皆無斎残日録

徒然なるままに、日々のよしなし事を・・・・・

Windows8.1の64bit版にApache、PHP、MySQL、phpMyAdmin、WordPressをインストールしてみた~その3

2015年03月08日 07時58分49秒 | コンピュータ

【MySQLP編】

今回はMySQLのインスト―ルです。

まずはMySQLのダウンロードです。

(1)ここhttp://www-jp.mysql.com/downloads/のページに行って、そこから辿って行きます。

(2)フリーの「MySQL Community Edition」を選びます

(3)「MySQL Community Server」を選びます。

(4)「Windows(x86,64-bit),MySQL Installer MSI」を選びます。

(5)Select Platform項目で「Microsoft Windows」を選択し、「Windows(x86,32-bit),MSI,installer」を選択します。32-bitになっていますが64-bitも含まれていますので大丈夫です。

(6)最終的に、ここhttp://dev.mysql.com/downloads/file.php?id=455549に行きつきますので、「No thanks, just start my dawnload」をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードした「mysql-installer-community-5.6.23.0.msi」というインストーラーファイルを実行してMySQLをンストールします。このインストーラーファイルには「MySQL Workbench」や「MySQL Notifier」等も含まれています。インストール自体はインストーラーのガイダンスに従っていけば特に難しくはありませんが、英語表記ですので若干戸惑うかもしれません。これに関しては少し記述するに留めます。

インストーラーが起動した後の最初のWelcome画面で「install MySQL Products」を選択して次に進みます。次の画面からは左ペインの各ステップ順に実行していきます 

  • [License Information]ステップ
    1. ライセンスの確認です。「I accept the license terms」の左側にあるチェックボックスをチェックして「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Find Latest Products]ステップ
    1. 最新版のMySQLの確認を行うどうかの画面です。今回は「Skip the check fot updates」の左側にあるチェックボックスをチェックして省略します。チェックしたら「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Setup Type]ステップ
    1. セットアップタイプの選択です。今回は「Full」を選択します。
    2. また画面右側でMySQLをインストールするディレクトリとMySQLで使用するデータを格納するデータディレクトリを指定することができます。必要であれば変更を行って下さい。今回は初期値のままで「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Check Requirement]ステップ
    1. これからインストールする機能を使うために必要な外部プロダクトのリストがチェックされて表示されます。ここに表示されているプロダクトを使われる方は後からインストールして下さい。「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Installation]ステップ
    1. 問題がなければ「Execute」ボタンをクリックして下さい。インストールが開始されます。
    2. 右側のProductの一覧の各項目の左に全て青いチェックマークが付けばインストール完了です。「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Configuration]ステップ
    1. MySQLの初期設定を行います。「Next」ボタンをクリックして下さい。
    2. サーバ構成の設定を行います。「Server Configuration Type」ではMySQLをインストールする機器のタイプを選択します。今回は開発用の機器として「Development Machine」を選択します。
    3. TCP/IP接続の可否と、可の場合のポート番号を指定します。ポート番号はデフォルトの3306のままにしますが、他のアプリケーションと競合している時は変更します。不可にした場合はローカル接続経由でのみ接続できます。また「Show Advanced Options」にもチェックをします。「Next」ボタンをクリックして下さい。
    4. MySQLの管理者アカウントの設定画面が表示されます。「root」アカウントのパスワードを設定します。パスワード確認欄にも同じパスワードを入力します。
    5. 「SQL User Accounts」欄の「Add User」ボタンをクリックして、phpMyAdmin用に管理者権限のユーザーアカウントを「DBadmin」という名前で作成しておきます。追加設定が終わりましたら「Next」ボタンをクリックして下さい。
    6. MySQLをWindowsのサービスとして動かすかどうかの設定画面が表示されますので、サービスとして動かす場合には「Start the MySQL Server at System Startup」にチェックをいれサービス名を入力してす。今回はチェックを行いサービス名はデフォルトで設定されていた「MySQL56」のままとします。
    7. またサービスを動かすWindowsのユーザー名を選択します。特定のユーザーで動かしたい場合には「Custom User」を選択してユーザーを指定します。今回はデフォルトのままとします。 設定が終わりましたら「Next」ボタンをクリックして下さい。
    8. ログに関する設定です。こちらはデフォルトのままにします。設定が終わりましたら「Next」ボタンをクリックして下さい。
    9. サンプルに関する設定です。こちらは特に設定する項目などはないので少し待っていて終了したら、「Next」ボタンをクリックして下さい。
  • [Complete]ステップ
    1. 「The installation procedure has been Completed」のメッセージが表示されていれば完了です。
    2. 「Finish」ボタンをクリックするとMySQLがサービスとして起動します。以上でMySQLのインストールは完了です。 「Start MySQL Workbench after Setup」にチェックが入っていれば「MySQL Workbench」が起動します。

次ユーティリティをダウンロードします。必須ではありませんから、インストールするしないは自由に。

(3)の画像のページの中ほどに「MySQL Utilities」という項目がありますのでそ、この「DOWNLOAD」ボタンをクリックして下図のページに行き、64bit版のダウンロードボタンをクリックします。

最終的に、ここhttp://dev.mysql.com/downloads/file.php?id=454399に行きつきますので、「No thanks, just start my dawnload」をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードした「mysql-utilities-1.5.3-winx64.msi」というインストーラーファイルを実行してインストールします。これもガイダンスに従っていけば特に難しくはありません。これに関しては特に記述はしません。

MySQLが正常にインストールされると「MySQL Notifier」がタスクトレイに入っています。これを使って色々操作が出来ます。

「MySQL Workbench」は「MySQL Notifier」からでも起動させられますし、「 MySQL Notifier」が動いてなくとも単独でも起動させられます。データベースを操作するツールとして使いますが、表示が英語ですので、phpMyAdminをインストールして使った方がいいと思います。

 

MySQLのサービスの確認・起動方式の変更などは、プログラムの管理のサービスで行えます。


Windows8.1の64bit版にApache、PHP、MySQL、phpMyAdmin、WordPressをインストールしてみた~その2

2015年03月06日 08時23分23秒 | コンピュータ

【PHP編】

今回はPHPのインスト―ルです。まずはPHPのダウンロードです。ここhttp://windows.php.net/download/から「VC11 x64 Thread Safe (2015-Feb-19 01:45:29)」のZIPファイル(php-5.6.6-Win32-VC11-x64.zip)をダウンロードします。

次にそれを解凍します。展開されたファイルのあるフォルダ名を「php56」というフォルダ名にし、Apacheディレクトリの直下に「php56」フォルダ全体を移動します。(注:解凍の仕方によっては、生成された親フォルダの下に同じ名前でフォルダが生成され、そこに展開された中身ある場合があります)

PHPプログラムのデバッグの為に、Xdebugというデバッガをダウンロードして使えるようにしておきます。まずはhttp://xdebug.org/download.phpから、必要なファイルをダウンロードします。PHPのバージョンに合うように今回は「PHP 5.6 VC11(64 bit)」(php_xdebug-2.3.1-5.6-vc11-x86_64.dll)をダウンロードします。これを「C:¥Apache¥php56¥ext」ディレクトリに移動します。

テキストエディタで下記の内容のファイルを作成し「phpinfo.php」というファイル名で「C:¥Apache¥Apache24¥htdocs」ディレクトリに保存します。これはPHPがちゃんとインストールできたか確認するためのものです。

次に設定ファイル「php.ini」を作成します。「php.ini」ファイルは「C:¥Apache¥php56」ディレクトリにある「php.ini-development」と「php.ini-production」のうち「php.ini-development」を利用して新規作成します。テキストエディタで「php.ini-development」を開きます。

下記の様に追加又は修正(コメント記号除去を含む)します。行番号は見つけ出す時の目安ですので参考にしてください。

  1.  202行:short_open_tag = On
    phpソースを書くとき、上図のようにショートタグが有効になります。
  2.  714行:include_path = "C:¥Apache¥php56¥includes"
    phpでソースを書くときに取り込むファイルの有るディレクトリを指定します。
  3.  725行:doc_root ="C:¥Apache¥Apache24¥htdocs" 
  4.  736行:extension_dir = "C:¥Apache¥php56¥ext"
    拡張モジュールのあるディレクトリを指定します。
  5.  810行:upload_max_filesize = 20M
    アップロードするファイルのMAXサイズです。WordPressでこれくらいないとエラーになることがあります
  6.  888行:extension=php_mbstring.dll
    日本語処理モジュール
  7.  890行:extension=php_mysql.dll
    MySQL処理モジュール 
  8.  891行:extension=php_mysqli.dll
    MySQLite処理モジュール phpMyAdminを使うときこれが無いといけないようです
  9.  915行:zend_extension="C:¥Apache¥php56¥ext¥php_xdebug-2.3.1-5.6-vc11-x86_64.dll"
         xdebug.trace_output_dir = "C:¥Apache¥php56¥xdebug"
    2行挿入。Xdebugモジュールをフルパスで指定します。Xdebugのトレース出力先ディレクトリを指定します。これは特にどの位置にということはなく、最終行辺りに追加してもかまいません。
  10.  927行:date.timezone ="Asia/Tokyo"
  11. 1729行:mbstring.language = Japanese
    以下は日本語の処理のための指定です。
  12. 1736行:mbstring.internal_encoding = utf-8
  13. 1744行:mbstring.http_input = AUTO
  14. 1754行:mbstring.http_output = utf-8
  15. 1762行:mbstring.encoding_translation = On
  16. 1767行:mbstring.detect_order = auto
  17. 1772行:mbstring.substitute_character = none
  18. 1783行:mbstring.func_overload = 0

内容の修正が終わったら、ファイル名を「php.ini」にして新規作成し、同じ「C:¥Apache¥php56」ディレクトリに保存します。

ブラウザを起動し「http://localhost/phpinfo.php」へアクセスして下さい。次のようにPHPに関する情報が表示されれば成功です。

読み込まれた「php.ini」ファイルがフルパスで表示されています。

Xdebug項目が表示されています

Xdebugのトレース出力ディレクトリが表示されています


おや?桜が・・・

2015年03月04日 19時12分40秒 | 自然・風景

今日は風が少し強かったのですが、日差しもあって春の気配を感じる一日でした。


 きなこを散歩に連れてゆく道すがら、地区の集会所の桜の木に花が芽吹いていまし た。というか咲いてるのもありました。種類は分からないのだけど、ここの桜はいつも早い。



おしっPもかけ終わり、さてどちらへ・・・



今日はきなこも元気に足取りも軽く遠出しましたよ。一度だけお座り休憩がありました。(^◇^)



ちょっと感心しました(*^^*)

2015年03月03日 12時43分54秒 | 自然・風景

市街地に行く途中の土手沿いの畑に、写真のような一画があります。最初は気にもならず通り過ぎていたのですが、或る時助手席の姉が、顏を左に向けて「あれは、良くできているねぇ、ほんとに良くできてるわ」と言いました。でもその時は、何のことやら?とそのままやり過ごしました。


別の時、ここを通ると又姉が「ほんとによくできてるねぇ。遠目には人間に見えてしまうよ。しばらく見ていて動いてないのが解って初めて人間じゃないと気が付くわぁ」と言ったので、見ると人間そっくりの案山子です。顏も手足もちゃん作ってあり、服も農作業の人らしいのを着せ、帽子やホッ被りもさせて、まるで本当の人間が農作業をしているようです。それ以来、ここを通る時はいつも視線を遣るようになりました。



確かに良くできていて、ちょっと見には人間に思えます。「簡単なのでは鳥が逃げないかな?」と思ったのかな?「どうせ作るならいいものを」と作った人が凝り性なのかな?いずれにせよ、ちょっと面白い風景です。


でも、効果はどうなのかな?カラスやスズメはどう思うのかな?この辺りはイタチが結構いるみたいだが、それにもどうかな?



Windows8.1の64bit版にApache、PHP、MySQL、phpMyAdmin、WordPressをインストールしてみた~その1

2015年03月02日 21時24分04秒 | コンピュータ

【Apache編】

壊れたWindows7マシンを破棄して、昨年新しくWindows8.1マシンを購入しました。Hewlett PackardのENVY15-j130TX です。この度改めて、Apache、PHP、MySQL、phpMyAdmin、WordPress をインストールしたので、備忘録がてらに記録しておきます。Windows8.1が64ビット版ですので、これらも64ビット版をインストールすることにしました。

このシリーズ「その1」~「その5」迄、そこに記述してある手順に従ってインストールをされて、パソコンに何らかの不具合が生じても当方は責任をもてません。実施される場合は自己責任でお願いします。

今回は開発・テスト環境の構築という事で、インストールするPCには他にWebサーバーやメールサーバーが動作していないものとします。Cドライブのルート直下に「Apache」というディレクトリを作成しておき、その配下にインストールします。

まずは、Apache のダウンロードです。ここApache Roungeから「Apache2.4.12 win64」のZIPファイル(httpd-2.4.12-win64-VC11.zip)をダウンロードします。次にそれを解凍します。展開されたファイルのあるフォルダ名を「Apache24」というフォルダ名にし(デフォルトで「Apache24」というフォルダならそのまま使います)、「Apache」ディレクトリの直下に「Apache24」フォルダ全体を移動します。
(注:解凍の仕方によっては、生成された親フォルダの下に同じ名前でフォルダが生成され、そこに展開された中身がある場合があります)

次に設定ファイル「http.conf」を修正します。PHPに関連する設定はPHPをインストールした後でもかまいません。「http.conf」ファイルは「C:\Apache\Apache24\conf」ディレクトリにあります。

下記の様に追加又は修正(コメント記号除去を含む)します。行番号は見つけ出す時の目安ですので参考にしてください。PHP関連の部分はコメントにしておいて、次回のPHPのインストール後に有効にしてもいいと思います。

  1.  37行:ServerRoot "C:/Apache/Apache24"
  2.  58行:Listen 127.0.0.1:80
  3. 177行:LoadModule php5_module "C:\Apache\php56\php5apache2_4.dll"
    (*PHPをインストールしていないと無意味です。ロードエラーか無視されますよね)
  4. 218行:ServerName localhost:80
  5. 242行:DocumentRoot "C:/Apache/Apache24/htdocs"
  6. 243行:<Directory "C:/Apache/Apache24/htdocs">
  7. 276行:DirectoryIndex index.html index.php
    (*PHPをインストールしていないとindex.phpは無意味です)
  8. 359行:ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Apache/Apache24/cgi-bin/"
  9. 360行:ScriptAlias /php/ "C:/Apache/php56/"
         PHPIniDir "C:\Apache\php56"
    2行追加します(*2行目は、PHPをインストールしていないと無意味です。2行目は最終行として追加してもいいです)
  10. 375行:<Directory "C:/Apache/Apache24/cgi-bin">
  11. 426行:AddHandler application/x-httpd-php .php
    (*PHPをインストールしていないと無意味です)

Apacheは必要な時だけ起動させておくこともできますし、Windowsのサービスとして起動するように設定しておくこともできます。

先ずはコンソールアプリケーションとしてApacheを起動する方法です。

コマンドプロンプトを管理者モードで開き、「C:\Apache\Apache24\bin」にディレクトリ変更し、「httpd」を実行します。(これ以下のコマンドプロンプトもすべて管理者モードで実行してください。カレントディレクトリもここと同じ場所にして行ってください。)

Apacheを停止する場合は、コマンドプロンプト上で「Ctrl+C」を押して下さい。次のように表示されればApacheは停止しています。

次にApacheをサービスとして起動する方法です。

ApacheのサービスをWindowsに登録を行います。下図はサービスとして登録しスタートさせた状態です。

下図はサービスを停止してサービスとしての登録を解除した状態です。

又サービスの起動・停止はサービス登録されてる状態で、同様にコマンドラインから行います。

サービスの起動・停止は「ApacheMonitor.exe」を起動させても出来ます。(こちらの方が解りやすい)。「ApacheMonitor.exe」は、「C:\Apache\Apache24\bin」ディレクトリにあります。

又Apacheのサービスの確認やサービスの起動方式の変更はコンピュータの管理のサービスでも行えます

Windowsが起動した時にApacheMonitorを起動させておくには「ApacheMonitor.exe」のショートカットを「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ」ディレクトリに置いておきます。

ブラウザを立ち上げ「http://localhost/」へアクセスして下さい。次のように表示されればApacheは正常に起動しています。


パグ犬きなこの写真日記

日記No.2……2010年3月~

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