですか!?「傷口を開けておいて膿を吸い取らせなくてはいけないから。」だって。思わず「あとどれくらいかかるんですかー(痛いのが)」と訊いてしまったですよ。「うーん、もうほとんど終わってるわよ、あとはこのガーゼを入れるだけだから。」いかにも痛そうでしょ?痛そうでしょ?

ええ、もちろん痛かったですとも。その、「ガーゼを入れるだけ」の所で、たぶん私の歯の寿命は何年か縮まったんじゃないかと思うくらい歯を食いしばってしまいましたとも。それが一番痛かったですから。もう陣痛の痛みとか思い出して、ヒッヒッフーとかリラックスとかしてみたけど全然効きませんでした。


ともあれ、なんとか処置は終わり、ついでに止まらない咳も見てもらって(肺の音は綺麗だけどsinusが炎症を起こしているみたいだからそれが喉を刺激して咳が出るのでしょう、とのこと)、今日の処置とsinusの両方のために抗生物質(cipro)が処方されました。薬局へは診察室のPCからオンラインで処方箋が送られます。私はただ薬局へ行って名前を言うだけ。便利なんだけど毎回ちょっと不安です。今までのところトラブルはありません。

そのPCの入力も今日は学生さんの実習だったので、その間ドクターと世間話をしました。私の英語を褒めてくれて(お約束ですが、英語を褒められているうちは一人前じゃないってことです(笑))いきなり、「Memoirs of Geishaを観た?」だって。

いや、観てないんです。原作は途中まで読んだけど、と言うと「あの映画って日本人から見てどうなの?」と言うので、「日本人の間ではあまり評判が良くないみたいです。あまり正しい描写がされていなかったらしくて。」と言うとちょっとガッカリしてました。そして更に私が、「あの映画を演じた女優は中国人だし…」と言うと、「ゲイシャはどちらかというと中国よりも日本の方が本場なのよね?」と言うではないですか。「ゲイシャは日本だけです。」とちょっと語気を強めてしまいましたわよ、ワタクシ。ええ、ゲイシャのことなんて実は何も知らないんですけども。

尤も、アメリカ人の中には日本を中国の一部だと信じている人がずいぶんいるようだし、このドクターはちゃんと認識してくれているだけ良い方です。それにあの映画を見て日本にすごく興味を持ったそうです。ちょっと複雑だけど…まあ良いこと、かな。


さて、治療は終わったものの、まだじんじんと痛いし、土曜日にはまたこの「ロウソクの芯」を抜かなくてはいけないんですね。あーやだやだ!
もしこういうのがまた出来そうになったら、ほんの小さな兆候のうちにドクターに電話すれば、早めの抗生物質で叩いて大きくならないようにできるんだそうです。次回(ないといいけど)役に立ちますように。


さすがに診察室の写真は撮れなかったので今日のお薬など。
薬の瓶は子どもの誤飲防止のために、押してひねらないと開かないようになっています。


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ニジマスの塩焼き 新しいデジカメ

2006-01-25 | 毎日の暮らしから

昨日の晩ご飯はニジマスの塩焼きでした。


あれっ!?
しかし、ご飯がてんこもりだな(^^;)


そうなんです。ニジマスも切り身(というか開き?)になっているんですね。以前はCostcoで丸ごとのニジマスが手に入ったのですが、こちらの人にとって、尾頭付きの魚、というのは私たちが豚の頭を見るのと同じくらい衝撃的で恐ろしいものなんだそうです。えぇ~~~~!?


アメリカ人の友人と豚の頭やらアヒルの頭やらは怖いよね、という話をしていたら、相手がちょっともじもじしながら、

「でもあなたたちはどうして魚は平気なの?」

と言うので私はびっくりしてしまいましたが、なるほど、慣れていないとそうなのかもしれません。が恐いんだそうですよ。


うちの子どもたちは日本育ちなので魚の頭などはへっちゃらですが、それでも最近は「骨や頭がない方が好き」なんて言い始めています。もっとも、野生児で丈夫なブーだけは別。彼女はニジマスでもできれば頭からガリガリといきたい人ですから、この展開にはちょっと不満を感じている様子。


週末の食料(+洗面所用の引き出し)買い出し。

風邪気味だったので家事は(またもや)これだけ。


アジアンペア(日本や韓国の梨)やネーブルオレンジもどっちゃり買い込みました。ビタミンいっぱい♪この国の人たちは何かというとビタミン剤やらサプリメントで栄養を取りますが、やっぱり素材が一番!な我が家です。発泡スチロールの箱の中は牛肉2kg、鶏肉6kg、その他ベーコンやら挽き肉やら。野菜もたっぷり。

そして・・・


日曜日のおやつはSUSHI!



以前書いた限界までまずいSUSHIよりはずいぶんまとも。とはいえ、スーパーのSUSHIなので、中身はアボカドやらニンジンクリームチーズですが、まあまあのお味です。

darariさんにいただいたコメントで思い出しましたが、以前紹介した北海道知事賞受賞のsushi(記事はコチラ)、最近見かけません。どうしちゃったのかなー、まさか北海道知事からクレームがついたとか。どなたかご存じありませんか?


ブーは友達の誕生日パーティでスノーチュービングへ行っていたのでSUSHIを食べ損ねてご機嫌斜めでした。でも十分に楽しんできたんじゃないの?スノーシューズの中で直径3センチの水ぶくれができるほど動き回ったみたいだし。スキー場へ行ったのも記憶に残る限りでは初めて。そこで友達と思う存分遊んだので帰ってからも興奮してはしゃぎまわっていました。15歳、良いですねえ。


ところで、今日の写真、今までとちょっと色合いが違います。実は新しいデジカメで撮りました。先週愛機が壊れてしまい、オットが分解を試みるも失敗、修理の見積もりを取る金額で新しいのが買えるってことで、まず1台、100ドルちょっとの安いのを購入してきました。本当はこういう消費社会ってイヤなんだけど…仕方ないですね。更にもう1台の古いデジカメもこの1週間で故障、更に3台目もずっと不調です。近々また買い足さないといけなくなりそう・・・。ああ、南の島でバナナを取ってシンプルに暮らしたいよ。…なんて言いつつ、昨日またもやの停電にキーキー怒っていた軟弱文明人はワタクシですが。こうして人類はダメになっていくのだ。


まあ、今度のデジカメちゃんは大切にしていきたいです。写真はブログの命だし(笑)。さて、なんて名前つけようかな。オットが選んだSONYのサイバーショット、まあ私の天敵SONYなのであまり愛着が湧かないかも知れないですが、もうちょっと使ってみないと相性はわかりません。乞うご期待。


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ミネストローネと空色勾玉

2006-01-22 | 毎日の暮らしから

なんということか、またもや風邪がぶり返してしまいました。朝起きたら頭が痛い…。こんなときに家の中が散らかっていると気分が悪いのでちょっとがんばってガガッーっと片付けました。

そして、定番、ミネストローネをこれまたガーッと作り、今日の家事はお終いです!(注:まだ午前中)

なんだか食べるだけで病気も退散しそうな野菜の滋養たっぷりミネストローネ。自分で言っちゃいますが、これを食べている限り、世の中に野菜嫌いの子がたくさんいるなんて信じられなくなってしまいます。本当に嫌い?これ嫌い?なんて。


あり合わせの野菜とベーコンを切って炒めて、トマトの缶詰で煮込むだけ。できれば最初にニンニクとタマネギを飴色になるまでじっくり炒めるとより美味しい。チキンブロスが切れていたので今日はチキンコンソメを使いました。




こうしてオイスタークラッカーをどっちゃりかければ炭水化物も採れるし。とりあえずこれを作って、パンもご飯もある。完璧です(どこがーっ!?)


そうして出来た時間で今日はゆっくり空色勾玉を読み返します。

この本、日本の古代神話をベースにしたファンタジーで私の大好きな一冊なのですが、先日、ガラスでの勾玉作りにはまっていらっしゃるpurunさん(ruri-hari*works)にお薦めしたところ、大変気に入っていただけたようです。我が家の、超文学少女(?)フーの一押しシリーズでもあります。20年近く前、この本を私に奨めてくれたGちゃん、感謝してますよーっ!


この本に感化されて以来、勾玉が欲しくて欲しくてずっと探していました。でもその頃はなかなか売っていなくて、どんな大きさ・材質であろうと勾玉、というだけで飛びついては手に入れていました。最近なんですよね、勾玉ブームみたいなのが起きてきてわりとどこでも手に入るようになったのは。

今残っているのはこれだけ。


左の青いのなんて500円玉よりなお大きく、アメリカの1ドルコインよりもはるかに重いとんでもないサイズなのですが、これを見つけたうれしさで、その場で残りのビーズとヒモもgetしてペンダントにしたのでした。

今purunさんの指先からコロコロと素敵な勾玉が作り出されてますよ。

というわけで、この記事はpurunさんの「勾玉ファクトリー2」の記事にトラックバックさせていただきました。


さあて、読書に入ろうっと。

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スケート教室

2006-01-20 | 毎日の暮らしから

ブー15歳、アイススケートを習い始めました。

といっても週に1回25分間のコース。どれだけ上達するのかな??


14歳からは大人と一緒のクラスで、今シーズンは初心者クラスに3人。ばっちり見てもらえます。
2回目の今回は両足で雪だるまを描くように前に進む滑り方。やっぱり若い子は覚えが早いなあ。

クラスメートのおじさまは、大きすぎて貸し靴が合わず、時々「足が痛い~」とか「足が冷たくてダメ~」とかクラスを抜けてしまうみたいです。ガンバレおっちゃん!…なんて言って、実は私より若かったりするんだろうなあ( ̄▽ ̄;)>おっちゃん




お隣では小さい子たちがクロスの練習をしていました。この中から案外名選手が育ったりしてね。



スケート靴は最初、貸し靴を利用していたブーですが、一度私の靴を使ってみたら、少々きついながらも貸し靴よりもずっとずっと滑りやすいそうで、すっかり取られてしまいました。もうかれこれ四半世紀も前(がび~ん( ̄▽ ̄;)うっそみたい)に、ホームセンターのセールで買ってもらった安物なんですが、まさかここまで活用されるとは。でもきついんじゃちょっと可哀想ですね。


帰りにショップに立ち寄ってちょっと見てみましたが、マイシューズのお値段は70ドルくらいから300ドルくらい。一番安いのでいいかなあ。ドコがそんなに違うんでしょう。どなたかご存じでしたら教えてください。


火曜の夜はこれで、また遠出しなくてはならなくなったわけですが、このスケート場の近くにアジアンマーケットがあるのが幸い。待ち時間もつぶせるし、毎週コンスタントにアジア食材が手に入ります。しめしめ。



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あのぅ~・・・

2006-01-19 | 毎日の暮らしから

↓下の、電子辞書の記事があまりにもつまらない、つまらなすぎると身内からの抗議を受けたので(涙)、急遽「なごみ系画像」など追加してみます。




「あのぅ~・・・」


フーが食べているのは、オーストラリア名物(?)フェアリーブレッド。ようするに食パンにバターを塗ってカラフルな砂糖をちらしただけのもの。




「あのぅ~・・・」 「その~・・・」




果たしてその後犬たちの口に美味しいモノが投下されたのかどうか、誰も知らない・・・。


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