女建築家★日々勉強【2005~2014】

kao一級建築士事務所/越野かおるのヒトリゴト。
女性建築家・キッチンスペシャリストとしての仕事や日常を書いています♪

法事ってイイモンダ。

2006年01月16日 | ひとりゴト

060115 先日、極々近い身内の七十七日の法要がありました。一緒に住んでいた父方の祖母の死・・・父が喪主ではなかったのですが、仕切り役として一部始終を目の当たりにし、いろいろ勉強になったことがありました。

七十七日というのは、よく言う「四十九日(納骨)」のことで、「7x7=49」という掛け算の九九から来ているみたいです。いつからそう言われていたのか分かりませんが、古くから九九が使われていたなんてアンビリーバボーですよね!

そして今回、お婆ちゃんの法事をきちんとやりたいと思い、初めて数珠を購入しました。数珠のこともキチンと調べてみると、いろいろ深い意味が込められているようです。こういった物、嫌いではないのでリサーチする内に興味がどんどん膨らみました(笑) 「まめ知識」ですが、数珠の玉の数は「百八の煩悩」にちなんで108個が基準のようです。小さいものは、108を割った数になるように考えられているみたいですよ。

実は、こんな不謹慎なエントリー名なのは、この後の法事の宴会のこと。

久々に会う従姉弟や、父の従兄弟まで勢揃いで「飲めや食えや」の大騒ぎ・・・「血は水よりも濃い」って言うけれど、様々な個性の中にも共通するものがあって面白かった~☆顔も何処となく似ていたり・・・

興味深い話題になったのは、叔父や叔母が俳句をたしなんでいる話から「自分たちは、平安王朝時代の歌人:和泉式部の末裔ではないか」という話が出ました(笑)俳句や能の師範クラスの実力者が多いもので・・・祖母の旧姓は「和泉」でしたから。話半分で聞いてくださいね~~~(>_<)とても公家の末裔とは思えない「飲みっぷり」ですから。

でも、前世とまでは言わないけれど、ルーツは知っておきたいな~と感じる今日この頃。祖母の代はほとんどいなくなり、その先のことは誰が語ってくれるのか・・・?法事だからこそ出る話にしばし耳を傾けて、半信半疑で聞き入るのでした(笑)

いままで法事なんて聞いたら、先に予定を入れて行かないようにしていたけど、「これぞニッポンの文化だっ」て感じで楽しめるものだな~と思う。意外とイイモンダ。