kaoです
住空間、かつて「ホワイトBOX=真っ白の空間」がオシャレだとして流行っていましたが、昨今、温かみのある空間を志向される方が増えて、ホワイトから木を使った空間やアクセントや「遊び」として色を採用するようになりました
これについてのkaoの設計のモットーは、
「箱(建物)は、あくまでもシンプルに!」です
彩りを加えるのは、カーテンや家具が良いのではないか?と思っています・・・
このスタンスは、前も今も変わっていません
ホワイトBOXも「いいじゃないか!」だし、まだまだカッコイイと思っていますし、時代遅れとも思っていませんよ
ただ、クライアントさんの嗜好などを読み取っていくと、シンプルの中にも「遊び心」や「パッと気持ちが華やぐ何か」を盛り込みたいと欲張ってしまいます★その結果、色・・・なんです
今回の現場でも単調になりそうな空間に「遊び心」をプラスすべく、アクセントカラーを使うことにしました
今まで重ねてきた打ち合わせの中で、クライアントさんがどんな物が好きで、どういった空間を目指されているのか?というのを考えた上でのkaoからのご提案です
クライアントさんにもご理解頂いて、計画を進めております
今回は、かわいいカラーの扉を作る予定です
色の方向性は決まっていますので、実際のカットサンプルを見ながら、イメージに合っているかの確認作業を行います
カラーを採用するに当たっては、実際のサンプルのカラーの確認はマストです
カラーのニュアンスや感覚は、人其々ですから・・・
今やインターネット上でWEBカタログを閲覧できる時代ですが、やっぱり実物を確認するのが重要です★本当にイメージに合っているのか?時には、思っていたよりも色がくすんでいたりしますし、色そのものがイメージではなかったということもありますから・・・
塗装についても、面倒でも塗りサンプルを作って貰うか、日塗工(にっとこう)の色番号から選ぶのが良いですね
ひと口に「ホワイト」と言っても、色味の無い真っ白なピュアホワイトなのか?生成りっぽいホワイトまで幅広くありますから、色の指示はとても慎重に行わないとなりません
現在の現場は、そろそろ大詰め
この扉のカラーが決定できれば、完成まで一直線
完成が本当に楽しみです
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事務所開設10周年!
今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
■kao一級建築士事務所/一級建築士・キッチンスペシャリスト・AFP 越野かおる
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