下街道を行く １２－１５６ 伝馬町 （名古屋市）

近くを探したが少彦名神社が見つからず近くの
人に尋ねる。「そこのビルの間の小さな神社と
言う。昔はこの辺りには薬屋が多くあったがどこかへ
行ったよ」という。
なるほど大きなビルの脇にあり見過ごしていた。
1０月15日には製薬関係の人々が集まり祭礼を行う。
薬研と鉄鉢による調薬の奉納が行われる。

下街道を行く １２－１５５ 伝馬町 （名古屋市）

車の行き交う外堀通りから一歩外れて道を行くと
中学校の正門に「伊藤圭介出生地」の立て札が
ある。説明文には「蘭方医・植物学者である
伊藤圭介は享和三年（１８０３）この地に生まれた
・・・明治二十一年我が国最初の理学博士となり
九十九歳の長寿を保った」書かれてある。

下街道を行く １２－１５４ 伝馬町 （名古屋市）

名古屋城では開府400年のイベントが数多く
催されている。なかでも名古屋城本丸御殿の
建設模様・武家と玄関　虎の美術・お堀めぐり
などが見学できた。

下街道を行く １２－１５３ 伝馬町 （名古屋市）

東片端付近は都市高速道が走り周辺は
大きく変貌している。
大津橋では現在開府400年イベントで
外堀を歩くことが出来る。
「この付近に瀬戸電の駅が昔あって階段を
上ると名古屋城に行けたが・・・」と
聞くとやはりその階段が残っていた。
愛知県庁の玄関には「COP１０と祝・中日
ドラゴンス優勝」の看板があがっていた。
その横に名古屋市庁舎が見えた。

下街道を行く １２－１５２ 伝馬町 （名古屋市）

大光寺の門前には井上士朗宅跡の表札がある。
「尾張名古屋は士朗（城）でもつ」とまでいわれた
俳人井上士朗は、守山に生まれ、医者の伯父の
跡を継ぎ産科医となった・・・」士朗の旧宅はこの
大光寺に隣接したあったと記されている。