サイクリスト兼堀君のヘソ曲がりな人生ブログ

サイクリストと言いながら子どもを設けて以来6年、自転車に乗ってません。

政治的焦土からの復興 達増拓也岩手県知事

2012年12月30日 | 日記
今年の締めくくりは岩手県知事 達増拓也氏の銘文で。
「自爆テロ解散」の真相はいずれ明らかになるだろう。まったく愚かな前首相が16万票も得票した真相もいずれ。


【政治的焦土からの復興】
日本一新の会・達増 拓也(岩手県知事)
http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-entry-221.html


平成24年12月の衆院選は、政治的な大災害のようだった。唐突な解散によって唐突に行われた総選挙は、有権者がどうすればよいかわからなかったという意味でも、民意が何を選んだのかよくわからないという意味でも、「決められない選挙」となった。集団的意志決定としての選挙が不全をきたした、荒涼たる政治的焦土が私たちの前に広がっている。

 まず、忘れてはならないのは、西松事件から陸山会裁判へと続いた「検察の暴走」がなければ、このような事態にはなっていないということである。「検察の暴走」が民主党政権を崩壊させ、大与党と与党補完勢力群からなる大政翼賛会的状況をもたらした。国民的な猛省が必要である。

 一方、「検察の暴走」をはね返せるほどに民主党がしっかりしていれば、やはりこうはならなかった。民主党政権の崩壊は民主党の自滅であることも真実である。「検察の暴走」に便乗して党内権力を掌握しようとし、消費税増税で国会の主導権を握ろうとした菅首相の邪道路線。その邪道路線を引き継ぎ、消費税増税と解散のセットを三党合意で約束し、消費増税以外にできることは解散だけ、という窮地に自らを追い込んだ野田首相。そのような党代表・首相を、党を挙げて選んだ民主党。大いなる自滅であった。

 ちなみに、菅・野田と続いた邪道路線を、マスコミがほめそやしていたことが思い出される。特に、消費税増税と「近いうち」解散をセットで約束した三党合意を、マスコミのほとんどが「『決められる政治』への一歩だ」と持ち上げていた。野田民主党がそれに気をよくしていたとしたら、今回の大自滅は、マスコミにまんまとだまされた面もあったということだ。

 それにしても、今回の野田首相による解散の決断は、天下の大愚行だった。大いなる自滅になったから愚かであるだけではなく、民意の集約としての選挙の役割をぐちゃぐちゃにして、日本の民主主義を大きく損なったという点でも愚かであった。

イギリスを始め、欧州の議院内閣制の国々では、首相の解散権を制限する傾向にある。やはり、「解散は首相の専権事項」などと言って、いつでも好きなときに解散できる、という考え方は改めなければならない。解散権は無制限であると解釈するからこそ、「いつでも解散できるのなら、今すぐ解散しろ」という野党の絶え間ない解散要求にも抵抗しにくくなる。「衆議院の解散は、国民の信を問うべきよほどの必要性がある場合に限る」という憲法慣習を確立すべきだろう。解散する以上は、何について信を問うのかはっきりさせ、争点を明確にして選挙をしなければならない。今回の選挙は、全くそうなっていなかった。

自民・公明は、「消費税率の引き上げは民主党の政権交代マニフェストの否定なのだから、あらためて国民の信を問え」と主張していた。そのロジックのままに消費税増税と解散をセットで実行すれば、政権交代の否定、民主党政権の否定を野田民主党が認めたことになる。民意を問うというより、ただただ自己を否定し、後事を自民・公明に託すための解散・総選挙になってしまった。タイミングについても、民主党関係者ですら虚を衝かれた唐突な解散で、第三極を混乱させてその結集を妨げ、一方で満を持して選挙に臨んだ自民・公明を圧倒的に有利にした。反消費税や脱原発を明確に主張する第三極が大結集に至らなかったことも、選挙の争点が明確にならなかった大きな原因である。師走の忙しさの中で、有権者がなかなか選挙に集中できなかったことも大きかった。

民意のありように即して言えば、第46回衆議院総選挙は、前回総選挙で政権交代に託された民意を引き継ぎながら、それに東日本大震災と原発事故で意識を高めた国民の民意を加えて、新しい日本のあるべき姿を決める選挙となるべきであった。反増税と、脱原発。それは、格差社会化や貧困問題の深刻化を防ぐセーフティネットの充実で地域社会を強くし、農林水産業を活かした地域経済の活性化と再生可能エネルギーの推進で地方から日本経済を再生させていく道である。

私はかねてから、日本に必要な改革の本質は、冷戦構造に過剰適応したしくみを変えることだと述べてきたが、今、さらに、「新自由主義的グローバリズム」への過剰適応傾向も含めて変えることが真の改革であると言わねばならないと思う。「新自由主義的グローバリズム」は、冷戦に勝利した西側的なものを徹底していく路線なのだが、グローバリズムと言いつつ冷戦構造の呪縛にとらわれている。リーマン・ショックで、それではだめなことが明らかになり、日本でも「新自由主義的グローバリズム」に「待った」をかけようとする民主党マニフェストが評価されて、政権交代が起きたのだった。

今回、民主党の大いなる自滅と、第三極勢力の混乱で、政治的大災害が生じ、それに日本未来の党も巻き込まれて、満を持していた自民・公明の大膨張に対し、日本未来の党は振るわなかった。しかし、日本未来の党の理念・政策こそ、本来、今回の選挙で民意の大いなる付託を受けるべきものだった。そうならなかったのは残念至極である。反省すべき点は多々あるが、大災害(野田首相によって引き起こされた人災だが・・)に襲われた中で、理念・政策の旗を高く掲げ、底堅い支持を獲得したことは、次につながると思う。つなげなければならない。

民意集約不全選挙となり、民意は国会の中よりもむしろ国会の外にある状況だ。様々な集会で声を上げる人々、インターネット上で議論する人々、筋を通す文化人・有識者、そして普通の生活者、等々、様々なつながりのネットワークを広げて、民意を形にする力とすべきだ。

その関連で、ネット世論とリアル政治の乖離についても一言。二年前の民主党代表選挙と同様の、いや、より深刻な、こんなはずではないという悲憤慷慨が、ネット上に広がっている。これは、ネット世論が、日本のあるべき姿を先取りし、先を行っているということである。リアル政治が、遅れている。

ネット世論がリアル政治を牽引していくしかけを、作らねばならない。ネットによる選挙運動解禁も、必要だと思う。ネット上のテキストや画像が、公職選挙法の今の解釈では許可されない「文書・図画」扱いなのだが、本来ネットは通信であり、電話と同様に自由化すべきなのだと思う。

焦土と化した日本政治を、復興しなければならない。復興のための力は、国会の中よりも、むしろ国会の外にある。特に、地方や、都会であっても地域コミュニティーのような所の、草の根の暮らしや仕事の現場に、日本政治復興のための力が宿っていると思う。それをていねいにつなげていけば、復興は必ずできる。今回、民意が日本を動かすような選挙にならなかったのは、解散の仕方が悪かったからであり、民意が悪くてこうなったのではない。日本国民の民意は決して悪くない。そこは信頼していいと思う。民意を大事にしていけば、日本の政治もきっと復興する。


追記
 ☆本号は無限拡散希望につき、転載許諾を必要としませんので、お取り扱いを
   よろしくお願い申し上げます。

未来の党が分裂

2012年12月29日 | 日記
民主党と違って同じ志を持つ人たちなのに何も分裂しなくたってと思う。まあいろいろあったんだろうな。亀井静香が諦めて出て行くくらいだから。
阿部知子・未来の党に清き一票を入れた身としては、これから二股をかけて行かねばならん。阿部知子は決して性悪な憎むべき政治家ではない。政党のリーダーとしてはちょっとねというところはある。選挙にからきし弱いし。改選を控えた議員が危機感を持つのも当然かもしれない。

小沢一郎はこの先も前面に出てくることはないのではないか。
「最後のご奉公」を宣告して臨んだ今回の選挙だった。結果的に失敗に終わったが、仮に成功していても次の選挙には出ないのではないかと思う。小沢ファンとしては寂しい限りだが。
これからは小沢一郎のDNAを受け継ぐ政治家が未来を切り開く。

そう思いながら愛読ブログを巡回していたところ、時々パリ氏が似たような見方をしていた。(誤記と見られる箇所は勝手に修正)


晴れのち曇り、時々パリ
2012-12-27
【翔べ、森ゆう子! 卒原発を廃して、真の原発ゼロを目指す「卒小沢」の始まり。】
http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/9229d161f8caac4bde9e19be31b83073

新しい時代が、幕を開ける。

@moriyukogiin 森ゆうこ
本日の首班指名は、国政政党としての責務を果たすため両議院議員総会で話し合った結果、現時点において党を代表する役職にある国会議員の名前を書くことになり、森ゆうことご記名いただいた。 大変光栄なことであり、今は小さな政党であるが、必ず皆様のご期待に添える政党にする決意を新たにした。


剛腕小沢の呼び名は、政党を壊すからでは無い。

安定している政党に安住せず、あえて理想を求めて困難へと身を投じてまで、その理念を求めて政界を再編してきたからである。

そして、この一年の彼の再編に対する小沢一郎の判断と行動とは、正しく困難に満ち満ちていた。

それだけ「政経塾民主党」が、狡猾で陰湿であった、と言う事だろう。

小沢一郎は、タイミングを逃し続けて来た。

幾つもの「決断」のタイミングを逃し、その度に次の決断をより困難な物にして行った。


小沢一郎としては、臥薪嘗胆して民主党内に止まり、あわよくば党内で実権を回復する事を「是」としていた以上、決断の先送りもやむを得ない事であったかもしれない。

一年前「新政策研究会」を立ち上げたときは、表面上は150名程の賛同者が集った。

あの時点で、「完全無罪」になっていれば、と返す返すも無念でならない。


「れば」も「たら」も詮無い事。

そして、今回の選挙の「遅すぎて早すぎた」解散のタイミングは、野田佳彦に取って「乾坤一擲」の最後ッ屁であった。

民主党と自民党とが、共に準備不足で選挙戦に突入する事を望んだ小沢にしては「遅すぎ」、かつ小沢が反撃を確実な物にするには「早や過ぎ」た。

『国民の生活が第一』の時点で、確かに支持者の間では盛り上がっていた。

ネット空間では、ヘタすると全勝なんて妄想してしまうくらいに。

しかし、既成メディアによる3年3ヶ月の「殺小沢」のもたらしたマイナスイメージを、本人は十二分に理解していたのだと思う。

しかも、三党合意大政翼賛側は、消費税増税を選挙の争点から巧みに反らして行った。

勿論、メディアの強力な後押しを得て。


そこに、新たに急浮上して来たのが、三党揃って「原発推進」出る事への、対立点であったのだ。

金曜ごとに繰り広げられて来た、全国的「反原発デモ」のうねりも、小沢に取って力を得る源泉と移った事であろう。

自民党時代の原発制作への関わりを「自己批判」して、小沢の「原発ゼロ」の姿勢は明確な物になっていた。


そのタイミングでの解散を受けて、小沢の直感は「小沢らしい」敏速な行動を取らせて、「日本未来の党」の結成と「国民の生活が第一」の合流へと至ったのだった。


その時点で、「小沢の直感」はマイナスへと作用してしまった。

支持者以外の受け止め方は、あくまで露骨な「選挙対策」に過ぎず、小沢のマイナス・イメージを、更に煽ってしまっただけに終わってしまった。

支持者の間では、盛り上がって頂点に達した時点での肩すかしに、多くが戸惑い脱力し足並みが乱れてしまった。

当然候補者達自身にとっても、何の説明も無くいきなり旗を変えさせられて、未知の党首の元に闘うハメになり、混乱はその頂点を極めるに至ってしまった。


闘い終えて日が暮れて。


刀折れ、矢尽き果てて、屍累々の有様で。



その敗戦処理もせず、嘉田由紀子は「党の私物化」に走った。

その後の数日間のゴタゴタは、ハッキリ言って目を覆うばかりの惨状であった。


ポイントを纏めると、簡単である。


嘉田由紀子が、代表の立場を誤解していた。

敗戦の総括もせず、落選議員達の慰労もせず、滋賀県知事との二足のわらじを攻められて、党の綱領に反して共同代表制を「勝手に」決めてしまった。

その共同代表も、党所属議員の誰一人に図るでもなく勝手に決めて、既成事実として一方的に発表してしまった。

その選んだ相手が、政権構想も何も持たない「55年体制」の残滓の如き社民党の、脱藩議員阿部知子であった。

阿部知子も、自分の立場を理解せず、共同代表の座を何の躊躇も無く受けてしまった。


誰もが知る通り。

選挙戦の、実質的実体は「旧国民の生活が第一」が全て取り仕切った。

資金も、候補者探しも、運動のコーディネートも、党本部のスペース自体も。

にも拘らず、嘉田は自分の人気が「未来」のセールスポイントだと思い込み、阿部はその嘉田の信任が、自分に取って当然だと思い込んだ。


しかし、原因や背景は一般的には知られる事は無い。

大方のにとっては、小沢の我が儘、小沢の利己的行動としか、受け取られない。

選挙の為に、隠れた。

隠れても効果が無かったら、不平不満をあらわにして、「部下」を使って批判している・・・と。


分裂前で、衆院9人。
参院合わせても19人。

かくして、小沢一郎の「不敗神話」は脆くも崩れ去った。

弱小勢力の小野党に転落した小沢一郎は、その政治的存在感を失ってしまった。

よしんば民主党が分裂しようが、維新が分裂しようが、誰かが弱小小沢と組もうと考えるだろうか。

小沢と組む事に、強力なメリットを見いだすであろうか。


最早、他党に手を突っ込んで引きはがし、自分に有利な様に作り替えるような「剛腕」は、姿を消した。

ただ、負のイメージを更に増やしただけで…。



これから先、小沢一郎の個人的実力だけに「おんぶにだっこ」では通用しない局面となった事は、否定出来ない。

これまで散々言われて来た。

小沢の理念を受け継いだ、安心して任せられる後継者の出現こそが、最も望まれるべき事なのだ。

剛腕小沢のカリスマ政党では、もう立ち往生してしまった。

今こそ「卒小沢」が求められている。



今回の騒動の、大方の受け止め方は、以下の通りである。

?『未来分裂、小沢系が党名を「生活の党」に 嘉田氏を追い出し』(産経)
?『「未来」より今のカネ!?日本未来の党、わずか1年(原文ママ)で分裂』(スポニチアネックス)
?『「また小沢流が出た」 未来分党、他党冷ややか 岩手』(産経)
?『<未来>小沢氏また「壊党」 「母屋」乗っ取る形に』(毎日)



せいぜい、少しは中立的書き方をしているのが(珍しく)読売であった。


?嘉田氏ら「名」を、小沢氏「実」取る…未来分裂(読売/見出し)

>日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に変え、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員へと変更することを総務相に届け出た。

> 「生活の党」は小沢一郎衆院議員ら旧「国民の生活が第一」(現在は国会議員15人)のメンバーで構成される見通しで、嘉田氏と嘉田氏に近い阿部知子衆院議員らは離党することになり、分裂が決まった。嘉田氏らは政治団体として党名を引き継ぐ方向だが、結党1か月にして国会から未来の党の名は消えた。

>当初は小沢氏らが離党するとの観測もあったが、離党して新党を結成した場合に受け取れる政党交付金は、未来の党が受け取る予定だった約8億6500万円(現時点での勢力による試算)と比べ、大幅な減額となる。

>小沢氏に近い議員が「衆院選の選挙資金の多くは、旧『国民の生活が第一』が負担した」などと語る一方、嘉田氏側は、日本未来の党という党名の存続にこだわり、党の「割れ方」を巡る騒動を「カネ目当てと思われたくない」と周辺に語っていた。

>これが、嘉田氏らが「名」を取り、政党交付金という「実」を小沢氏らが取る格好の決着になったものとみられている。
【読売新聞/12月27日(木)20時58分配信】



@miyake_yukiko35 三宅雪子
今回の件(分党)であらためて学んだのは、こういう時は間違いのみ淡々と指摘する。個人的な思いは、その訂正ツイートでは、排除する。で、一言。党の内情を知っていて(まさか知らない?)乗っ取り、と言うのか。


嘉田由紀子の「カネ目当てと思われたく無い」という台詞も、選挙資金を一体どれだけ準備出来たのか、供託金没収に依る3億円にも上る借金を、引き受ける覚悟が有るのか、と問い返してやりたい所である。

しかし、「生活」が集団離党して借金だけ抱えて政党助成金は無し、という形よりはまだマシだと言うものだ。


@NakamuraTetsuji 中村てつじ
今朝の新聞各社の記事を見て「嘉田代表は最後まで当事者意識がなかったのだなあ」と。私たち落選議員に会わないまま党を離れて行かれるというのは残念です。>「未来の党名「生活の党」に 嘉田氏ら分派へ」



そして、片方の当事者は。

@abe_tomoko 阿部知子(日本未来の党)
ピンクの朝焼け、今朝もお礼の街宣。選挙が終わって、二週間足らず、日本未来の党は今日分裂。誕生から丸一ヵ月である。私は嘉田さんとこの党の旗を継承するが、政党としてのお金や資格は全て小沢グループに。未来の党で頂いた340万の比例区票の重みも踏まえて、これからもしっかり取り組みたい。


この人、最後まで事の本質がお解りでないらしい。



さあ。


ねじれは解消された。


森ゆう子代表。

悪く無い。

悪く無いどころか、多いに結構。


彼女は、小沢一郎への「検察審査会」による架空疑惑起訴を、検察に対して追求し続けて来た。

自称側近の古株共の、オオカミの威を借る狐達と違って、小沢の理念を受け継ぐ物の義務として、やるべき事をしっかりやって来た。


もし今回、千葉4区で三宅ゆき子が、みごと野田佳彦を破っていたら、この役割は三宅に回って行ったかもしれない。

やはり党代表は、衆議院議員であるべきだ。


しかし、「情の三宅」に対し「理の森」という風に見てみると、この代表の座はやはり森ゆう子の方が相応しいであろう。


@moriyukogiin 森ゆうこ
身内の恥を晒すなとのご批判はごもっともですが、事実と全く違う内容をマスコミに流された以上、訂正しなければ既成事実となって積み重なり牙を剥いて襲いかかる。「言わせたい奴には言わせておけ、お天道様が見てる」が信条の小沢一郎さんはこれでやられたのです。


そうだ。


弱小勢力になった以上、これからは今までの「小沢暗殺」に加担して来た既成メディアに、多いに反撃を加えて行かねばならなくなるであろう。

そうしないと、次の参院選までに、完全に抹殺されてしまう事になりかねない。


そう考えると、森ゆう子は代表としてうってつけで有る。

多いに期待しよう。


翔べ!

森ゆう子!


   
   幾多の困難を飛び越えて



願わくば、森ゆう子さん。

もう少し「温かさ」を会得して下されば。。。。



いずれにせよ、『生活の党』は、飛翔する。


あらゆる困難を乗り越えて、飛び立て!

弾けろ、卒小沢の若き戦士達よ!

未来に不安を抱きつつ納会

2012年12月28日 | 日記
今日は会社の納会だった。政治状況もそうだが、我が社の経営状況も予断を許さない。下期に入って業績予測に大幅な下方修正が入った。大抵の会社が似たような状況らしい。急に円安に振れたことで更に厳しい展開になると思われ。
当然のことながらフトコロ具合にも影響が出るわけで、更なる生活防衛を考えねばならん。

本来なら仕事納めと言えどもギリギリまで人事を尽くし天命を待つべきだが、クリスマス明けから既に正月モードで緊張感もへったくれもない社員役員なのだった。これもどこの会社も同じなのだろう。
まあそれでも納会は至極まじめに定時後。会議室を開放し、ごく地味に。酒がありさえすれば贅沢は言わん。30分後には李白の境地と相成った。

ときどき思うのだが、この季節お約束の忘年会、これは日本だけの風習だろうか。一年の嫌なことを忘れて心機一転頑張ろうということだが、忘れてはならないことだってあるわけだ。大晦日しめやかに行く年くる年カウントダウン、古刹の鐘の音ゴ~ン。日付を跨いだ瞬間に、着物姿のバカタレントが「新年明けましておめでとう!」と呆け顔をさらし、これまでの全てを忘れよう、忘れてください新しい年ですといわんばかりのテレビ番組の一億総白痴化演出に違和感を覚えて○十年。そろそろこのパターンはやめようぜ。

ちなみに自分はテレビを見ない、見たくないのだが、周囲が勝手にテレビを点けるので、苦虫をかみつぶした表情を隠して仕方なく鎮座しているのが常。正月は別室で仕事してようか。呑みながら。

原子力マフィア やりたい放題

2012年12月27日 | 日記
忘年会続きで呑んだくれているうちに想像だにしなかった破局が・・・。清き一票を投じた未来の党が空中分解した。亀井静香が離党し、旧生活議員は流浪の民と化した模様。
敵の思う壺にハマった。性善説の小沢さん、無防備すぎた。そこがいいところなんだが。ここで負けちゃいかん。

阿部知子氏には期待を抱き支持したが、やはり政党の顔としては不向きだと思う。知名度が低いし、なんと言っても選挙に弱い。(少なくとも神奈川12区では)追い風の吹いた今回の選挙でも票を延ばせなかった。これからの挙動に注目したい。

小沢一郎が懸念した通り、得体の知れない国家主義者が国政を牛耳ることになり、原子力マフィアはやりたい放題のようだ。異常事態だ。しばらく暗黒の世の中が続く。


【震災がれき反対 また逮捕者(東京新聞:ニュースの追跡)】
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/387.html
投稿者 みょん 日時 2012 年 12 月 21 日 07:33:21: 7lOHRJeYvJalE

震災がれき反対 また逮捕者
2012年12月21日 東京新聞[こちら特報部:ニュースの追跡]

大阪市が放射性物質を含んだ震災がれきの処理を受け入れた問題で、JR大阪駅前で通行人に焼却や埋め立てへの反対を訴えた大学教員ら3人が逮捕された。「通行人の妨げにはなっていない。表現の自由を侵害している」と、憲法学者ら70人が抗議声明を発表する事態になっている。(出田阿生)

大阪府警は今月9日、阪南大学の下地真樹准教授(40)ら3人を威力業務妨害と不退去の容疑で逮捕した。府警警備部によると、下地准教授らは、今年10月17日午後2時40分ごろから約1時間半、JR大阪駅の駅頭で演説をしながらビラを配ったり、駅構内の通路をシュプレヒコールを上げて練り歩いたという。駅員が退去するよう求めたが応じず、駅の業務を妨介した─としている。

当時、現場にいた人によると、子連れの女性など市民約40人が横断幕を掲げ、ハンドマイクで受け入れ反対を通行人に訴えたり、ビラを配ったりした。その後、市役所前で予定されていた抗議行動に向かうため、駅構内の通路を通過した。

現行犯ではなく、約2カ月後の異例の令状逮捕だった。下地准教授らの救援活動をしている関係者は「募金活動や選挙での街頭演説のように、公共の場でマイクを使って訴えたり、ビラを配っていただけ。なぜこれが威力業務妨害罪や不退去罪になるのか」と憤る。

訴えていた場所は駅を出たところの歩道。夜になると、若者が演奏することもある。歩道の半分は市道、駅寄りの半分はJRの敷地とされているが、当然境界線は引かれていない。JR西日本は「駅構内での演説やビラ配布などは困る。駅員が再三退去するよう注意したが、聞き入れられなかった」と説明する。

駅構内を通過する際も「デモと勘違いされないように三々五々歩いていた。歩きながらマイクで訴えたり、ビラ配布をしたという事実はない」(前出の関係者)、「隊列を組んではいないが、反対を叫んだり、ビラを配ってデモ同然だった」(府警)と食い違う。

抗議声明を出した憲法学者の一人、龍谷大の石埼学教授は「厳密に言えば、通行人にビラを配ろうとして、歩道のJR敷地に足を踏み込むことはあるだろう。だが、駅の業務を妨害するほど悪質とは考えにくい。市民が街頭でがれき処理について、政治主張を穏便な形で訴えた表現活動であり、威力業務妨害罪や不退去罪が成立するとは考えられない」と話す。

大阪府と大阪市は岩手県の震災がれきの試験的な焼却・埋め立てを11月に実施、来年2月から本格焼却・埋め立てを開始する予定だ。11月には、住民説明会が開かれた区民ホールの廊下で抗議していた人たちが建造物侵入容疑などで逮捕(後に威力業務妨害罪で起訴)されるなど、反対活動への警察の介入が相次いでいる。今年9月からの逮捕、起訴で現在も8人が拘留されている。

石埼教授は「政治的な問題は民主的に解決すべきこと。正当な言論活動に対して、恣意的に刑罰権を発動すれば、市民は委縮し、やがて政治的活動を差し控えるようになる。今回の逮捕は憲法が保護する表現の自由を侵害し、ひいては民主主義を害する暴挙だ」と厳しく批判している。

真理が我らを自由にする

2012年12月26日 | 日記
国立国会図書館の生みの親、羽仁五郎の含蓄ある言葉だ。
今、真理を見極めるべく最も精力的に文筆活動をしているのが植草一秀氏だと思う。
注目あれ。


植草一秀の『知られざる真実』
2012年12月25日 (火)
【「大地震と原発」排除が目的の「活断層と原発」】
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-be21.html

12月23日のIWJ「饗宴Ⅲ」では、極めて意義のあるシンポジウムが開かれた。

その一部はすでに紹介させていただいたが、私たちが情報を共有しておかねばならないことがらが数多く示された。

そのなかの三つをここに明記しておきたい。

第一は、「原発-活断層」のキャッチコピーに対する注意喚起である。

第二は、安倍政権の米国傀儡を示す事実の掌握と、今後への備え。

第三は、既得権益と政治とのつながりを生み出す政治資金について。

いずれも、極めて重要な内容を含んでいる。


「原発-活断層」のキャッチコピーに対する注意を喚起されたのは武田邦彦氏である。

武田氏の言説に対する誹謗・中傷は非常に激しい。

このことが、武田氏の存在の重要性を物語っている。

山本太郎氏に対する誹謗・中傷も激烈だ。

私に対する誹謗・中傷も同様だと思う。

こうした誹謗・中傷を浴びるという事実に、その人物の発言の重要性、重大性が示されていると思う。


武田氏はCO2温暖化説にも強い懐疑の眼差しを差し向けてきた。私もCO2温暖化説に懐疑的である。

CO2温暖化説は、ある特定の勢力が人為的に創作した「都合のよいフィクション」である。

すべては「カネ」の追求である。

米国を支配するのが「カネ」

この米国が世界を支配下に置こうとしている。

つまり、世界が「カネ」の力で支配されるということだ。

武田氏は「活断層と原発」のフレーズに対する注意を喚起した。

極めて鋭い警句である。このような感受性、鋭さを私たちは備えねばならないのだ。

何に対する備えか。

それは「情報操作」、「情報誘導」に対する「備え」である。

うっかりすると私たちは、気付かぬ間に誘導されている。誘導する側は、用意周到に、できるだけ気付かれぬように「作為」を情報に忍び込ませる。

受け手は、その「作為」がどこに潜んでいるかを事前に知らされない。一種のサブリミナル効果だ。無意識のうちに作為の餌食にされてしまうのである。


「原発の活断層調査」が大々的に報道される。

「活断層の上の原発はけしからん」との世論が創作される。

演出が巧妙なのは、この段階で、「活断層=危険」に反論する役者を登場させることだ。

暴漢に襲われたところに正義の味方が現れる。被害者は正義の味方を本当の正義の味方だと勘違いしてしまう。正義の味方についてゆくと、実は本当の悪は、「正義の味方」と信じていた人物だった。

このカラクリが展開されている。

「活断層の上の原発は廃炉」が決定されると、反原発派は拍手喝さいしてしまう。

これが「罠」なのだ。


いくつかの原発廃炉を決めたあとで、今度は、活断層の上には立っていない原発を俎上に載せる。「活断層の上の原発はアウト」は「活断層から離れた原発はセーフ」の論理に使われるのだ。

つまり、「活断層から離れた原発はセーフ」を導くために「活断層の上の原発はアウト」の実例が時間をかけて構築されているというのだ。

本当は、「大地震と原発」、「大津波と原発」を基準に考えなければならないのだ。こうなると、日本の原発はすべてがアウトになる。

「大地震と原発」のフレーズが広がらぬように、「機先を制する」ために「活断層と原発」のフレーズが流布されている。


11月14日、米国ヘリテージ財団北東アジア・アジア研究センター上級研究員のブルース・クリングナー氏が論文を発表した。

副島隆彦研究所の古村治彦研究員がこの論文を紹介されている。

孫崎亨氏はこの内容を「饗宴Ⅲ」で紹介された。

安倍政権が提示している政策は米国の指令通りなのだ。

クリングナーは安倍晋三氏の対アジアタカ派発言を牽制し、これを抑制する必要があると指摘したが、安倍氏は早速タカ派路線を修正した。

つまりは、米国の「言いなり」なのだ。

安倍氏は前回首相に就任した際、最初に中国を訪問した。これが米国の逆鱗に触れた。今回は米国を最初に訪問して、臣下の礼を執る。

安倍傀儡政権の発足である。

湘南の宝石:江の島シーキャンドルライトアップ

2012年12月24日 | 旅行
23日は我が家の恒例行事で江ノ島へ。
この時期、江ノ島灯台・コッキング苑のイルミネーションが綺麗だ。

その前に江ノ島港へ。海上自衛隊の掃海艇が登場。家族連れに防衛ヲタクが混じる。
今年は「えのしま」と銘々された最新の掃海艇で、ボディーはプラスチック製だそうだ。
艦艇の性格上、かなりオープンで、狭い船内くまなくとまではいかないが、一通り見学可能。
お菓子のプレゼントなどもあって娘は大喜びだった。

さてコッキング苑。
17時、まだ少々明るいがカウントダウン、点灯式。そのうち日没を迎える。
江ノ島灯台のことを最近は「シーキャンドル」と呼ぶらしいが、自分はそんな小じゃれた呼び方には違和感がある。
今年は関東三大イルミネーションに選定されたそうだ。ほかのふたつは知らないので何とも評価できない。
LEDの絨毯が敷き詰められた園内は中々みごとだ。カミさんうっとり、こどもははしゃぎ回る。
オヤジはイルミネーションを肴に飲んだくれたいが、残念ながら車だ。

但し見すぎると目がチカチカしてくるのが難。
今年はすごい盛況で、江ノ島神社から人波が続いていた。こんなことは初めてではないか。

イベントは来年2月まで続行。
様子はヘタな自前の写真よりネットでどうぞ。
湘南の宝石:江の島シーキャンドルライトアップ

福島を忘れる日本人/ルモンド紙(12月18日)

2012年12月22日 | 日記
世界から嘲笑されて当然だ。
「福島を忘れる日本人」と言うより「福島を忘れたい日本人」かも。
あまりにも3.11はショックでありました。未だに信じられません。ゼッタイに信じません。というのが本当のところだろう。

フランスねこのNews Watching
2012年12月19日 (水)
【福島を忘れる日本人/ルモンド紙(12月18日)】
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/1218-e595.html

福島で起きた原発惨事は既に忘れられ、時は新たな段階へと移りつつあるのだろうか。時間とは皮肉なものだ。日本国内で国際原子力機関(IAEA)による原発の安全強化に関する国際会議が開かれるさなか、日本人は原発の再稼働を強く推進する自由民主党を与党に選んだ。

日本の豹変ぶりには目を見張るものがある。土曜日の晩まで原発からの脱却を準備していた日本は、日曜日に自民党政権が誕生して以来、停止中の48基の原発を再稼働する方向で動き始めている。この180度の方向転換は私たちを不安にさせる。2011年3月に福島で起きた大規模な原発事故は、原子力施設の安全管理体制が内包する深刻な機能不全を白日のもとにさらした。そして日本が抱える地震と津波という二重の安全リスクは今もそのまま放置されている。日本国内にある原発は全て海岸沿いに設置されており、そのうちの3つは活断層の上に建設されているのである。

●元の記事:「福島を忘れる人々」/ルモンド紙(12月18日)
(Grégoire Allix, « On oublie Fukushima », Le Monde, 2012.12.18)

なんだか匂ってきたぞ

2012年12月21日 | 日記
こりゃマジでヤバイわ。


三原じゅん子オフィシャルブログ「夢前案内人」
2012年12月16日(日)
【出口調査】
http://ameblo.jp/juncomihara/entry-11428425216.html

出口調査の結果があちこちから流れてきます。


自民党、、、厳しいです。


マスコミの流した情報はなんだったのでしょう、、、、

というくらい。


全然違う(;゜0゜)




まだ、あと30分。


どんな結果が出るのでしょうか。


【文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』】
2012-12-20
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20121220

嘉田新党「未来の党」は、即、解党せよ。「未来の党」結成に向けていろいろな内部事情や駆け引き、妥協・・・があったにせよ、結果が結果だけに、このまま、「未来の党」代表や代表代行を放置していくことはよくない。特に、嘉田由紀子滋賀県知事と飯田哲也を代表、代表代行に置いておくことは、致命的である。この二人の責任追及の上、代表職、代表代行職から追放できないとすれば、小沢系議員は「未来の党」から離党し、新党を結成した方がいい。嘉田由紀子滋賀県知事は、「ゼロから9名になったのだから・・・」と現状分析しているらしい。国政ドシロートの嘉田由紀子滋賀県知事や飯田哲也にすれば、当然のことだろうが、まったく呑気な代表と代表代行である。僕は、昨日、「未来の党」のホームページを見て愕然とした。この二人が、にこやかに笑った写真が、二つ並んで出ているだけ。森ゆうこ副代表も、今のところ、気兼ねして身動きできないらしいが、ここで「決断」し、「断行」しなければ、支持者たちはさらに離れていくことは確実である。僕は、小沢信者、小沢崇拝者、小沢支持者として、小沢一郎に訴えたい。「小沢一郎よ、表に出て、先頭に立って活動せよ」と。「人間は万能ではない。間違うこともある。間違いを改めることに躊躇するなかれ」と。


■読者からのコメント・メール。(原文のまま)。ご一読を。

 ご無沙汰しておりおます。

といっても、ブログは毎日読ませていただき、お顔もたまに拝見しております。

  橋本久美さん、とても残念でした。

未来の党の得票は壊滅的でしたね~。これはとても信じられません。私は6月頃から、『国民の生活が第一』の普及活動をしてきましたから、また『国家の犯罪』のにおいを感じましたよ。

私は、12/16(日)、投票終了後の開票立会人で東京都中央区の開票所に行ってきました。

20:15集合、翌日1:40解散の仕事でした。

以下ご報告いたします。疑義が満載です。

東京都中央区の某開票所で《比例表の立会人》をした。

以下は作業手順です。不思議な事が幾つかありました。

先ず、体育館の会場使用。入り口~「開票箱を開ける」大3台設営部。→「機械による仕分け」部で「100枚単位の同一候補者の票または比例党票」に纏める。→「点検台」で100枚が同一かどうかのチェックをする部分。→「計数器」でカウント部。→「同一票毎の結束」500毎に結束部。→「」→「コンピューター入力作業」→「」→「?」一番奥が、最高裁判所裁判官弾劾票開票台。

先頭の開票台は卓球台4台分位の大きさの台が3箇所に並んでいます。?衆議院議員選出票?都議会知事選出票?衆議院比例選出、そして入り口から遠く離れて一番奥に?最高裁判所裁判官弾劾票です。ここの開票作業が始まりです。(※下記)

この開票作業台には多くの人員が集結。1台20人超える過密ぶり。最初は7~80人、正に戦争状態。ここで自動仕分けの機械に移動。次々に候補者毎に100枚単位に纏められる。機械の仕分け音が体育館にズーッと響く。開票作業が終わると人員があちこちの作業台に散らばる。

上記の行程を流れる作業は3つに分かれます。一つは『小選挙区衆議院選出票』の系統。

2つ目が『都知事選出票』の系統。3つ目が『衆議院比例区票』の系統。

この3系統は同時的・同一の行程ラインで作業が進む訳だが、我ら『比例区』の審査委員ならびに立会人はには、点検する『比例区票』が全く流れて来ない。我らの左右の『都知事選』『衆議院議員票』には流れて来るのにである。上の作業工程からはずれてやる事なし。

8:50に開票が介しされてから、開票作業が終了は10:20。中央部の点検台終了が11:00。機械による仕分け部の横には、最初から判読不可、『審査行き』のトレーに入る票をだらだら~処理している人間達がいた。・・・・が、ここも、11:30頃は人が散り居なくなっていた。

ところがである。3系統の2つがもう終わり掛けた頃である。もう誰もいなくなった開票台の近くに6~7人が集まってきた。

今頃何を始めたのか??審査委員の一人に聞いた。この委員は仕事の内容が把握していない。

私はトイレに行く時に、その区画を選んで作業を見ながら通過。

『比例区票』を人手で仕分けしている。『何だ!・・・今頃?』その票は、私の目にも見えたし、党名が判読出来た。

トイレから戻り、審査立会人の席に戻ると、先に私が聞いた審査員の方が説明をしてきた。

どうやら、どこかに聞きに行ったらしい。こう答えた。

『あれは、機械ではじかれた比例票を人手で読み仕分けをしているそうです。』

私は『えっ?あの票は機械ではじかれる字体ではありませんよ。私にしっかり読めるものばかりでした。それにあの仕分け作業員の手の動きを見てください。一枚一枚スイスイ分けているではありませんか?』審査委員『でも機械は万能ではありませんから、読めない字がたくさんあるんでしょう?』

そんなことはない。前日に我ら立会人が打ち合わせに15:00に中央区役所に集まった。

一通りの説明を受けた後、票の読み取り仕分けをする機械のデモがあった。

そのスピードたるや見事であった。候補者名の漢字・平かな・カタカナの混じるものを

瞬時に判読仕分けをし、100枚になると、その候補者は読み取りを中止するのである。

 第一に、比例票の判別が出来ないというが、他の2系統『小選挙区』『都知事』の作業は終わっているのである。比例だけが遅れるとはあり得ないことだ。

このハップニング的な作業が11:30~11:50まで掛かり、我らの審査立ち会い作業は12:00から作業開始。ここから6万7千票の点検が始まり、『立会人の押印』をする仕事の開始だ。他は終わっているのにだ!?

終了は13:30頃だ。こんな我らの仕事は何の意味合いもない。何故か?

この会場でのコンピューター入力作業もとっくに終わり、最終の票が確定した発表も終わっているのだ。何の為の我ら立会人の作業だ?何の為の点検終了の『押印?』だ?

それから、不可思議なことがまだあった???

100枚ずつの束が5セットずつ、つまり500枚の綴り毎に我らが見ていくのだが、

『自民党』『自由民主党』の字体がものすごく似た筆跡の票が大量に重なっていたのだ。

三田瞬間に衝撃が走った。私は目を疑った。枠の収まり具合も、自民の『自』の鉛筆の走り部分から末尾までがとても似通った字体が連綿と続くではないか!?

他党も似通った字体が多かった。が字体の乱れ具合や筆跡は微妙に違った。

中には一部の時が消しゴムで消えたものや、ケシゴムで消えて空欄のものもあったが、

投票所でケシゴムを使うことなどあるのだろうか?

考えて見ると、投票箱に関しても疑義が生じる。いったい投票箱はどんな動きをしているのか?

それはここにいるものは誰も知らぬではないか?

この体育館で、投票箱から投票用紙が開票台に解放されると、今大量に集結して作業を行っている中央区の選挙管理委員会である作業員達の男女メンバーが、空になった投票箱は蓋を開けて次々と我ら審査委員・立会人をめがけて走って通過する。次々とだ。大量にある投票箱を重たそうに持って、『見てください、空ですよ~』と踊りながらきては走り去るのだ。投票台から我々の前を過ぎて行くまで、凡そ7~80メートル位を一人一人が走るのだ。ちょっと仰々しいとさえ言える。

この投票箱は選挙当日の投票開始前に、投票所の立会人が中の『空』を確認することになっている。

後は投票が済み、投票所を出たら、この投票箱が開票所までどんな動きがあるかを監視する者は居ない。

先の『踊り』まで。

  整理してみる。

?  『比例票』の系統が立会人に点検始まるのが、何故他の2系統が終了後なのか?

?  『比例票』の判読不可の投票用紙が、やはり作業の終了直前で始めるのか?

 実際その票は私でもはっきり読み取れる物で、判読不可の作業所に集まる字体のものではない。

 遠くから見ていたが、作業員も、束ねた投票用紙を左手の平にに乗せて、目の前に広がる党名の書かれた大きな用紙に次々と乗せて仕分けをしているのだ。凡そ1秒間隔で投票用紙を捲っていた。

? 『比例票』の立会人の点検は何の為か、その意義を認められない。

あってはならないことだが、『ミス』『不正』の予発生防とは縁のないもの。

? 夜の8時に投票所を出た『投票箱』が開票所に届くまでの監視は不可欠だ。

? 前日に通信社からインターネットに流れた開票結果の『予測値』とか、総務省発表の投票率の低下発表などコンピュターの作業は人工的に操作出来る物である。

わが町でも11時頃投票所にいったら行列が出来ていた。こんな事初めてだ。待つのが嫌で1時間ほど後に行ったら前より大きな行列だった。また引き返した。この時、思ったのは、

先の総務省の10時の投票率は低いとあったが、増え始めたな~良かったな(安堵)

知人の豊海地区でも、投票所は凄い行列が出来ていた、と聞いた。

投票率は高いな~と確信した。

イカサマ選挙の匂い?

2012年12月20日 | 日記
不自然さ全開の総選挙だったが、次の2トピックスはいただけないぜよ。

ANNニュース
12/17 03:58
【「未来の党」がない…投票台に掲示ミス 長野】
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221217034.html

 長野県南牧村の投票所で、投票用紙記入台に掲示した比例代表の表に「日本未来の党」が記載されないミスがあったことが分かりました。

 南牧村によりますと、村内7カ所の投票所のうち5カ所で、「日本未来の党」が記載されていない表が投票用紙記入台に掲示されていました。県選挙管理委員会によりますと、掲示する表の原本は県選管が各市町村に配布していましたが、南牧村はこの表を使わず、村の選管が作ったものを掲示していました。日本未来の党が記載されていないことに気づき、16日午前10時半までにすべての投票所で新しい表に取り替えました。県選管は17日、村の選管に「経過報告」を求めることにしています。

7カ所全部ならまだ言い訳できるが、なんで5カ所なの?
「間違いでした」じゃ済まされない問題。この村が含まれる選挙区はやり直しかな。



田中龍作ジャーナル
2012年12月17日 01:47
【投票時間繰上げ】 全国1万6千ヶ所で 自・公が得するイカサマ選挙の匂い
http://tanakaryusaku.jp/2012/12/0005874

 今回の総選挙では、投票時間を繰上げた所があまりに多いことに驚く。ツイッター上では「国民の権利を奪う憲法違反か?」「絶句。何これ?」という声が飛び交った。投票率が下がると組織力、動員力に勝る自・公が優位となる。何だかイカサマの匂いがする。

 15日付けのNHK(ウェブ版)は、全国49,000ヶ所の投票所のうち、30%にあたる16,000ヶ所で投票終了時間が繰り上げられる、と伝えた。これは大ニュースなのではないか。自分が住んでいる自治体が繰り上げていることを知らずに投票所に足を運んだ有権者はいなかったのか。

 この「投票終了時間の繰上げ」は、公職選挙法第40条1項に定められていたのだが、そこには「特別の事情がある場合」と規定されている。それが平成12年に施行された地方分権一括法により、各自治体の判断で変更可能になった。

 理由を明らかにしたのは熊本県合志(こうし)市。ここでは8時までの投票時間を7時に繰り上げた。同市のホームページを見てみると「選挙結果を早く公表できる」「期日前投票の増加」、「投票時間の長さが投票率向上に結びつかない」「人件費の削減」などを挙げている。開票作業も連続勤務で、立会人も高齢で大変、云々。

 地方紙や全国紙地方版などから、投票時間繰上げのニュースを拾ってみた。
福島県―県内の全投票所(1312ヶ所)で1時間から最大4時間繰り上げ(100%)
福島県で全市町村繰り上げるのは、この衆院選が初めてのようだ。その他、東北各県で繰り上げが目立った。また関東では群馬県は県内99%の投票所が繰り上がるなど福島県に次ぐ多さだ。

 47都道府県のすべての記事を拾い上げることはできなかったが、ほぼ全国にわたって程度の差こそあれ、投票時間の繰上げは行われていたとみて間違いない。

 その他の繰上げ状況は下記の通り。
秋田県―県内85.05%の投票所で繰り上げ
岩手県―県内64.47%の投票所で繰り上げ
宮城県―県内57.18%の投票所で繰り上げ
山形県―県内13.39%の投票所で繰り上げ
青森県―県内6.1%の投票所で繰り上げ
群馬県―県内99%の投票所で繰り上げ
長野県―県内1501ヶ所の投票所中、304ヶ所で1~3時間繰上げ。うち35ヶ所は開始も1時間遅れ
愛知県―県内1744ヶ所の投票所のうち、63ヶ所で繰り上げ
三重県―県内119ヶ所の投票所で1時間繰り上げ、534ヶ所で1~4時間繰上げ
滋賀県―県内928ヶ所の投票所中、一部で1~2時間繰上げ
石川県―県内525ヶ所の投票所中、110ヶ所で繰り上げ
福井県―県内413ヶ所の投票所中、63ヶ所で1~2時間繰上げ
奈良県―県内773ヶ所の投票所中、一部で繰り上げ
徳島県―県内512ヶ所の投票所中、一部で繰り上げ
愛媛県―県内745ヶ所の投票所中、一部で1~4時間繰上げ
大分県―県内621ヶ所の投票所中、445ヶ所で繰り上げ
    
 開票を早く終了すると、だれが得をしてだれが損するのか。少なくとも組織力・動員力に勝る自公に有利になることは間違いなさそうだ。朝刊が時間通り発行できる新聞、開票速報のスピーディさが演出できるテレビも恩恵を受けそうだ。霞が関にメスを入れようとする第3極に議席を多く獲ってほしくない官僚たちが、裏で示し合わせていたとは思いたくないが。
 《文・中山栄子》

>>「選挙結果を早く公表できる」「期日前投票の増加」、「投票時間の長さが投票率向上に結びつかない」「人件費の削減」などを挙げている。開票作業も連続勤務で、立会人も高齢で大変、云々。
これが「特別の事情がある場合」でないことは明白。中には3時間とか4時間も繰り上げたところも。



レミングの行進

2012年12月19日 | 日記
ブログというか日記というか、努めて毎日書きたいと思うのだが、なにせ夜の華やかなシーズンだ。一年で一番忙しい月なのだ。来月は来月で、二番目に忙しい月なのだ。
明日も忙しいんだな~。
が、これからはセーブしなくてはいかん。節約節約。もったいないもったいない。二次会は遠慮するぞ。といつも決意するのに、麻酔薬が注入されると、ついフラフラと着いていってしまう。


さて・・・・・
今回の総選挙の結果をひとことで言い表すと、まさにタイトルのごとくになる。政権が続けばの話だが。

何となく正義の味方っぽく見えるので威勢のいいことを言っている候補に票が集まるのだろうが、今回はあまりに極端だ。最初から本性がミエミエなのに投票するかね。民度の低さというよりM度の高さと言い換えた方がいいかも。

総選挙に紛れて話題にならなかったが、次の選挙結果も大仰天!

猪瀬直樹  4,338,936
宇都宮健児   968,960


私欲のために途中で仕事を投げ出して、ただでさえ選挙に50億円もかかるというのに、全く迷惑な話だが、それでもその後継者に支持が集まるのだからどうかしている。
宇都宮氏は、「勝手連の背後にいる、醒めた目で選挙を見つめる都民に、こちらの訴えを届ける活動が不十分だった」と感想を述べている。〈田中龍作ジャーナル参照〉
人にやさしい政治を訴えたが、醒めた目で選挙を見つめる都民には「やさしい=頼りない」と映ったのか。

同様のことが神奈川12区にも言える。
阿部知子氏の場合も他候補と違って勝手連ができた。演説にも人だかりができた。が反面、チラシには社民党カラーが残っていて、力強さ、心強さのアピールが足りないように感じた。
嘉田さんの応援だけでなく小沢さんの応援も頼めば逆転したかも知れない。あくまでも不正開票のないことが前提だが。
かく言う自分も阿部知子氏を応援はしたものの、熱烈な思い、期待というのが気持ちの中にそんなに無い。
まあ比例とは言え一応議席を守った。今後は後援会の垣根を越えて国民目線で願いたい。

落選した民主の中塚一宏氏。つい一年前まで小沢側近だった人。野田に取り込まれてから、あれよあれよと言う間に変節してしまった。後援会の方ばかり見て国民の方を見なくなったのは、自らの変節を意識してのことだろう。道を違えて進めば進むほど原点に戻るのが難しくなる。もう元の鞘には収まらないのだろうなあ。

大仰天! これってホント? 懲りない人々

2012年12月17日 | 日記
猛烈な民主党への風当たりとマスゴミによる世論誘導。
2005年の総選挙も2009年の総選挙も、そして今回も踊らされっぱなしの人々。
これがこの国の民度ということだが、墜ちるところまで墜ちても尚気付かないに違いない。

以下、神奈川12区における開票結果。

候補者    得票数(得票率) (対有権者数得票率)
星野 剛士 自 73,476 (34.1%) (19.7%)
阿部 知子 未 50,976 (23.6%) (13.6%)
中塚 一宏 民 47,834 (22.2%) (12.8%)
甘粕 和彦 維 32,590 (15.1%) (8.7%)
沼上 常生 共 10,871 (5.0%) (2.9%)

有権者数:373,511人(2011年9月2日現在)
有効投票率58%

投票率は史上最低とか。
当選の自民新人は得票率34%、有権者数を母数にすると20%。小選挙区ではこの程度の得票率で当選してしまう。

次点の阿部知子氏は辛うじて比例復活当選。積極的支持者の多さではダントツだろうが一票は一票。
見方を変えれば、マスゴミに踊らされない人々が5万人いるわけだ。中塚・沼上支持者の中にもいるはずだが、全部合わせても3割。これが神奈川12区における民度となる。

驚いたのは「維新の会」という得体の知れない政党が3万票以上を獲得したこと。いかに有権者がマスゴミの影響を受けたかということだ。
ただ、どうしても腑に落ちないのは・・・・阿部知子氏は前回総選挙でも5万票近い得票があった。演説で人だかりができたほどの今回も5万票。なんか引っかかるんだな。

それにしても未来の党。見事な敗けっぷり。
当選者は次の9人。

亀井 静香(76) 広島6区
小沢 一郎(70) 岩手4区
鈴木 克昌(69) 東海ブロック
阿部 知子(64) 南関東ブロック
村上 史好(60) 近畿ブロック
玉城デニー(53) 九州ブロック
畑  浩治(49) 東北ブロック
青木  愛(47) 東京ブロック
小宮山泰子(47) 北関東ブロック

参院選ではしくじらないように願いたい。

監視役不在の総選挙

2012年12月16日 | 日記
12月14日の国会前再稼働反対集会における小沢氏の言
田中龍作ジャーナル より抜粋
「総選挙に入っても脱原発の声は広がっておりません。新聞・テレビで脱原発を争点から外している。これは日本社会の歪です。マスコミがそういう中に組み込まれている。こんなことが罷り通ったら日本は真っ暗闇になる…(中略)国会で脱原発を通すなら、脱原発を唱える議員が多数を占めなければなりません…(後略)」。

社会の木鐸であるはずの新聞やテレビが自公民を中心とする体制側に回っている。不正開票まかり通るの図。
とにかく投票に行こう。

3.11を忘れるな

2012年12月15日 | 日記
原発政策を決める重要選挙。絶対に棄権しないようにしたい。

「原発は覚醒剤に似ている」植草一秀


植草一秀の『知られざる真実』
マスコミの伝えない政治・社会・株式の真実・真相・深層を植草一秀が斬る

2012年12月14日 (金)
【投開票日まであと2日形勢大逆転の秘策はこれだ】
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b97f.html

12月16日の投開票日まで、あと2日になった。

日隅一雄氏が私たちに遺した言葉。

「思慮深く考えて積極的に行動する」

今回の選挙ほど、この言葉が重く響く機会はない。

この言葉は日隅氏が遺された『「主権者」は誰か』というタイトルの岩波ブックレットに示された言葉だ。

すべての有権者が思慮深く考え、積極的に行動しなければならない。

積極的に行動するとは、間違いなく投票所に足を運び、投票するということだ。

主権者の2割がこの行動を取るなら選挙結果が変わる。

主権者の意志が政治に反映されることになる。

マスメディアの情報誘導に流されてはならない。それは、積極的に行動することではなく、受動的に行動することになるからだ。


投票日を目前に控えて、いま必要なことは、今回の選挙を思慮深く考えることだ。

メディアは自民優勢のムード作りに躍起になっている。

そして、選挙投票日直前に北朝鮮ミサイルだの、中国機の領空侵犯などの「仕込み」が相次いで繰り出されるところを見ると、既得権益もかなり焦っていることがよく分かる。

自民圧勝報道で、勝ち馬に乗る行動を促進し、大勢は決着済みとの印象で、投票率を引き下げる工作が行われている。

主権者国民の意思を代表する「日本未来の党」支持率を大幅に引き下げて発表しているものと見られる。

「日本未来の党」への雪崩現象を回避するためであると思われる。

これを裏側から見ると、既得権益は相当に追い詰められているということだろう。

テレビは注目選挙区の模様を放映するが、総選挙で戦う政党は全選挙区に候補者を擁立しているわけではない。

この候補者の立候補状況によって、政党の宣伝が行われる政党と行われない政党との間に不平等が生じる。「日本未来の党」が候補者を擁立していない選挙区が重点的に選ばれている。


今回の選挙でメディアが最大の力を注いでいるのは、「日本未来の党」をつぶすことだ。

これが今回総選挙の最大の目標であると考えられる。

まさに、日本の未来をつぶす行為である。


選挙のあと、政府は重大問題について最終結論を示すことになる。

重大問題とは、原発、消費税増税、TPPだ。

敦賀原発の直下に活断層が横たわっていることが判明した。

このような危険が放置されているのである。

原発は安価な発電方式ではない。

原発はもっとも高価な発電方式なのだ。

私たちは思慮深く考えなければならない。

原発を直ちに断ち切るべきものであるのかどうかを。

原発は覚せい剤に似ている。

重大な害があることが分かり切っている。大変な障害が現実に出てしまった。

このとき、覚せい剤を断ち切る決断をするべきなのかどうか。

重大な害があることを知りながら、あと20年、あるいは30年は覚せい剤使用をゼロにするのはやめる決断を下すことが正しいのかどうか。

誰にだって分かる話だ。

この問いに答えを出すのは政治家ではない。主権者である国民なのだ。

主権者が総選挙で意思を示す。これによって今後の方向が決まる。

この部分で、主権者国民は思慮深く考え、そして、積極的に行動しなければならない。


消費税の増税。日本の社会保障制度を維持するには国民負担の増加は避けて通れないだろう。

この意味で、増税を頭ごなしに否定しているのではない。

しかし、国民が増税に応じられるのは、あくまでも官僚の特権=利権が切りこまれたあとだ。官僚利権に切り込まずに消費税増税を実行するなら、官僚利権は永遠に温存される。

このことを主権者国民がどう考えるか。

それから、経済のグローバル化の時代は、すなわち「格差の時代」である。ほんの一握りの富裕層と大多数の低所得者層に国民が二分されているとき、国民からの税財源の調達は、基本的に「能力に応じた課税」に基くべきだ。

消費税による課税は、富裕層に極めて軽い一方で、低所得者層にはあまりにも残酷な方式になる。

年金財源が足りないと言って、消費税でなぜこれを賄おうとするのか。

年金制度に矛盾があるなら、それは年金制度を改変すればよいことなのだ。

年金制度を「積立方式」に移行させれば、年金財政の資金不足を消費税で調達する必要がなくなる。

すでに支払いを約束している年金について積立不足があるなら、この部分に限って、政府から年金制度への資金移転を実行すればよい。

この積立不足資金を100年程度の時間をかけて穴埋めすればよいのだ。


「社会保障と税の一体改革」と言うなら、新しい社会保障制度の骨格を徹底的に議論して結論を得る一方、財源調達の方法についても徹底論議の上で結論を得る必要がある。

これらのプロセスをまったく経ずにただ消費税大増税だけが強行実施されようとしているのだ。

本当に、こんな消費税大増税を認めてしまって良いのか。

私たちは思慮深く考えて、選挙に行って積極的に行動しなければならない。


TPPは内容が少し分かりにくい。しかし、多くの識者がTPPの本質を正確に伝えてくれている。

1.国民の生命、健康、安全を確保するための諸制度・諸規制が破壊される。

2.日本の公的医療保険制度が破壊される。

3.日本のコメ農業が破壊され、日本の共同体文化が破壊される。

4.日本の諸制度が国際大資本によって改変され、国民が賠償金支払いを強制される。

5.日本にとってメリットは極めて小さく、デメリットは計り知れなく大きい。

これがTPPだ。

正しい判断はTPPに参加しないことを決定することだ。

私たちは思慮深く考え、必ず投票所に足を運び、日本の「未来」に清き一票を投じるという積極的な行動を示さなければならない。

財務省の罠

2012年12月14日 | 日記
悪知恵だけは働く財務省の役人ども。結局、万人の期待を背負って発足した民主党政権はものの見事に粉砕されてしまった。
小沢一郎が汗水たらして築いた国民勢力も分断されたが・・・・しかし未だ半分の勇士が残っている。
正念場だ。


板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」より
【財務省が、「野田佳彦首相を切り、安倍晋三総裁を利用」する総選挙戦に仕込んだ策謀とは、何か】
2012年12月14日 05時28分02秒
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1bd14af4d6612156e8e2b1ac7cafba1d

◆総選挙運動がいよいよ大詰めになってきた。12月4日の公示から、これまでの期間に次第にはっきりしてきたのが、財務省の策謀だ。一言で言えば、「2014年4月1日からの消費税率現行5%→8%にアップ、2015年10月1日から8%→10%にアップ」を完全実施するための総選挙であるということである。
 この策謀は、「二段構え」で進められた。一段目は、まず野田佳彦首相を唆し、マインドコントロール下に置いて、8月10日に参院本会議で消費税増税法案を成立させる。水面下で、自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表など両党幹部に猛烈に工作。
 次は、野田佳彦首相に「年末までに解散・総選挙を断行するよう」説き伏せる。同時に自民党の安倍晋三総裁、公明党の山口那津男代表らに、「野田佳彦首相は、マニフェスト破りのウソつきだ」と衆院予算委員会質疑や街頭演説攻撃するよう吹き込む。そして、心理的に追い詰められた野田佳彦首相が、11月14日の国会での党首討論の場で、安倍晋三総裁に「16日に衆議院を解散する」と発言した。そして16日、衆院は憲法第7条3項によって解散された。この時点で財務省は、野田佳彦首相を事実上、「使い捨て」にした。

◆二段目は、安倍晋三総裁を利用している。2013年中、つまり2014年度政府予算案策定までに日本の国内景気を回復軌道に乗せておかなくてはならない。その手段として、思い切った「金融緩和政策」を断行する。円紙幣を大量発行して、景気を刺激するというものだ。それには財務省と日本銀行が、共同作戦を展開する必要がある。この作戦について、財務省は、安倍晋三総裁にぶち上げさせたのである。
 ところが、日銀の白川方明総裁が、すかさず反対表明した。まんまと引っかかってきたのだ。白川方明総裁は2008年4月9日、衆参ねじれ国会の下で、当時野党だった民主党の後ろ盾で総裁に就任した。白川方明総裁は、東大経済学部時代、小宮隆太郎ゼミに所属、旧民社党系シンクタンク「民主社会主義研究会」(民社研)に所属していたので、民主党に支持されたのである。財務省は、元財務事務次官(元大蔵事務次官)の武藤敏郎副総裁の昇格を望んでいた。
 日本銀行総裁は以前、大蔵省OBと日銀OBが交代で務める、いわゆる「たすき掛け人事」が続いていた。だが、28代の速水優、29代の福井俊彦と2代続けて日銀OBが就任していた。福井俊彦総裁の任期満了に伴う次期総裁人事に際し、日本銀行の独立性が確保されるかが争点となった。そのなかで、政府が国会に提示した武藤敏郎(日銀副総裁)と田波耕治(国際協力銀行総裁)の総裁人事案は、民主党など野党が多数を占める参議院で否決され、3月19日で総裁を退任した福井俊彦が3月20日付で副総裁に就任する白川方明を「次期日銀総裁が就任するまでの間、総裁の職務を代行する者」に指名した。これにより、白川方明は副総裁就任と同時に日本銀行総裁職務代行者となった。
政府が改めて提示した白川方明を日本銀行総裁に指名する人事案が2008年4月9日、衆参両院で同意を得られたことから、副総裁・総裁代行から繰り上がる形で第30代日本銀行総裁に就任した。
財務省は、日本銀行法が規定している「日本銀行の独立性」を盾に、抵抗してくるのを見込んで、日本銀行法の改正を目論んでおり、これも安倍晋三総裁に提唱させ始めた。すると、株式市場が途端に元気づき、株価が上昇、外国為替市場も、「円安=ドル高」に振れてきた。「失われた20年」に嫌気がさしている国民有権者も、安倍晋三総裁が打ち出した「景気政策」を歓迎してきたのである。このため、「脱原発、原発ゼロ」「反TPP」などの政策が陰に隠れてきた。
 財務省の策謀は、一気に効果を表わし、マスメディアも同調して、選挙情勢調査の結果について、「自民党圧勝」を一斉に報じている。
 総選挙後の12月25日、衆参両院で首班指名投票が行われて、次新首相=安倍晋三首相の再登板が決まる。かくして、野田佳彦首相は、自分が財務省に使われた「ただの走狗」にすぎなかったことを思い知らされる。

◆白川方明総裁は、2013年4月8日で任期満了となる。自民・公明連立政権は、大和総研理事長の座で雌伏してきた武藤敏郎元副総裁の総裁就任を国会承認する。併せて、日本銀行法を改正し、財政・金融の一体化を図る。この体制の下で、景気回復を軌道に乗せていく。ただし、米国、欧州は、日本が景気回復のトップを切るのを嫌っており、2年前に「5年間は景気回復するな」と要求している。「2015年まで」は派手に景気回復してはならないということなので、消費税率を二段階でアップするのに必要な景気回復を図りつつ、2016年からは、景気回復のアクセルをかけていく構えなのである。財務省は、この景気回復は、自民党しかできないと考えているのだ。民主党は、力不足と判定されたのである。

議席予想の中止要請 共産党中央委 判断ゆがめる選挙妨害 各社に

2012年12月13日 | 日記
ごもっともです。他党もこれくらい主張しないと・・・・。
でも遅すぎるんだよね。
今、テレビ新聞は世論調査報道について一見自重しているように見えるが、
それは共産党の抗議うんぬんの結果ではなくて、一連の投票誘導キャンペーンが逆効果だと気付いたからだろう。

今日の夜9時のNHKニュース、テレビガイドを見ると尖閣だとか北ミサイルの文字が踊っていた。
分かりやすい行動だ。
さて週末にかけて、彼奴らマスゴミはどういった工作に出るであろうか。


しんぶん赤旗|日本共産党
2012年12月11日(火)
【議席予想の中止要請 共産党中央委 判断ゆがめる選挙妨害 各社に】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-11/2012121102_01_1.html

 日本共産党中央委員会は10日、11日にもマスメディア各社が「各党の獲得議席予想」として世論調査の報道を企画していることについて、有権者の判断と選択を誤った方向に誘導することになるとして中止を文書で要請しました。

 要請文は、▽「議席予想」の基礎となる世論調査は各社独自の方法によるもので絶対的な判断指標ではない▽有権者は自らの選択が議席に結びつくかも含め選挙終盤まで政党・候補者を選び、大きく変化しうる―と指摘。このような「議席予想」は「国民の判断をゆがめ、政党にとっては『選挙妨害』といわざるをえない」と述べています。

 また、「予測」にすぎない「議席数」で有権者を誘導することは「新聞倫理綱領」で定める「公正」な言論とも矛盾するとしています。