サイクリスト兼堀君のヘソ曲がりな人生ブログ

サイクリストと言いながら子どもを設けて以来6年、自転車に乗ってません。

【拡散版】チェルノブイリ・ネックレス きっこ on Twitter

2013年02月15日 | 日記
福島県内の甲状腺ガン認定患者数は既に10人に達した。もはや因果関係云々のレベルではない。そればかりか白血病まで取りざたされている。これのどこが「直ちに影響はない」だよ。

きっこ on Twitter @kikko_no_blog
2013/2/14~

チェルノブイリでは原発事故の十数年後から大人の癌や心臓病や生まれた赤ちゃんの先天性異常が急増した。ベラルーシの医師は放射性セシウムを含有した食品を長年食べ続けたことが原因だと指摘しているが、政府は原発事故との因果関係を否定し続けている。これが日本の未来の姿だ。

原発事故後の悲劇を記録したドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」によると、ベラルーシでは現在も新生児の85%が先天性の障害を持って生まれてくるそうです。そして、これらの赤ちゃんを産んでいるのは、チェルノブイリ原発が事故を起こした26年前に子どもだった女性たちなのです。

【子どもたちを救うために拡散希望!】福島第一原発の事故の1ヶ月後にあたしが書いたエントリーです。日本でも福島の子どもたちに甲状腺癌が発症し始めた今、もう一度、読み直してください。「チェルノブイリ・ネックレス」→ bit.ly/i2D01K

放射性ヨウ素による被曝が原因の小児性甲状腺癌は、チェルノブイリのデータのよると女子の発症率が高くて男子の3倍だ。今回、福島県で発症した2例の甲状腺癌も、2例とも女子だ。それでも「原発事故とは無関係で『もともとあった甲状腺癌』だ」と言い放つ福島県立医大の御用教授。恥を知れ!

チェルノブイリのデータのよると、子どもが甲状腺癌などを発症せずに無事に大人になれても、放射性セシウムを含有した食品を食べ続けていると、大人になって結婚した時に、その夫婦から生まれる赤ちゃんの85%は水頭症や心臓疾患や奇形などの先天性の障害を持っている。

今の子どもたちが、15年後、20年後に大人になって結婚して、やっと授かった赤ちゃんが生死に関わる障害を持って生まれてきても、今まで原発を推進して来て、大事故が起こってもカネのために推進し続けている今の政治家たちは、誰1人として政界にはいないし、誰1人として責任など取らない。

チェルノブイリの事故後、ベラルーシ政府が「安全だ」と太鼓判を押したものだけを食べ続けてきた人たちの多くが、甲状腺や心臓の疾患を発症し、子どもを産めば10人のうち8~9人に先天性異常がある。そして、日本政府が「安全だ」と言っている食品の基準は、ベラルーシよりも遥かに緩い。

3.11以前に放送されたドキュメンタリーです。数年後の日本の姿がここにあります→ bit.ly/hmB7LB

本当は御用学者こそが誰よりも原発の危険性や被曝の恐ろしさを知ってるんだよね。それでも私利私欲のために安全デマを垂れ流してるんだから罪の重さは計り知れない。カネのために何の罪もない子どもたちを苦しめてまで原発を推進する御用学者や御用文化人どもは絶対に地獄に堕ちるだろう。

【山下俊一のビフォーアフター】3.11以前「20歳未満の人の場合、年間10~100ミリシーベルトで発癌のリスク」(2009年の論文より) 「発癌のリスクは年間100ミリシーベルト以上。それ未満であればリスクはゼロと考えてよい」(原発事故後に行なわれた福島県内のセミナーで)

山下俊一「現在、20歳以上の福島の人たちの癌のリスクはゼロです。ですから皆さんの中で将来、誰かが癌になった場合は、それは今回の原発事故に原因があるのではなく、日頃の不摂生が原因だと思ってください」(原発事故後に行なわれた福島県内のセミナーで)

【山下俊一のビフォーアフター】3.11以前「20歳未満の人は10~100ミリシーベルトで発癌のリスク」(2009年の論文より) 3.11以降「100ミリシーベルトは大丈夫」(福島県にて)


きっこのブログ
2011.04.15
【チェルノブイリ・ネックレス】

ウクライナやベラルーシを始め、チェルノブイリの周辺の国や町では、25年前の1986年に起こった原発事故で、多くの子供たちの体内に放射性ヨウ素が入ってしまい甲状腺ガンを発症してしまったため、多くの人たちの首に10cmほどの三日月形の傷がある。これは、甲状腺ガンの手術痕で、通称「チェルノブイリ・ネックレス」って呼ばれている。

放射性ヨウ素による甲状腺ガンは、子供に発症するんだけど、特に女の子に多く発症する。こちらの「チェルノブイリの事故後のウクライナとベラルーシの甲状腺ガンに関する報告書」(PDF資料)は、英文の資料なんだけど、26と27ページの統計表だけでも見て欲しい。26ページが「女性」、27ページが「男性」で、事故当時に1歳から18歳までだった子供たちを男女別にして、原発からの位置関係で3つのエリアに分類して、その子供たちが何歳になった時に甲状腺ガンを発症して手術を受けたのかがマトメてある。

細かい項目はそれぞれ見てもらうとして、ザクッと言えば、女の子は、放射性ヨウ素の影響が高かったエリアで1320人、影響が中度だったエリアで1167人、影響が低かったエリアで345人、合計で2832人もの子供が甲状腺ガンを発症して手術を受けてる。一方、男の子のほうは、影響が高かったエリアで495人、影響が中度だったエリアで454人、影響が低かったエリアで93人、合計で1042人と、女の子の約3分の1の発症率だ。もともとの総数は分からないけど、最初から女の子が男の子の3倍もいたとは考えにくいし、実際、男の子よりも女の子のほうが甲状腺ガンを発症するリスクが2倍以上あるって言われてるから、この統計は、そのまま素直に解釈していいと思う。

あとはこちらでご覧下さい。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2011/04/post-7f7e.html