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 5.前哨戦(2)、1862年 

 北軍の志願兵、アレックスとサリーは西部戦線に配属された。

 グラント将軍に率いられ、テネシー州に迫る。
 州境付近で、南軍の防衛陣地への攻撃命令が出る。

 なだらかな丘陵の先に、丸太と岩石で作られた防衛線が見える。

 アレックスたちは横一列に隊列を組み、ライフル銃をかまえ、突進する。

 敵の防衛線に無数の銃火が煌めく。
 隣を走る兵士が、バタッと倒れた。

 隊列が崩れる。
 次々と兵士が撃ち倒される。

 攻撃途中で後退命令が出た。

(注)
 ナポレオン時代の銃は前装式滑空銃で有効射程は50メートル程度であり、密集集団突撃が有効だった。しかし、南北戦争時の銃は旋条銃(ライフル銃)で、有効射程は1キロ近くまで伸びたため、ナポレオン時代の歩兵戦術は使えなくなってしまった。

 砲兵が到着し、防衛線を砲撃する。
 崩れた防衛線にアレックスたちは突入する。

 戦場には、倒れた青い制服の北軍兵と灰色の制服の南軍兵が散乱していた。

 アレックスら北軍は、テネシー州に進む。


 南軍のジョンストン将軍は、北軍に奇襲攻撃をかけ、一時優位に立った。
 しかし、北軍は援軍を得て、南軍を駆逐する。

 参考図:「南北戦争のアトランタ」、https://www.bing.com
     
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