老いの坂道(パピー)

楽しい心で歳を取り、働きたいけど休み、喋りたいけど黙る。
そんな気持ちで送る趣味を中心に日々の一端を書き留めています。

読書日記『老いる意味』森村誠一

2021-09-05 | 読書日記

考え方を変えてみてはどうか。身体が老いても病を経験しても、

心は老いてしまうわけではない。

老いを恐れず、残された日々を自然体でいること。

良いことも悪いこともすべて過去の出来事として水に流す。

今までのことをリセットして、ゼロから始まると考える。

人間いくつになっても新しいことを始められる。

少しだけの勇気があれば、夢は必ず叶うのだ。

作家・森村誠一さんって今は88歳なんだって。

「推理小説」や「時代小説」などで多くの作品が

ありました。テレビドラマの脚本でも好評だったそうな。

88歳のご高齢でも現在も活躍中の作家さんです。

松尾芭蕉の蕉跡を追った写真俳句DVD

「謎の奥の細道をたどる」もちょっと興味があります。

*         *         *

さて本書「老いる意味」は中公新書タクレの中の一巻です。

森村さん、80代に入ったころ思うように書けない自分に気づいて

病院へ、「老人性うつ病」と診断されたそうです。

生活のすべてが暗くなった「うつ状態」を医師にすがって

脱した闘い記録はボクも80歳になったら若しかしたら参考に

なるかもしれない。。。BOOK OFFには持って行かずに

この本は置いておこうかな。。。

*    *    * 

次章では「人生百年時代」に向かって

”老人たちよ大志をいだけ” どっかで聞いたことあるナ(笑)

ということで「余生を病や老いに寄り添いながらも目線を

高くして生きていこうじゃないか!」と言われてる。

人目を気にせず、何かしらのことにチャレンジすること。

「Old men,be ambitious」ですね。

*    *    *

老人は「死」に寄り添って生きて行く! 高齢化で

余生が長いということは人生の恩恵だが、家族や仲間から

置き去りにされる寂しさに耐えねばならない可能性も高くなる。

孤独死もあるいは覚悟が必要かも・・・ツライネ・・・

いかに余生を過ごすか、よく考えて「何かやろう」という

気持ちを持てるかどうかで辛さの軽重が決まりますよ。

*    *    *

80代になれば、身辺整理だって!!

すなわち「捨てる」こと!

歳を重ねれば置き去られる寂しさが重なってくる。

老いていくということは、孤独になっていくこと

だろな、と身に迫る思い出ページを繰った(笑)。

*    *    *

でも、でも、老いをプラスに考えれば明るい日差しが

老いにも見えてくるものだ。とにかく「目的」を持つこと

「目標」を持ってスケジュール帳が空白にならないように

しよう!

人間はいくつになっても、新しいことを始められる。

常に未来を見つめていれば、若者と同じ志、若者に

負けない志を持つことができる。

過去にばかり思いを馳せれば干からびてしまう。

さあ、目標を持とう、行動を起こそう。

*    *    *

今朝の朝日新聞「読書」版の「週間ベスト10」に

なんと、この本が新書部門で1位にランクされていて

驚いた!

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□ブログの作成が全く捗らない。どうしたらいいのだろうか?

□最近は睡眠不足気味だ、今夜は早く寝よう(笑)

おやすみなさい


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2 コメント

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パピーさんへ (わか)
2021-09-14 19:07:18
パピーさんこんばんは~!
父の手術、気にかけてくれてありがとうございました。今はコルセットを付けてリハビリしています。三カ月くらいで痛みも取れるそうです。

コロナはまだ収束してないですが、パピーさんの体調はどうですか?

今回の「老いる意味」、すっごく読んでみたいです。いくつになっても新しい事を始められるって素敵な考えですね~。
私は最近毎日がルーティン化していてワクワクが少なくなったような気がします。

車は購入されるのですか?(羨ましい)
返信する
わかちゃんへ (パピー)
2021-09-15 22:27:17
こんばんは。
お父さんの手術無事に終わってよかったね。
コロナは厄介ですね、当地も感染者数は
減少したけど収束はまだまだのようです。

この本は高齢者が読んだらいい本だと
思いますよ、わかちゃんはまだまだだ。

家の中に篭っていたらワクワクは無い
でしょうね、コロナ対策をして時には
外出しましょう!若いんだから読書と
今ひとつ別の趣味をもたれたら、と
思いますよ。
コメントありがとう
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