ねえ、なんでそんな子どもが泣き喚くような哀しい響きで、声を押し殺して泣くの?
あなたの声を押し殺して泣く声が、あたしの心に届くのは、あたしもまた、暗い夜の中でずっと独りで泣いていたから。
きっとあたしは、あなたとなら、ずっと、罪悪感を持っていた昼間の太陽の下も歩いていけるようになると思っていたんだ。
あたしの手から伝わる泣いているあなたの温もりに包まれながら。
あなたと一緒に歩いていけるのなら、あたしはどこまでも歩いていける。
どこまでも続いていくこの真っ直ぐな線路の上を。
もう迷子になって、泣いているあたしはいない。
あなたがあたしを見つけてくれて、そっと頭を撫でてくれたから。
太陽の下を歩ける幸せを、どうか忘れないでください。
太陽の下を歩ける事がどれほど幸せで、恵まれていて、嬉しい事なのか思い出してください。
太陽の下に帰りたいと思っているあなた、大丈夫だよ。
最初の一歩はきっととても怖いけど、でもその心に太陽の下に帰りたい、そう泣きながら思った想いが、あるから、焦らずにやっていこう。
助けて、って言おう。
届いた声に差し出してもらえた手を繋ごう。
怖いよね?
寂しいよね?
太陽の下に帰りたいよね?
太陽の下に居る事に罪悪感を感じるその心を、抱きしめてくれる人を、あなたは求めているんだよね?
でもそんな人は居ない、って想ってしまっているんだよね………
何をどうすればいいのかわからなくって、
もうどうやればいいのかわからなくって、
どうやったらいいのかわからなくって、
迷子で、道に迷って、感情に迷って、泣くことしか出来なくって、太陽の下が恋しくって、でももう、そこは罪悪感のせいでとても怖くって。
どうすればいいんだろう?
どうやればいいんだろう?
救いが欲しくって、助けてもらいたくって、でも泣いていることしか出来なくって、
だから声を出して泣けばいいんだ。
泣いて、泣いて、泣き続けて、
そうしてふと思えれた太陽の下に帰りたい、という感情。その感情を一欠けらの勇気に、そう思えた自分の感情に誇りを、捨てたものじゃない、そう自分を抱いて、太陽の下に歩いていこう。
日の光りを浴びればきっと、見えなかったものが見えて、そして閉じていた蕾が花開くから。
その花を心の共に。
誇りを持って、耐え抜いて、
太陽の下に、帰ろう。
帰りたいよね、太陽の下に。
泣いているあなたの声をただ、どこまでも伝えたくって、だからあなたは泣いているんだよね?
そうして泣き続けて、ふと漏れた感情、太陽の下に帰りたい、そう思えたそれが、あなたがきっと、変われる兆し。
大丈夫。
大丈夫だよ、そう思えた自分を抱いて、ただ太陽の下に帰りたい、そう想える心を、こころの道しるべにして、歩き出せば、きっと帰れるから。太陽の下に。
だから大丈夫だよ。
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