安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

安曇野は冬化粧?

2008-09-28 09:14:47 | Weblog
 昨日は午前中仕事。先週終わらなかった残務整理などを。殆ど誰も出社していなかったので静かで捗ると思ったら、工事が入ってしまいうるさくて集中できなかった。お昼は近くでラーメン。1ヶ月前までまだ暑かったのだが、暖かい食べ物が欲しくなってきている。それもそのはず、お昼を食べてから豊科インターで高速に乗って長野市に向かったのだが、高速から観る景色で北アルプスはうっすら雪化粧だった。http://www.shinmai.co.jp/news/20080927/KT080927FSI090002000022.htm
 長野市では煮干を買う。能登重鰹節店さんという出汁屋さんだ。創業は1700年代という。松本市にある専門店でも煮干を買ってみたのだが、この能登重さんがやはり美味しい。濃厚な味が出て、拙宅のお味噌汁はこの能登重さんの出汁のお陰で非常に美味しい。行くと大抵おばあちゃんが接客して下さり、昨年位に倉庫から出してきたという古時計がボーンボーンと時を告げていて嬉しい。
 ファイターズはここに来て5連勝。今日からロッテとの本当に決戦。ダルビッシュが出てくるので是非2連勝して欲しい。クライマックスシリーズに出られればダルを中心にしてそんな簡単には負けないだろう。それにしても王さんの退任は、昨年のご病気のこともあるが、大変寂しい。王さんの現役時代、神宮球場でホームランを見た記憶が今でも新しい。父親ではなく母親が連れてってくれて、レフトの外野席で観ていて、そのレフトに飛んできたホームランだ。本当にお疲れ様でした。
 将棋では羽生さんが王位戦に挑戦していて、最後3勝3敗からの七戦目を負けてタイトル奪取はならなかった。昨年失冠して挑戦したわけだが深浦王位が死守された。素晴らしい一戦だった。羽生さんは今年7冠王を13年ぶりに達成するかと言われていてその可能性を逸した一戦だった。それでも、来月からの挑戦の竜王では初の「永世竜王」をかけて、渡辺竜王と7番勝負を戦う。先に4勝した方が永世竜王となる。

ロストロポーヴィッチさんを偲ぶ

2008-09-26 22:30:15 | Weblog
 先日NHKの衛星放送で築地の特集をやっていた。確か2時間近いボリュームのある番組だったが、妻に「そういえば亡くなったチェロの世界的な名手ロストロポーヴィッチさんは、来日の度に築地に行って場内市場に行ったり、お寿司を食べていたらしいよ」と話していて、番組の最後に見事にそのエピソードが流れた。スラヴァ(ロストロポーヴィッチさんの愛称)は仲買の競りを「1つの芸術」と評価していたとのこと。
 その番組を観た後、昨日寝る前に雑誌のモーストリークラシックのバックナンバーを眺めていて、亡くなった後のスラヴァの特集記事があった。その中でも築地の大和寿司の店主の方がインタビューを寄せていた。そんな記事を読みながら、そんな外国のクラシック音楽家なんていたかしら?と感慨深くなった。私は20年ほど時々築地を訪れているが、スラヴァは30年以上通っていたのだ。
 実演に接したのは2回だけ。記念碑的な小澤N響の1995年の演奏会でドヴォルザークを弾かれた。最後第三楽章で、当時N響のコンサートマスターであった徳永さんとのヴァイオリンとチェロの掛け合いはお互い満面の笑みを浮かべていて、今でも印象深い。素晴らしい音楽だった。この演奏会の最後は、直前に起きた関西大震災の亡くなった方への追悼でバッハのサラバンドが演奏された。小澤さんもじっと聞き入っていた。この演奏会はそのサラバンドの後拍手なしでお開きとなった。会場全員が泣いていたと思う。
 そして、最後は3年ほど前のサイトウキネンでのチャイコフスキープログラム、「組曲くるみ割り人形」と交響曲5番だった。この交響曲第5番は呼吸の深い彼らしい素晴らしい演奏だった。昔私は中学生の頃にレコードでスラヴァの交響曲5番を聴いたが、クラシック音楽に対する意識が変わるほどすごい演奏だった。ロシアを超越した人類の音楽家だったが、築地を愛する同じ人間として、私にとってはなんとなく身近な存在であった。

夏の疲れか…

2008-09-24 23:46:21 | Weblog
夏の疲れか…
最近胃が痛いことが多く、この月曜日は朝起きれずに朝食抜きで、1時間ほど寝ていて、それから出勤した。
その後も胃腸薬は手放せず、今日は少し良かったかなあ。
今週末の土曜日も午前中位は出勤して資料作らないと間に合わない感じで、このばたばた加減なんとかならないものか。
年金特別便が送られてきた。期間に不備はなさそうだが、果たして金額も正しいのか分からない。しかも、国民年金の部分はよく分からないので問い合わせてくれという。
私の場合、一時失業した時期がありその10ヶ月位は国民年金だったが、期間は正しかった。だが、同じ課の方は国民年金の時期、わずか1ヶ月だがかけた分に不備があるという。
どうなっているんだ、社会保険庁!

健康被害なし!?

2008-09-22 22:44:36 | Weblog
 輸入の汚染米(事故米)の問題、マスコミは「健康被害なし」と書いたりコメントしたりしているが、汚染の原因の化学物質について、身体の中で濃縮されて将来発癌する可能性などがあることが非常に怖い。健康被害は10年後20年後に表面化するのではないであろうか?
 今回は、一番悪いのはその業者だが、もっとあくどいのは役所ではないか。96回も検査に行きながら、癒着していて何も検査などしていないのであろう。もしかすると天下りなどもあるかもしれない。
 また、お取引先の大手の文房具メーカーさんに以前聞いたところ、工業用糊の原料として「米」は使っていないそうだ。確かタピオカとかスターチ類などだったと思う。元々工業用のニーズがないのだから、工業用米として卸すなど前提がなかったと思う。当初より食用に悪用されたのではないだろうか。
 特にひどいのが、食用として学校や老人ホームなど弱者の口に入っていることだ。そういった施設などでは特に安い食材ばかりを利用しているということなのでしょう。
 食に関してどうしてこうモラルが低いのか不思議でならない。業界の特徴なのでしょうかねえ。

やっと週末

2008-09-19 22:19:55 | Weblog
 今週は火曜日からだったのですが、すごく長く感じました。今日も朝から夜までバタバタで、ぐったりでした。こうして毎日を過ごしていると、無事1日が終わってゆっくりすると、何か奇跡的な感じがします。明日は昼松本のトステムへ。その後ゆっくりして温泉へ行ければと思います。少しゆっくりしたい…。

プロフェッショナル

2008-09-18 22:39:13 | Weblog
 たまにお邪魔する寿司清の板前さんのJ馬さんは、もうかれこれ18年位小生の担当?をしてくれている。というか、お店が替わっても後を追いかける、文字通り小生は追っかけです(笑い)。寿司清銀座地下店、三軒茶屋店…で、今本店の2階(禁煙)にいらっしゃる。会話はユーモアに溢れ軽快なのだが、腕はさすがプロフェッショナルだ。使用している包丁は毎日研ぎ、1年に1本消費するという。毎日研がなくても大丈夫そうなのだが、はやり気持ちの上で研がないといられないと言う。また、切れ具合が変わると、力の入れ具体も変わったりして、危険だともおっしゃっていた。
 同じ寿司清であれば、板前さん皆技術は確かなものである。なので、どこの店に行っても同じと思うところもあるが、やはり馴染みの板前さんだと、注文に気を遣わず、こちらの食べる様子を見て、好みのツマミを出してくれるので非常に楽なのである。私の好みは、鰯や鯵、鯖といった光物に、鮪の赤身や鰹、白身(全般)などである。夏ならば真烏賊の烏賊ソーメンや腸焼き、そして穴子などだ。お寿司屋さんで飲んでというと贅沢な感じだが、先日銀座のビアレストランで食事をしたお会計と同じ様なものだったので、それほど贅沢なものではないと思う。何しろ、プロフェッショナルの料理人の方が、目の前で対応してくれるのだ。そんなリーズナブルな贅沢はない。またこれからも、そうした食事ができる様仕事を頑張らねばならないと、モチベーションも上がる。こちらも仕事ではプロフェッショナルにならなくてはならない。

上京(後編)

2008-09-17 22:13:59 | Weblog
 13日(土)は夕方からN響を聴かせて頂く。マーラーの5番他。冒頭で7月27日に亡くなった指揮者ホルスト・シュタイン氏を偲んでバッハのエリアが演奏される。合掌。マーラーは非常に熱が入った素晴らしい演奏。5楽章冒頭でホルンが若干音を外したりしたが、とにかく攻めの演奏でホルン、トランペット、トロンボーンと金管楽器は素晴らしかった。とかく、シーズン最初の演奏会は、保守的にまとめがちになりやすいと思うが、今のN響は1つ上を行く演奏をめざしている姿勢が伝わってくる。クラリネットなども、すごいベルアップで、ベルリンフィルのようだ。プレコンサートでは友人のハープ早川さん、私の一押し?のオーボエ池田昭子さん、バイオリンの大宮さんによる室内楽。これが実にチャーミングだった。お客さんの数もすごかった。一流演奏家によるプレコンサートの室内楽はお薦めです。
 そして、そのプレコンサート前にN響の職員の方に声をかけて頂きびっくり。なんと、大学のオーケストラの後輩のチェロのT中君だった。彼がNHKに入ったのは知っていて、この日も渋谷公会堂からNHKの建物を見ながら「今どこで働いているのかなあ」と考えていたら、声を掛けられたからだ。しかも、この6月まで長野支局にいらしたという。そんなご縁もあるんですね。
 この夏はサイトウキネン、N響と世界的な団体の演奏を聴けたが、サイトウキネンはその時だけの七夕オーケストラ、N響は固定メンバーのオーケストラ、アプローチが違い非常に面白い。サイトウキネンではメンバーがリラックスして楽しもうという姿勢が見える。逆にN響はお年どころが明確だ。しかも、攻めのN響に転換しているのが今回の収穫であった。
 14日(日)は海老名で少し買い物をして安曇野へ移動。15日(月)は久々の温泉でリラックス。体調(コンディション)作りが仕事を良く遂行するためで大切だと実感している。

近況など

2008-09-15 18:21:46 | Weblog
 10日(水)に上京し昨日14日(日)に戻ってきました。今回は珍しく仕事ではなくプライベートだけでした。10日は妻の実家に宿泊し、翌朝は11日(木)は5時半に起床。この日は2週間前の妻の検査の結果を聞きに新橋の慈恵医科大学病院へ。9時半からの予約でしたが早めに出て新橋駅のそばで朝食。いざ、検査結果を聞く時は私も診察室へ。主治医の先生は、その道で日本一?ビートたけしさんの番組に出たこともある方で、この先生が担当して下さるだけでも運が良いと言えます。レントゲンなど見せて頂き、完治させるためには手術ということになり、詳細を確認し11月初旬での手術となりました。なんと手術は200人待ちだそうです。宜しくお願い致します。検査の結果が出たので、妻の希望もあり新橋~銀座~築地と歩いて寿司清へ。ホタテ、秋刀魚、鮪、穴子、海胆など。妻の喜ぶ顔見るのが何より嬉しい。
 12日(金)からは別行動。私は実家に逗留しプライベートを楽しむ。夜は銀座で大学時代の友人のH井氏、K北氏、M田氏、A山氏とビールを。A山氏が仕事で悩んでいるということでいろいろ話を聞く。仕事そのものよりも上司ということで、やはり人間関係ですね。人間関係は相対的なものなので、やり方を代えたりして対応するしかない。病気になどなっては会社は面倒みてくれないので、うまくやるしかないですね。しかし、何より大切なのは、きちんとコミュニケーションをとることです。忙しくなれば特に必要。課内ミーティングなどより、1対1できんと話を聞く(聞いてもらう)ことが大切ではないでしょうか。体調と言えば私も慢性胃炎ですから、ぼちぼちやるしかないです。
 それにしても、途中からA山氏は寝てしまったから、まあ大丈夫ではないでしょうか。私は帰りましたが、その後元気良く歌う写真が送られてきていたし。ということで上京の前半終了です。

無責任極まりない

2008-09-01 23:23:04 | Weblog
 福田首相が退陣会見を行なった。昨年の安倍さんもひどい辞め方だったが、福田さんはもっと酷い感じ。無責任極まりない。私は民主党を推すわけではないが、政権交代すべきでしょう。二大政党制は政権交代が可能なことが利点であり、役人と癒着を立つ1つの手法。一度自民党は下野して反省すべし。国民も一度民主党に任せて、駄目なら揺り戻せば良いのです。