直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

ふるさとを想う気持ち… その2

2015年11月13日 | 日記
11月13日
利用者さんのお墓参りに付き添いました。

東濃地方出身の方ですが、頼れる身寄りがいなくなって10年以上になります。
一昨年、私は初めてお墓参りに付き添いました。

お寺の名前を知っていたので、大丈夫だろう~と下調べせずに出かけて大失敗。
利用者さん「名前は知っていたけれど久しぶりで道順が分からない…」
!?

当時は、まだグーグルマップを持っていませんでした。
あちこち、探し回って1時間。
やっと、たどり着いた思い出の場所です。

今日は、道順も覚えていて、予定通り到着。
利用者さんにとっては、一年ぶりです。
もう一人の付き添い職員さんと3人で、掃除を始めました。
根が張っていて、しぶとい草もありましたが、何とかきれいに出来ました。
静かにお参り。

帰りに、住んでいた場所の近くを通りました。
年月が経って、家があった場所はよく分からないようでしたが、昔のことや生い立ちを色々話してくれました。

ここ数年、利用者さんの身内のお墓参りや法事に付き添うことが増えてきました。
関わり方は様々ですが、10名以上の利用者さんにそうした支援をしています。
きっと、これからも増えていくと思いますが、出来るだけの支援をしたいと思うのです。

静かな晩秋の一日。
利用者さんの「ふるさとを想う気持ち」に触れることが出来て、私にとっても“良き日”でした。

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