風はエーゲブルー・・・にしたい

愛車の307SWのことや、興味のある様々なことをダラダラと書いていきたいです。

新球団に望みたいもの

2004年10月14日 | たわごと
祝日本代表オマーン戦勝利!と言いつつ、ネタは新球団。
どちらが来るのかわからないが(と言いつつも、まず間違いなく楽天だろう)、まあ新球団で、東北が拠点になるわけですわ。そこで、望みたいこと。それは、別に球団に対する要望でも、球場に対してのことでもない、ファンのことである。
職場の同僚と話していて、最近の話題は「メジャーと日本のプロ野球でで何が違うと言えば、ファンの楽しみ方が違う」ということである。
同僚曰く、「向こうの方が、プレーの楽しみ方をわかっているよね」
ファインプレーには、敵味方無く拍手。チャンスで打てなければ、ホームの4番でもブーイング。だいたい、日本じゃあアウェイでノーヒットノーランやっても拍手が出るかどうか。それを向こうはスタンディング・オベーションだ。フェアに戦って、見事なプレーがあれば、素晴らしき敵にも拍手。
それに比べて、日本のプロ野球の応援は、基本的に学生野球の延長でしかない。相手ピッチャーを引きずりおろして大喜び、蛍の光だの、ラバウル小唄を唄って楽しむ始末。酷い話になると、相手チームの選手が怪我をして中断中に、アウトになったときの「チャラララッチャラ」を鳴らした例もあるそうだ。極端な言い方をすれば、「自分の応援するチームに良いことなら、(どんなことでも)みんな良い」という考えだ。プロ野球界がどうのこうの、なんて思想はない。
もっとも、ファンばかりを攻めるのも酷だ。今回の騒動で、誰よりも考えなしなのが、プロ野球チームの経営陣だったのだから。少なくとも、ファンの方が愛情は強いはずで、しかも今回の騒動でいくらか考えるようになったと思う。
まあ、メジャーもヤンキースみたいな金満球団はあったりするわけで、問題皆無とは言えないが、少なくとも是正に向かっての努力だけは惜しまない。以前のストで人気にかげりが出たこと、他のスポーツも人気が高いことから、油断は出来ないこと、所詮MLBは一蓮托生という意識があることをわかっているのだろう。
そう言う意味では、メジャーは一流の人間が、プレーヤーも、コーチも、監督も、審判も、経営陣も揃っているし、何よりもファンも一流だ。

それで、話を日本に戻すと、せっかくの新球団なんだから、過去の因習というか、日本の型にはまった応援でなくても良いでしょ、と言いたいのだ。メジャー流のプレーを楽しむ応援をして欲しいのだ。それでこそ、球界を変えるきっかけになるかもしれない新球団にふさわしいファンと言えるのではないだろうか。
夢は、「東北発、メジャー流の応援、メジャー級のファン」である。そしてこれにメジャー級の選手達が加わってくれれば、もはや何も言うことはない。

最新の画像もっと見る