安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

やっと週末

2008-09-19 22:19:55 | Weblog
 今週は火曜日からだったのですが、すごく長く感じました。今日も朝から夜までバタバタで、ぐったりでした。こうして毎日を過ごしていると、無事1日が終わってゆっくりすると、何か奇跡的な感じがします。明日は昼松本のトステムへ。その後ゆっくりして温泉へ行ければと思います。少しゆっくりしたい…。

プロフェッショナル

2008-09-18 22:39:13 | Weblog
 たまにお邪魔する寿司清の板前さんのJ馬さんは、もうかれこれ18年位小生の担当?をしてくれている。というか、お店が替わっても後を追いかける、文字通り小生は追っかけです(笑い)。寿司清銀座地下店、三軒茶屋店…で、今本店の2階(禁煙)にいらっしゃる。会話はユーモアに溢れ軽快なのだが、腕はさすがプロフェッショナルだ。使用している包丁は毎日研ぎ、1年に1本消費するという。毎日研がなくても大丈夫そうなのだが、はやり気持ちの上で研がないといられないと言う。また、切れ具合が変わると、力の入れ具体も変わったりして、危険だともおっしゃっていた。
 同じ寿司清であれば、板前さん皆技術は確かなものである。なので、どこの店に行っても同じと思うところもあるが、やはり馴染みの板前さんだと、注文に気を遣わず、こちらの食べる様子を見て、好みのツマミを出してくれるので非常に楽なのである。私の好みは、鰯や鯵、鯖といった光物に、鮪の赤身や鰹、白身(全般)などである。夏ならば真烏賊の烏賊ソーメンや腸焼き、そして穴子などだ。お寿司屋さんで飲んでというと贅沢な感じだが、先日銀座のビアレストランで食事をしたお会計と同じ様なものだったので、それほど贅沢なものではないと思う。何しろ、プロフェッショナルの料理人の方が、目の前で対応してくれるのだ。そんなリーズナブルな贅沢はない。またこれからも、そうした食事ができる様仕事を頑張らねばならないと、モチベーションも上がる。こちらも仕事ではプロフェッショナルにならなくてはならない。

上京(後編)

2008-09-17 22:13:59 | Weblog
 13日(土)は夕方からN響を聴かせて頂く。マーラーの5番他。冒頭で7月27日に亡くなった指揮者ホルスト・シュタイン氏を偲んでバッハのエリアが演奏される。合掌。マーラーは非常に熱が入った素晴らしい演奏。5楽章冒頭でホルンが若干音を外したりしたが、とにかく攻めの演奏でホルン、トランペット、トロンボーンと金管楽器は素晴らしかった。とかく、シーズン最初の演奏会は、保守的にまとめがちになりやすいと思うが、今のN響は1つ上を行く演奏をめざしている姿勢が伝わってくる。クラリネットなども、すごいベルアップで、ベルリンフィルのようだ。プレコンサートでは友人のハープ早川さん、私の一押し?のオーボエ池田昭子さん、バイオリンの大宮さんによる室内楽。これが実にチャーミングだった。お客さんの数もすごかった。一流演奏家によるプレコンサートの室内楽はお薦めです。
 そして、そのプレコンサート前にN響の職員の方に声をかけて頂きびっくり。なんと、大学のオーケストラの後輩のチェロのT中君だった。彼がNHKに入ったのは知っていて、この日も渋谷公会堂からNHKの建物を見ながら「今どこで働いているのかなあ」と考えていたら、声を掛けられたからだ。しかも、この6月まで長野支局にいらしたという。そんなご縁もあるんですね。
 この夏はサイトウキネン、N響と世界的な団体の演奏を聴けたが、サイトウキネンはその時だけの七夕オーケストラ、N響は固定メンバーのオーケストラ、アプローチが違い非常に面白い。サイトウキネンではメンバーがリラックスして楽しもうという姿勢が見える。逆にN響はお年どころが明確だ。しかも、攻めのN響に転換しているのが今回の収穫であった。
 14日(日)は海老名で少し買い物をして安曇野へ移動。15日(月)は久々の温泉でリラックス。体調(コンディション)作りが仕事を良く遂行するためで大切だと実感している。

近況など

2008-09-15 18:21:46 | Weblog
 10日(水)に上京し昨日14日(日)に戻ってきました。今回は珍しく仕事ではなくプライベートだけでした。10日は妻の実家に宿泊し、翌朝は11日(木)は5時半に起床。この日は2週間前の妻の検査の結果を聞きに新橋の慈恵医科大学病院へ。9時半からの予約でしたが早めに出て新橋駅のそばで朝食。いざ、検査結果を聞く時は私も診察室へ。主治医の先生は、その道で日本一?ビートたけしさんの番組に出たこともある方で、この先生が担当して下さるだけでも運が良いと言えます。レントゲンなど見せて頂き、完治させるためには手術ということになり、詳細を確認し11月初旬での手術となりました。なんと手術は200人待ちだそうです。宜しくお願い致します。検査の結果が出たので、妻の希望もあり新橋~銀座~築地と歩いて寿司清へ。ホタテ、秋刀魚、鮪、穴子、海胆など。妻の喜ぶ顔見るのが何より嬉しい。
 12日(金)からは別行動。私は実家に逗留しプライベートを楽しむ。夜は銀座で大学時代の友人のH井氏、K北氏、M田氏、A山氏とビールを。A山氏が仕事で悩んでいるということでいろいろ話を聞く。仕事そのものよりも上司ということで、やはり人間関係ですね。人間関係は相対的なものなので、やり方を代えたりして対応するしかない。病気になどなっては会社は面倒みてくれないので、うまくやるしかないですね。しかし、何より大切なのは、きちんとコミュニケーションをとることです。忙しくなれば特に必要。課内ミーティングなどより、1対1できんと話を聞く(聞いてもらう)ことが大切ではないでしょうか。体調と言えば私も慢性胃炎ですから、ぼちぼちやるしかないです。
 それにしても、途中からA山氏は寝てしまったから、まあ大丈夫ではないでしょうか。私は帰りましたが、その後元気良く歌う写真が送られてきていたし。ということで上京の前半終了です。

無責任極まりない

2008-09-01 23:23:04 | Weblog
 福田首相が退陣会見を行なった。昨年の安倍さんもひどい辞め方だったが、福田さんはもっと酷い感じ。無責任極まりない。私は民主党を推すわけではないが、政権交代すべきでしょう。二大政党制は政権交代が可能なことが利点であり、役人と癒着を立つ1つの手法。一度自民党は下野して反省すべし。国民も一度民主党に任せて、駄目なら揺り戻せば良いのです。

オペラ「利口な女狐の物語」を観る

2008-08-31 20:53:01 | Weblog
 今日は今年のサイトウキネンの2回目、オペラヤナーチェク作曲の「利口な女狐の物語」だった。ストーリーは、一匹の女狐を中心に動物の世界と、猟師を中心とした人間の世界が寓話の様に描かれ、そう宮崎駿の世界、千と千尋を思い出させる様なストーリーだった。生き物の営み、自然界の世代交代を描いているが、私の目には、例えば人間の世界が当時の欧州の資産階級、そして動物の世界が労働者階級といった姿にも見えた。昨年のチャイコフスキーの「スペードの女王」の様な、主役級が全員死んでしまう様な深刻さはないが、それはそれで考えさせる物語だったお思う。
 音楽はそれは素晴らしく、小澤さんはオペラも暗譜でオーケストラの隅々まで目が届き、オーケストラはこの時だけの七夕アンサンブルとは思えない素晴らしい響きだった。声楽陣は、私が感心したのは、松本の少年達を選抜した子供の声楽、チェコ語は勿論、きちんと歌っていて、勿論ブラボー。声楽ではないが、バレエが入っていて、終始ハエの役で周りを彩るのだが、本当に素晴らしい踊りだった。何気ない演技など、非常に精度の高いパフォーマンスで、初めての経験だった。オペラはクラシックの最高の総合芸術だと思うが、今年も本当に堪能できた。
 演奏の前、妻が楽屋裏から近くのギャラリーに行っている間、ボーとしていると、近所で買い物したと思われるオーラのある女性が歩いてくる。サングラスが格好良い。友人のハープの早川りさこさんだった。「ちょっとどうしたの?」に始まって、「まさかそこのポンヌフ(パン屋さん)で買ってきたの?」「そう、東京まで持って帰れそうだし…」と一流の音楽家だけど、全然気取りがなく、何気ないお店で美味しいものを見つけてしまう同世代の友人だった。見送ると、2分位で妻が戻ってきて、挨拶できなかったのが残念。また紹介しそこなった感じ。私とりさこさんと話をしている間にも、「サインして下さい」とファンが来られる。サインしながら「僕にもサインくれないの?」と言うと「何言ってんのよ」とケラケラ。そういえばサインもらったことがないなあ。確か、吉野直子さん(同じハーピスト)のサインは貰ったことがあるが、多分このままサインもらわないままなんだろうなー。
 そんなこんなで8月終わりですね。長かった8月でした。

サイトウキネン(武満メモリアル)

2008-08-24 08:36:22 | Weblog
 昨日23日(土)は出勤。ずっと土曜日働いている様な感じ…。いや、先週は休んだかな。で、夜は7時から音楽を聴く。サイトウキネンで、武満メモリアルという演奏会。この演奏会は、故武満徹さんの曲を中心に、現代音楽の演奏会なのだが、実は私はこの武満メモリアルを一番楽しみにしている。
 昨日は室内楽版カトレーンが非常に素晴らしく、武満さんの描く日本の風土、気候、文化、人を感じることができ、ちょうど秋を先取りした雰囲気満点だった。武満さんの曲はピアノだけの演奏もあったが、これなども、雨の日に軒下でのんびりしている様なイメージで、すごくリラックスできる。そして、なぜか武満さんの曲は「秋」を連想させるのだ。ちょうど私が住んでいる安曇野の秋、古い農家の軒先を風が吹いて、雨が降って…。そんな感じ。
 この日はメシアンの曲を取り上げて、オルガンの曲も興味深かったが、最後の曲「世の終わりのための四重奏曲」は素晴らしかった。ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、ピアノという面白い編成だったが、この4つの楽器で延々とユニゾンで演奏される部分、そして終局はヴァイオリンとピアノだけで演奏され、ヴァイオリンの豊嶋さん大熱演だった。終局後は大変な拍手。私はスタンディングオベージョンで拍手。そして、もう1人、いつもスタンディングで拍手している方が…。
 それが小澤征爾さんだ。この演奏会では、客席で聴くマエストロ小澤を見ることができる。100%聴衆になって、楽譜を見て勉強している。面白いことに聴衆も慣れていて、あまり写真を撮ったり、握手を求めたりする人がいない。昨日も私と接して歩いていらしたが、抱きつこうと思えば抱きつけた感じ(笑い)。小澤さんは、サイトウキネンのメンバーと聴いていらしたが、終演後楽しそうに談笑されていた。そんな生小澤を見る楽しみもあります。この武満メモリアルは本当に楽しい。

驚いた!

2008-08-22 22:04:27 | Weblog
 今日は、外部の会議室を借りて、お取引先様への購買システムの説明会。退屈な内容にも関わらず、熱心に聞いて頂けた感じ。いろいろお取引先様にもご協力を頂きたい部分がありお願いごとに終始する。
 ところで、本社から1名出張で来て頂いて説明をお願いしたのだが(三分の二はしゃべってもらった)、昼食などで雑談をしていてびっくり。本社のオーケストラでチェロを弾いていらっしゃることが分かって、この10月にはカーネギーホールで公演し、ヨー・ヨー・マさんにチェロを弾いて頂き、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲を演奏されるというい。指揮もなんとダニエル・ハーディングだ。これはすごい。ただ、このマスコミに好評された内容なので、これはご存知な方もいらっしゃると思う。ただ、すごいのは、この方は早稲オケ出身であり、なんと私が卒業した大学のオーケストラで、エキストラでアメリカ演奏旅行にいらしたそうなのだ。それは評論家の藤田先生が指揮をされている頃で、飛行機もハワイ経由だったらしい。しかも、卒業生のO本さん(アパッチさんの旦那さん)や、私もよくお世話になったフルートのI立さん(現在のH田さん)をご存知で、I立さんは当時から仕切り屋さん(今もOBオーケストラで演奏会当日は、ホールのフロアを仕切っている?ですよね、こぶたさん?)だったということ。
 こんな縁ってあるんですかねえ。私もちょっと楽器に触っていたお陰で、こうしてお付き合いが広がり本当に人生に幅が出ていると思います。やっぱり趣味って大切ですね。

すごい金メダル

2008-08-21 23:26:05 | Weblog
 ソフトボールジャパンやった!やったやった!やったやったやった!これはすごい。このオリンピックでも2敗していたのに、この決勝で3対1です。素晴らしい。本当におめでとうございます。とにかく諦めない。これが大切ですね。連敗した相手でも勝てる様最善を尽くすことですね。
 先日、将棋の羽生先生が、竜王戦本戦トーナメントの準決勝を戦いましたが、終了の2手前まで負けていたのを粘って、相手が間違って大逆転勝利。実はその前の準々決勝も必敗の将棋を拾っている。今年の竜王戦は渡辺竜王がそのタイトルを守ると、5期連続の竜王位で初代永世竜王と名乗ることができますが、羽生先生が挑戦してタイトル奪取すると、逆に羽生先生が初代永世竜王となるだけの思い入れもすさまじいかと思います。とにかく諦めたら負けですね。勉強になりました。
 それにしても、ソフトボールはすごい。本当におめでとうございます。

夏休みその2

2008-08-18 23:03:24 | Weblog
 ここ数年お盆休みの時は、長野東急の将棋祭りに顔を出している。毎年いらっしゃるお年寄りの方もいらして、通常4日間行なわれるが、今年は3日間だった。1日減ってしますが、それでも毎年行なって頂けるというのは有難い。夏の東急東横店、正月に札幌東急でと将棋祭りを行なっている。
 そんななか、長野東急では長野市出身の将棋界の重鎮が毎年参加されている。丸田九段だ。丸田先生は、77歳まで現役を続けられ、12年前に引退。ということは89才だ。一度お話してみたいと思ったが、今年は色紙に揮毫頂けるということで時間を合わせて並んだ。「僕なんて引退して随分経つのにありがとうございます」と逆に丁寧にお声がけ頂き恐縮。おじいさんと写真を撮って喜ぶのはおいら位かなあ。美人の女流棋士もいたのに(笑い)。丸田先生はご自分で御年89.5歳とおっしゃっていた。来年も是非お会いして、この長寿とお元気さをあやかりたいものだ。
 星野ジャパンはようやく勝った。カナダ戦とはいえ、やはり国際試合はなにがあるか分からない。我がファイターズの稲葉選手が決勝ソロホームラン。その1点を守った。ファイターズもソフトバンクに快勝。7対0。スゥイニー投手が完封。ダルビッシュ以外でも完封勝ちできるではないか。
 なでしこジャパンは先制するも逆転を許す。これから後半が楽しみ。逆転頼むぜ!