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猫日和

のんきな徒然語り

たまの避妊手術

2014-11-11 15:25:55 | 


昨日、たまの避妊手術をした。

本当は来月しようと思っていたが、12月は色々と忙しいしあまり
気忙しい中で手術をしたくないと思い直したのだ。

病院に予約を入れ朝8時半に連れて行った。

たまは朝ごはん抜きでお腹が空いていたのだろう、ちょっとふてくされた
感じ。キャリーバッグに入れようとしたら大暴れした。
仕方ないので洗濯ネットに入れて何とかキャリーに入れた。

病院でたまを預けて、麻酔が覚めるのにしばらくかかるので夕方に迎えに
来て下さいと言われた。

そのまま家に帰ったが、何となく落ち着かない。
大丈夫だ、何かあるわけはない。
そう思うのだけど、やっぱり心配で。
たまがいない間に掃除と衣替えを済ませようと思ってたのに、ほとんど
手に付かなかった。

夕方迎えにいった。
たまは洗濯ネットの中でよく見えなかったが、呼びかけると小さい声で
にゃーと鳴いた。

家に着くとたまはふらふらした足取りでまずトイレに行ってオシッコをした。
きっと我慢してたんだ。
その後少しえづいてつばを吐いた。

寝ていて欲しいのだが、何故かずっと部屋の中をうろうろ歩き回る。
おなかが空いているんだろうか。先生は家に帰ったらもう普段通りにエサも
水もやって大丈夫ですと言っていた。

カルカンパウチのスープ仕立てを袋半分やってみる。
すると時間をかけてだが全部食べた。

よかった・・・・・。
オシッコも出たしごはんも食べた。水は飲んでないがスープを飲んだし。

布団に横たわってうとうとしだしたたまに、ほっとした。




人間の都合で子供を産めなくしてしまった。
ごめんね、たま。






フェルトボール

2014-10-24 17:34:11 | 


フェルトボールを買ってみた。コチラ。

猫用のおもちゃにしてはちょっと高いよな~と思いつつも、私自身が
このカワイイボールが欲しくなってしまって・・・w

肝心のたまの反応は・・・・激烈!!

コロリ・・・と一個転がしてやったところ、30分くらい一人でずっと遊んでた。
前足ではじいて追いかけてくわえて戻ってきてまたはじいて、の繰り返し。
あまりにも夢中になっていてハアハア言ってるのに止まらないみたいなので、
途中で取り上げたくらい。





だんだん落ち着いてくると思うけど、今までのおもちゃとは比べものに
ならない反応だった。買ってよかった。

バラでも売ってるが失くしたり壊れたりしたときを考えて8個パックを買った。
こちらのお店は品質はいいんだろうけどどれも少々お高いので・・・(^_^;)
そう頻繁に買い物出来ないだろうと思って。

軽くてよく転がるし音もしない。猫の爪にちょっとだけ引っかかるところが
ポイントなんだろうな。

色もカワイイv












思い出のフォトブック

2014-10-10 17:01:45 | 


さくらの思い出を形にして残してみようと思い、フォトブックを作った。

イヤーアルバムといって、自動レイアウトでラクラクカンタンに作れちゃう♪
というふれ込みのフォトブックだが・・・・・。

・・・・・ラクラクどころか。
何時間もかかった;

ソフトが勝手にレイアウトするのだが、100%自分の思い通りになんて
出来ているわけない。
つまりまた自分でレイアウトし直さなければならない。
だったら最初から自分でやった方がまだましだよ・・・・。

などと文句も言いつつ。
きれいに仕上がった。






さくらが亡くなってしばらくは、画像を見るのさえ辛かった。

元気だった頃の写真ならまだしも、年をとって眠ってばかりになった
さくらの画像を見ると涙があふれてきた。
元々飾ってあった写真を遺影として置いておくのが、精一杯だった。


家に来たばかりの頃、まだフィルムカメラだった。
今思うともっとたくさん撮っておけばよかった。

デジカメを買ってからは撮影枚数がぐんと増えた。

一眼レフを買ってからは、綺麗な画像が増えた。
私の腕じゃなくてカメラの力だけどね・・・(^_^;)


1996年から2013年まで。

17年間の記憶がこの1冊に全部入るわけはないのだけど。

思い出として、いつもそばに置いておく。



↓写真を撮ってたらたまが寄ってきた。お前の大先輩だよ~。













追憶──その後

2014-10-07 15:25:32 | 


さくらが死んで1か月ほどたった頃、メモリアルグッズを作りに行った。


遺骨はずっと部屋に置いていたが、私は寂しくて悲しくて仕方なかった。
仕事から帰ると、さくらの遺影と遺骨に「ただいま」と言っていた。
精神的にも、今から思えば不安定だったと思う。

遺骨をガラスに融合させてブレスレットやペンダントを作ってくれるところを
見つけた。
作るところを見ることができる、または自分で作ることもできる、というので
そこにしたのだ。

ネットで調べるとグッズを作ってくれるところは色々出てくるが、たいていは
遺骨を郵送して作ってもらうシステムだ。

私は自分の目で見たかった。さくらの遺骨を送ってもそれが本当に使われて
いるのか、どうしても信用できないと思ってしまう。
ほんの少しでも疑いを持ちたくなかった。




そして作った数珠がこれ↑

ピンクのメインストーンにさくらの遺骨が入っている。



小さなすり鉢で、持って行った遺骨をすりつぶして粉にするのだが、私は
そのとき号泣してしまった。
不意にこみあげてきてしばらく止まらなかった。

職人の方が熱したガラスに骨の粉を混ぜて玉にしていくところも後ろから
見ていたのだが、涙でほやけてよく見えなかった。

出来上がった玉はさくらの肉球みたいにきれいなピンク。
その他の石は自分で選んで組み合わせることが出来る。
さくらの毛の色を思ってアイボリーやミルキーな感じの石にした。

出来上がった数珠を早速つけて帰った。

私はもう涙をこらえなかった。電車の中でもずっと泣いていた。
メインストーンをなでながらずっとさくらのことを思い出していた。


この数珠のおかげで、私はだいぶ楽になった。

さくらがいつもそばにいるような気にしてくれた。
玉をなでて「さくら」と呼びかけるだけで慰められた。

一つの区切りがついた気がした。






一番好きなさくらの写真。
どう?うちのコ美人でしょ?!と自慢したくなるナイスな写り。

カメラが好きじゃなくて、レンズを向けると顔をそむけてしまうさくらが
珍しくカメラ目線。

甘えん坊でおしゃべりで、犬みたいに人の後をついて歩いてた。
名前を呼ぶと必ず「ニャー」と返事をした。
口や顔をぺろぺろ舐めるのが大好き。
「私の毛づくろいまでしてくれるの?・・・イタタタ;」ざらざらの舌が
痛くてでも嬉しくて。
私にしかなつかなくて、そんなところもかわいくてたまらなかった。

愛情深くて臆病でわがままで。

つまり全部好きだったよ、さくら。


最期を見送ってちゃんと弔ってあげることが出来て、よかった。









追憶

2014-10-06 16:53:16 | 


去年の10月6日、さくらが死んだ。
もう1年が経ったのだ。

庭には去年と同じようにシュウメイギクがきれいに咲いている。
さくらの棺に入れてあげた花だ。



さくらが死んだのは日曜日の朝だった。
いつものように水を飲ませてご飯を食べさせて、そのあとさくらは
布団で寝ていた。
もうその頃は起き上がることが出来なくなっていた。

しばらくして見ると様子がおかしい。
息をしていない。

脈を診るが動いていない。
急いで病院へ連れて行った。

「残念ですが、もう亡くなってます」と言われた。
先生はそのあとも何か言っていたが、よく聞こえなかった。
涙がどんどんあふれてくる。

看護士さんに差し出された診察券を反射的に受け取り、さくらを
抱きしめて病院を出た。
車の中で声を上げて泣いた。


涙は止まらなかったが、仕事に行かなければならない。
「猫が死んだので休ませて下さい」とは到底言えなかった。
泣きながら車を運転して仕事に行った、



さくらを見送ったのは2日後の8日。
家まで火葬車が来てくれるペットの葬祭社に頼んだ。
亡くなった時の体重は1.9キロしかなかった。
真っ白に小さくなったさくらの骨を拾った。

骨を拾って、つまりさくらの肉体がなくなって、少しほっとした。
遺体をずっと見続けているのは辛かった。

同時に、これでさくらは楽になれたのかなと思った。


弱っていく一方の毎日。
病院通い。
注射、薬、輸液、強制給餌。

こんなにしてまで生き永らえさせて、これはただの私のエゴなんじゃないか。
私がさくらがいなくなったら辛いから、彼女に無理をさせてるんじゃないか。
とてもひどい無理を。


さくらが痛みや苦しみから解放されたと思えば、少しは気が楽になった。
しかし、もっと出来ることがあったんじゃないかと今でも思う。
もっとちゃんとさくらを見ていれば、もっと私が気を付けていれば・・・・。

きっとこの気持ちが消えることはないのだろう。






亡くなる半年前に撮った写真。

毎日のほとんどを寝てすごしていたさくらが珍しく目を開けていた。
私をじっと見つめるさくらを撮りながら、胸が締め付けられるように
苦しく切なくなったのをよく覚えている。

あれは予兆だったのかもしれない。

今でもこの目が忘れられない。



頑張ってくれた、最期まで。

だからもう頑張らなくていいんだよ。

きっと今頃、虹の橋の向こうで文太と遊んでいるだろう。


17年間ありがとう。

また会おうね。