西山の麓の古刹の池には、いろんないきものがいます。先日ウシガエルに出会ったので、今朝もいるかなと見てみたら、ほぼ同じところにいました。
その後、気がつくと場所を変えていました。
何かを見つけたのか、少しずつ動き始めました。
ゆっくりゆっくり、体を伸ばしながら前に進みます。
次の花のところかと思っていたら、通りすぎてしまいました。
やっと狙っているものがわかりました。
さらに近づいて、ぱっと飛びつきました。
どうやら捕らえたようです。
雄蕊も一緒に咥えながら、食べているようです。
ウシガエルは、わたしたちの小さいころは、食用ガエルと呼んでいたものです。はじめての捕食シーンの撮影でした。
池のそばに座っていると、いろんないきものたちとの出会いがあります。
ハスの花の近くにウシガエルが隠れていました。
そばの樹に、アブラゼミがやってきました。アブラゼミに出会ったのは久しぶりのような気がします。
池のそばの高い木の枝に、トンボが留まりました。
咲き始めている田園地帯のひまわりにも虫たちがやってきています。
暑さの厳しさにまいっていますが、いきものたちは元気です。
ちょっと立ち寄った宇治川に流れ込む排水機場の水路で、鯉が跳ねているのを見つけました。
これまでも冬の河川敷で高く跳ぶ鯉を狙ってやっと撮ったことがありましたが、この時期はそれほど高くは飛ばないようです。こんな場面をしっかり撮るのも難しいのですが、面白いものです。
今日から三日間「野鳥写真展」の後半が始まります。来られた方とどんな話ができ、どんな感想を聞けるのか楽しみです。
わたしは鳥を探して撮影行をすることが多いのですが、あまり山深くいくことはありません。それでも思わない動物たちと出会うこともあります。これまでこんな動物たちと出会いました。（第一回）
池や川では、ヌートリアと出会うことがあります。
河川敷や里山では、イタチが出てきます。
イタチとよく似ていますが、テンとも出会うことがあります。
そして、ごくたまにリスが出てくることもあります。
地域によってはよく見るものでしょうが、わたしの地域では珍しいものです。
撮りたいと被写体の目標をもって撮影行に行くのは、鳥たちが中心なのですが、時折魚たちを撮ることために行くこともあります。それは、写真活動を再開する前は、釣りに行くことであったことが元になっていることにあります。
ある時、婚姻色に染まった魚を見つけたときに撮ったものです。
また、鯉や鯰を見つけたときには、それを釣り上げたときの手ごたえを思い出しながらなんとか撮りたいと挑戦しました。
真冬のある時、河川敷に行った時に、鯉があちこちで飛び跳ねる光景に出会い、それから二か月間ほど、その瞬間をなんとか撮りたいと寒い中で岸辺に座り、何度も挑戦し、なんとか納得できるものを撮ったものです。
野生の動物たちが活動する姿には、惹かれるものがあります。懸命に生命活動をするその姿に魅力を感じるのでしょうか。これからも挑戦してみたいと思っています。
