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2-2

 水は元素ではなかった(2)

  水の分子は水素原子2個と酸素原子1個が結びついて、できている。
  そして、水の分子同士が水素原子を間に挟んで、つながっている。
  (水素結合)

  この水素結合が、第1章で述べた水の特異性の原因となっている。

(水素結合している水の特異性の例)

   周期律表で同じ族に属する元素は似た性質を持っている。

   酸素と同じ族の水素化合物の沸点を下図に示す。
  水素化合物の分子量が増加すると分子間力も大きくなるので、
  沸点は高くなるが、水だけは例外である。
 
  融点についても同じ傾向を示す。
   
〇水は他の化合物に比べ、分子間力が非常に強いことがわかる。

  *これが「水は温まりにくく、冷めにくい」の原因である。


 参考図:「水とはなにか」、上平恒、講談社、2009
     
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