風はエーゲブルー・・・にしたい

愛車の307SWのことや、興味のある様々なことをダラダラと書いていきたいです。

USB大容量ストレージデバイス禁止!

2004年09月28日 | IT関連
新しいソフトの使用試験を始めた。それはUSBKeeperなるもの。機能は、「USB接続のストレージデバイスの利用を禁止する」こと。以上、終了。

最近のセキュリティポリシーの普及や、情報漏洩に対する危機意識の高まりによって、セキュリティ製品は流行っている。そういう意味で、USBのストレージデバイス禁止は目新しい機能ではなくて、総合セキュリティソリューションを謳う製品ならば必須とも言える。
この手の製品で有名なのはLanScope Cat3だったりする。以前に導入を実現しようとした製品で、今でも欲しい。でも、とにかくコストがかかるのだ。要件として、以下のものがある。

1.要MS-SQLサーバーで、要SQLのCAL。MS-SQLサーバーはCALとかでアップグレードという概念がない上にMS製品らしくサポート切れとかもあるので(いや、オラクルだって同じじゃん、と言われればそれまでだが)。最近はCPUライセンスもある(ユーザー数なのではなく、使用するサーバーのCPU数で買うアクセスライセンス。多数のユーザーで少数のサーバーなら、お得な可能性あり)。
2.必然的にWindowsServerで、当然CALとかアップグレードに伴うサポート切れ問題が大アリ。
3.長期的な運用(ログ管理)が必要とされる上に、膨大な量のログが発生するので、ストレージもそれなりの容量が必須(=ハードウェア価格の上昇)。当然バックアップデバイスは限られるので、運用方法で逃げるとか、NASの活用なども考えるべき。

とまあ、貧乏人には辛い三重苦なのである。それでも、これがないと出来ないことがあるから売れるわけで。はぁ~。

で、せめてUSBだけでも何とかしたいのが、世のAdminsの正直なところ。以前にUSERS GROUPのWindows2000-MLでも話題になったことがあるが、決定打という解消策が出なかった(禁止はレジストリ書き換えとcabファイルの削除で強引に出来るが、今度はUSB機器を新規でプラグ&プレイ出来ないという、まさに一長一短な結論だったと思う)。
そういう背景には、USBメモリがWindows2000以降では自動認識であるとか、ペンと合体したりとか、アヒルだったりとか、スイスアーミーナイフと合体だとか、今度は通常の3倍だとか、腕時計と合体したりとか、挙げ句の果てにはカメラとペンと合体して三位一体だったりするわけで、全国の管理者の苦悩(喜び?)は深いのであります。

で、このUSBKeeperであるが、使用方法は管理者権限で一度プログラムを実行するだけ。それでUSBストレージ系のデバイスが使用できなくなる。具体的には、デバイスマネージャーで覗いてみると、アイコンに「!」が付いている状態(正しいドライバが見つからない場合におなじみ)。
解除するには、管理者権限のある人が再度プログラムを実行し、パスワードを入力して解除するだけ。とっても簡単でシンプル。もちろん、関係ないUSBデバイスには影響なし。
そして、これのすごいのは単機能なだけに値段がすこぶる安いこと。なななななんと、

1ライセンスたったの500円!

購入には最低でも5ライセンス必要だが、それでも

たったの2500円、

さらに大量購入には割引アリ。



とりあえず、一応動作確認を取って60ライセンスほど追加購入予定。もっとも、それでも3万円でしかないが(実際にはナンボか割引してくれるようです。要問い合わせ)。

ということで、とりあえず多少は安心できる・・・というか、したいです。

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