北軍は10万人規模の志願兵を募り、北部の産業を動員して軍備を整える。
南部は北部に比べ人口が少なかったため、徴兵制に切り替え、兵力を増強した。
そして急遽、武器生産工場を立ち上げ、イギリス、フランスから軍需品を購入する。
北軍はその輸送ルートを断ち切るべく、大西洋からメキシコ湾に至る南部沿岸の海上封鎖を始める。
この内乱は、市民や産業を巻き込んだ総力戦の様相を呈してきた。
戦闘は主に、兵力に勝る北軍が攻撃し、南軍が防御、反撃するというパターンの繰り返しとなった。
戦線は南部連合の首都、リッチモンドをめぐる戦いの東部戦線と、西の南部諸州を巡る戦いの西部戦線に分けられる。
東部戦線では、北軍のマクレラン将軍が大軍を率いて、リッチモンド攻略に乗り出す。
対するジャクソン将軍率いる南軍は、兵力は劣るものの、首都防衛のため士気高く、北軍に大打撃を与えた。
北軍は撤退する。
その後、ジャクソンの跡を継いだリー将軍は反撃に転じ、北部に侵攻する。
参考図:「南北戦争の画像」、https://www.bing.com
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