安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

第九を聴く

2007-12-06 21:52:36 | Weblog
 明日7日(金)は会社が休みなので今日までで今週はお終い。週4日位の稼動だとやっぱり楽ですね。今日は午後からお取引先を回ってカレンダーを置く。こちらは購入する側なので年末年始はお取引先から来て下さることが多いが、逆にこちらから出向くと予想外らしく、皆様に喜んで頂けるのはこちらも嬉しいです。納期などで無理を聞いて下さる場合も多く、こちらから年末位出向かせて頂くのは当然かもしれません。
 今月に入ってから寝る前とか車の中とか、第九を聴く事が多くなってきました。新しいアイテムもあり、やはりクラシックは演奏する指揮者、楽団が替わると全然違う演奏になって興味深い。最近はライブを中心に聴いていて、ちょうど車の中で聴いているのがテンシュテット指揮ロンドンフィルの85年のライブ。オーケストラが巧くないので「えっ」と思う場面もあるけれど、熱が入ったライブは非常にいい。第九は第三楽章まで聴いてきて、そのあたりで「今年の1年はいろいろあったなー」とか思い始めますが、第四楽章に入って、低弦(コントラバスとチェロ)がテーマを弾きはじめると、「なんとか1年過ごしてきて終わったなー」と思うのが不思議。CDで聴いているとそんなことはないけれど、会場でオーケストラを聴いていると必ずそう思います。今年の第九は札響を聴かせて頂く予定です。
 第九のCDと言えば、1番有名な演奏はフルトヴェングラー指揮で1951年のバイロイト音楽祭のライブ。私にとって1番好きなのはなんだろう…。カラヤンが79年に来日した時のCD。あるいは故山田一雄さんの札響を振った時の91年のライブ。これも非常に良いです。このヤマカズさんのライブはもう殆ど売っていない稀少なCD。91年の5月に演奏されていますが、年末ではなく、シリーズの後半に演奏されたこの演奏は本当に素晴らしい。皆さんにとっての第九はどんな演奏でしょうか?