丘の上のつれづれ(2016年6月まで) ~飯田市知久町の陶器店かのうやのブログ

南信州、飯田市丘の上の陶器店「かのうや」の店員sunnyの器とお料理のブログです。

大平宿へ。

2013-10-06 11:14:22 | sunnyの休日
こんにちは。

今回は丘の上のことでも料理のことでもありません。
土曜日にお休みをいただいて「大平宿」を訪れましたので、そちらについてご紹介します。




大平宿は、飯田市と南木曾町の間の山間部にあった集落跡です。

江戸時代後期くらいから宿場町として栄えましたが、昭和45年に住民が集団で外部に移住してしまい、現在は建物が残されているのみです。

長野県南部には伊那谷と木曽谷が並行して南北に走っていますが、それらを結ぶ宿場町だったそうです。
祖母に聞きましたがその時代は、飯田から、みどの駅(現中央線南木曽駅)へ抜ける途中の宿場町として多くの利用者があったそうです。


飯田市砂払町の砂払温泉前の道を北西に、車で50分~1時間進みました。
私は大平宿を訪れたのは初めてです。
くねくね山道がずっと続きます。
昔の人はこんなすごい道を登って行ったんだなぁ、感心します。

何でも、この辺りにもリニア中央新幹線の線路が走るそうで工事の車が入りやすいように山道はきれいに舗装されていました。

こんなきれいな清流も流れています。


道中、キノコ狩りの方たちを沢山見かけました

宿の入り口です。


そして、宿として使われていた古民家がこんな感じで並んでいます。




建物を利用するには、一週間前までに NPO活動法人 大平宿を残す会に申し込みをし、宿泊・日帰りに応じた利用料を支払います。

私たちは、「今回は下見にしよう」と言うことで、申し込みをせずに行きましたが、運よく宿の中の一軒 紙屋さんの元住民の方とご家族が管理にいらっしゃっていたので、そちらを見学させていただきました。

建物は、大平宿が始まった頃建築された築200年以上になるものから、火事で焼失して平成になってから復元されたものまで様々ですが、こちらの紙屋さんはだいぶ古いもののようで、趣のある良い雰囲気でした。
いろりで火をたいていました。

薪の焼ける香りがなんとも言えません。

この建物や原始的な暮らしに惹かれて、また釣りの宿として利用者が結構いるそうで、特に夏は沢山の宿泊客があるようです。

建物は、本当に原始的で電気が無いものや五右衛門風呂の様なお風呂が体験できるものがある一方、電気が引かれ冷蔵庫が備えられているものなど様々で、利用する前に一度見学させてもらって、どの宿にするか決めて申し込みの際指定すると希望に添えますよ、と要領を教えていただきました。
大平宿は、11月中旬くらいまで利用できるそうです。
(それ以降は水道が凍って利用できなくなるそうです)

住んでいる場所からほど近い場所にこんな面白い場所があるなんて感動しました。
機会があったら今度は宿泊体験をしてみたいと思います

紅葉の季節には少し早いですが、自然の中に行って心も体もリフレッシュした一日でした。

みなさんのお家の近くには、自然やスローライフを体験できる場所がありますか?
時折そんな体験をしてみるのもオススメです

読んでいただいてありがとうございます。

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