安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

札幌に第九を聴きに行く(その2)

2007-12-17 22:36:11 | Weblog
 今日は東京に日帰り出張でした。松本まで車で行き特急あずさで上京。購買システムに関するミーティング。行きは8時50分、帰りは21時頃に松本着なので約12時間。相模湖から甲府にかけて山道でカーブが多くどうしても疲れてしまいます。
 さて、今回の札幌訪問でも、尊敬するW先生の診療所にお邪魔していろいろご馳走になりました。W先生は地域医療に貢献される一方、てんかんの権威でもあり大変お忙しく過ごされている。大の音楽好きで、札響のパトロネージェでもあり、かつ定期演奏会の会員でもある。ご自身もバイオリンの名手であり、国立西病院の院内コンサートにも出演される才能の持ち主だ。ひょんなことからお近づきになることができ、小生の札幌訪問の際には、いつも歓待頂き本当に有難いことだと思っています。
 今回もお邪魔させて頂き、美味しい魚介類をご馳走になりながら、タンノイのスピーカーなど素晴らしいオーディオでCDやレコードを聴かせて頂く。レコードを聴けるというのが本当に感激で、CDより音が良い気がする。レコードの方が音がたくさん収録されている気がするのだ。どうなのであろうか…。
 また、このW先生を通じてお知り合いになれたのが、写真の右に写っていらっしゃるK先生。K先生は4年ほど前まで札響のバイオリンニストをされていて、40年以上活躍されたので、殆ど札響の歴史そのもののような先生である。札響の昔話を伺ったり、各奏者の裏話などを伺い大変興味深い。また、楽員の皆さんから尊敬されていて、かの指揮者尾高忠明さんは、このK先生の引退の月の定期演奏会を、敬意を表してマーラーの第九にしたという。K先生は「もう弟子はとらない」というニュアンスのことをおっしゃっているが、今回も「横尾さんもバイオリン弾きましょうよ」と言って下さるのが本当に嬉しい。実際は今も教えていらっしゃいます。私同様あまりお酒は強くはないので、ほどほどに楽しんで頂ければと思います(笑い)明日に続く…。